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党首討論3党首の意義ある提案をスルーする安倍とメディア+ゆ党のキャッチー発言には注目 かつ”野党対案出せ”とは、他党首の討論を全く聞いていない

たった45分の党首討論。意味がないとか、討論になってないとか、野党は攻めきれななかったとか、そんな報道ばかり見えるが、実際、枝野、玉木、志位3氏は、瀬ュショ鵜を追い詰めると言う目的より、独自の政策をぶつけて主張する作戦に出たと言う気がした。


こんな短い時間で(枝野氏20分、玉木氏14分、志位氏に至ってはたった5分)追求したり、討論したりは不可能で、しかも相手は、質問に答えず常設に無駄なことを話し、あてこすりと、実体のない自画自賛を延々とまくしたてる(民主党への嫌味も常に忘れない)安倍晋三である。


だから、討論で安倍総理をおいつ寝るようなことを期待して聞いていれば、野党への失望が募るだろうし、そう言う報道も自民党の狙いだっただろう。


この短い時間で枝野氏の主張したのが、国民の不安の根源の解消に向き合うのは、年金が少なくても、いざ病気になった時、介護が必要になった時、安心してそのケアが受けられる制度の拡充、「総合合算制度」の導入を、主張し、国民の耳に届けようとした(安倍には馬の耳に念仏だ)
総合合算制度
医療、介護、保育、障害などの社会保障サービスを受ける際に利用者が負担する自己負担を世帯で合算し、その合計額が一定額を超える場合に超過分を国が負担する制度。社会保障の各制度には利用者の負担が過重とならないよう自己負担の軽減制度が設けられている。また、医療と介護については両制度の自己負担額を合算して一定額以上を払い戻す高額医療・高額介護合算療養費制度が設けられている。これに対し、社会保障と税の一体改革の中で、消費税率が引き上げられた場合の低所得者対策として導入が検討された総合合算制度は、サービス対象を保育と障害にも広げ、広く保育サービスを受ける若い世帯なども対象に含めるとともに、世帯所得の把握が可能となるマイナンバー制度の導入を前提に、世帯の所得に応じて上限額が調整される公平性の高い制度になっていた。たとえば、負担限度額を世帯の所得の10%とすると、夫婦で年収200万円の世帯ならば上限額は20万円となり、世帯の医療や保育の自己負担の合計が25万円の場合5万円が支給されることになる。財源としては4000億円程度が見積もられていたが、安倍政権になって、消費税率を10%に引き上げる際に軽減税率が導入されることになり、そのための1兆円規模の財源の穴埋めに総合合算制度の実施は見送られることになった。(時事用語辞典より)


党首討論 立憲民主党 枝野幸男代表


玉木氏は年金制度の持続性に対して論理的疑問を呈した。だいたいチェックや突っ込んだ質問ができないのをいいことに報告書を読んだ(本当にぃ〜?)と言い切り、また関係ない都合のいい完了言い訳を述べ立てる安倍。討論がしたいなら討論できる時間をきちんととれ!!かつ予算委員会開け!!)玉木氏が指摘した専門的検証も、メディアはきちんと取り上げて、検証記事にして国民に伝えるべきだ。

国会党首討論会2019年6月19日


志位氏は安倍総理が、呪文のように唱えるマクロ経済スライドは、今でさへ貧しい年金よろり貧しくしてゆくだけの”無責任で馬鹿げた政策”(この言葉は決算委員会で小池晃氏の追求に安倍総理言い捨てた言葉)”と断じ、たくさんの別の方法があり、その一つとして、富裕層の保険料の仕組みの改善あげた。 


年金保険料は月収入62万円ボーナスを含め年収一千万円を超えると保険料負担が増えない仕組みになっている(なんと!!)、あとは2千万の人も、1億円の人も、皆同じ年間95万5千円であることを指摘。この上限を2000万円まで引き上げると、1.6兆円の保険料収入が増える。その際高額所得者の年金給付の伸びを抑制する制度を入れることで、諸経費やその他を差し引いても、1兆円の保険料収入を増やすこともできる。この財源1兆円をマクロ経済スライドをやめ、”減らない年金”を維持することに当てる。


この富裕層優遇の保険料を改正する気があるかを総理に問うと、まず関係ないことに話題を写し自説を長々述べ、聞いている人に質問のポイントを忘れさせはぐらかすいつものやり方(ほんとムカつく!!)そして、質問に答えず優遇保険料に触れず、またマクロ経済スライドの説明をし、マクロ経済スライドをやめれば、7兆円必要(イージスショアー、FC35などの購入費設置費維持費、辺野古無理やい埋め立て基地建設費、首相大臣連の海外無意味外遊費などを削れ)とし(かつなぜそれだけ必要なのかは追求されない前提での強気の言い切り)検証してみないとわからない、一兆くらいでまかなえない”馬鹿げた案”だと断じた。(この男どうしてこうわざわざ喧嘩腰の子供じみた言い方をしないと気が済まないんだろう)しかし自分の7兆円は、一切の検証は示されていない。志位氏の財源案(の一つ)は年間1兆円、7兆円は年間なのか?そうではないだろう。志位氏の”減らない年金”の具体的提案には一切答えず、マクロ経済スライド呪文を繰り返し、相手を侮辱することだけは忘れない。(ああ、ムカつく!!!)


志位さんの討論は単独まだ出ていない(5分だし)ので、こちらは全体のもので、
志位さんは44分くらいから。

20190619衆議院国家基本政策委員会合同審査会(党首討論)国会中継


志位さん単独動画がなかったので、文字起こし的に書いてみたが、枝野氏
玉木氏も、文字起こし的に書いて提案を国民にわかってもらえる報道をすれば
国民の年金に対して、いろいろな未来が描け、また不公平な扱いや、無駄な運用や制度
にも目を向けられるだろう。


3党首は、時間を案が得て、しかも安倍やり口を嫌という程見てきたので、有意義な提案や、制度検証をした。しかるに、見るべき討論はゆ党の、具体性のない、キャッチーな、ポーズ批判と、選挙の有無、だというのだから、この国のメディアの耳は腐っているし、自分たちの使命を取り違えている。かつ維新の最後っ屁”野党対案出せ”は、他の党首の討論聞いてなかったんじゃないの、自分こそ何も具体的対案は一言も言っていないことはご自覚がない。メディアがどんなに持ち上げても、やはりチンピラゆ党、そして返す返すも、低レベルメディア報道には、がっかりだ。


『総合合算制度』『年金制度の持続性に対して論理的疑問』『富裕層の保険料の仕組みの改善』をきちんと取り上げて国民の耳に届けて欲しい。


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