自分で自分に領収書をきる、身をきる改革の維新を切る改革

2019/07/20 00:05

差別主義、倫理観常識なし、暴言だけの議員・候補者を平気で抱えるチンプラ政党維新。
日本記者クラブの党首討論党首討論で、共産党志位委員長に噛み付いて、見事に撃退され、かつ自党の金銭問題を指摘された松井代表。
ぜひこの党首討論を確認していただきたい。４２分３０秒くらいから松井代表が志位委員長へ質問という形でスタートする。

ノーカット　党首討論　参院選公示前日　各党首は？(19/07/03)
このやりとりの書き起こし（要約）
松井：国会議員は領収書なしで文書通信費月１００万円をお小遣いの党にもらっている、その制度に維新は疑問を呈し、志位さんは後悔すると言ったが、何もしていない。公約はそんなに軽いものなのか？
志位：共産党ウォッチャーの松井さんがご存じないのは驚きましたが、共産党はホームページで領収書を公開してます。文書通信費の趣旨に基づき、人件費選挙費用には一切使っておりません。会計処理は全て領収書と伝票に基づいて行い、領収書と伝票は全て保管しており、ルールができればいつでも提出の用意がある。私、維新の会について少し調べてみたのですが、この杉本かずみ議員の使途報告書は１００万円の文通費の全額を杉本議員が支部長を務める政党支部に入れており、領収書が、２枚ついておりますが、領収書を発行したのも、杉本議員、受け取ったのも杉本議員、何に使われたかは全くのブラックボックスです。使途が何かが大事なのであって、使途が何かを明確にして初めて公表したと言えるのではないか。私この問題についてもう一言申し上げると、先ほど身をきる改革が議論になりましたが、そんなに身をきるのがお好きなら、政党助成金を返照したらいかがかと、そういうふうに思います。

討論会を、見ていた時は、よくこんなずさんな議論を志位さんにふっかけるものだと呆れ藪をつついて蛇を出して襲われた悪ガキ、というイメージをもったが、当然例を挙げられたのが一議員であったが、当然その問題を追求するのがメディアというもの。遅すぎるとはいえ、今、日刊ゲンダイが問題として取り上げた。なんと全員やっていた、という藪をつついて、太った大蛇を出した松井代表

「“身を切る改革”をやるんちゃうんか」とツッコまれている。税金が原資の「文書通信交通滞在費」（文通費）の領収書を巡り、日本維新の会に新たな問題が浮上した。ナント、使途を公開している現職の国会議員２１人全員が文通費の領収書を自分で自分に切っていただけでなく、自分の政治団体に寄付していたのだ。

　国会議員には月１００万円が文通費として歳費とは別に支給されるのだが、維新の議員は「公の書類」の発送といった使途に限られる文通費を選挙費用などに流用。その上、維新が受け取った約７．６億円の文通費（２０１５年１０月～１９年３月）のうち約５．７億円が、所属議員が代表を務める政党支部や資金管理団体などに寄付されていたのだから呆れてしまう。

　維新は「使途の公開」を高らかにうたっているが、文通費が政治団体に寄付されると、別の寄付などの収入と区別がつかなくなり、結局、何に使われたのか分からなくなってしまうのだ。すでにネット上では、「＃セルフ領収書」問題として大炎上していたが、億単位のカネを関連団体に流していたことが新たに発覚し、有権者の怒りの火に油を注いでいる。維新のセコい“錬金術”について、ネット上で＜何が「身を切る改革」なのか＞との声が続出しており、投票日直前の参院選を直撃するのは必至だ。

　維新からは選挙区８人、比例区１４人が出馬している。大阪、兵庫では維新候補が当選圏内に入っているものの、セルフ領収書問題の更なる炎上で票が別の候補者に流れる可能性がある。もちろん、比例区でも票を失うことも考えられる。

　維新の“セルフ領収書”問題を巡っては、党首討論で松井一郎代表が共産党の志位和夫委員長に噛み付いたものの、逆に維新の議員が「文通費全額を自身が代表を務める政党支部に入れている」とバクロされて炎上するキッカケとなった。

「限りなく違法行為に近い」

　政治資金に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏がこう言う。

「そもそも文通費は法律で公の仕事をするために使われることが前提です。にもかかわらず、維新は文通費をあたかも政治資金として使っていいかのように解釈しています。政治資金としての使用が前提とされていない文通費を政治資金として使うのは、限りなく違法行為に近い。『身を切る改革』どころか、政治資金として還流することで身を肥やしているに等しいと思います」

善良な市民による、比例維新はもうなくなった。大阪の有権者の方々、金に汚くても大阪をおもろくするならいい、そう思うのですか？　

当確と言われる日本維新の会の現職、東徹氏(52)この人も当然文通費ごまかしていた。

維新を切って、投票は、共産党　辰巳コータロー氏、そして、立憲民主党　亀石倫子氏へ。