世論とは? バッシング操作+内閣不支持率は国民怒りの沸点
辺野古埋め立て停止要求辺野古埋め立て停止要求署名のお長いを怒っていて感じたこと。
アメリカの友人たちは、反応がものすごく早い。拡散にも積極的に協力してくれ中には、知らせてくれてありがとうという言葉も添えられたいた。それは、彼らにとって、アメリカ合衆国のあり方を見つめる一環と捉えていることもある。自国を誇れる国でありたいという思いを常に持ち、国内政治、世界情勢への関わり方を注目し、批判があれば行動するという姿勢が、定着している。
かたや日本の友人は、塾考 熟議。私との友人関係と、社会的発言のリスクの間で思い悩む?人もいた。署名できないとする人の方がやや多い。
ここに2国の人々のメエンタリティー、また社会の傾向が現れている。
日本は回りからはみ出してはいけない国。一人でもはみ出しものが家族やグループにいれば、他の人も迷惑を被る可能性の大きい国。それゆえ、公に発言することに、たくさんの心配や勇気が必要になる。たとえ他国政府への署名活動であろうとも、自分の国の政府に逆らう意見表明なのだから慎重に、ということになるのだろう。
色々な意見があるから、、偏りはいけないという理由の断りもあった。日々政治問題に興味を持ち、安倍政権に対する怒り蓄えている人ではなく、政治の話は、ちょっと、、できれば政治問題に関わりたくない、という人にそういう傾向が強い。
してみると、世論調査にも同じ神経が働く、いやもっと怖いんじゃないかな。自分の電話番号を知っている、人間に、政権批判と取れる発言を伝えるのは勇気がいる。一法案を評価する、しないは、答えやすいだろう(だから評価しないが過半数を大きく超える)しかし、安倍さんのやり方好き?嫌い?という質問には答えをためらうだろう。自分の配偶者が公務員、教員、大企業で働いている、などなど、誰も自分の意見を言うことなどできない。どこで個人情報が漏れて、家族配偶者自分自身に不利益を被るかわからない、あるいはひどい言葉のバッシングが来るかもしれない、心配が心配を生む。
もちろんそう言う可能性は一般市民に対して高くはない(今の所)、しかしいざ発言するとなると、様々な不安がよぎるのが人間だ。そうした上で、そんなことどうでもよくなる程、政権への怒り、憤懣が渦巻く人が、はっきり不支持を表明する。つまり不支持率は国民の怒りの沸点だ。
そして支持率は、平和的無関心の継続願望と政府希望のマスメディア発信(あるいは発信を控えた)イメージに左右されていることが否めない。
リテラが取り上げた映像'18 バッシング ~その発信源の背後に何が~に登場した、バッシングの誘導者、発信者に見る、とても無責任な軽さ。そして己の影響力を楽しむ姿勢が象徴する、”簡単に達成可能な自己の特別化”の実現に他ならず、故に彼らは、簡単に達成できないやり方で自己の特別化を成し遂げた人々(研究者、学者 本物のジャーナリストなど)を貶めることに情熱を注ぐ。軽いノリ彼らなりのトレンディーパーティーでその主催者が安倍晋三氏、企画者が電通や側近参謀といったところだろう。
映像'18 バッシング ~その発信源の背後に何が~
2018/12/17 映像'18 バッシング ~その発信源の背後に何が~
番禺も最後のテロップで、この番組制作時も一部の人間バッシングが寄せられ、先月末から、取材者名指しのツイートが5000件を超えたが、発信源が使い捨てアカウントであり一般的状況の3倍以上、2分に一回ひたすらリツイートを繰り返すアカウントも複数存在。取材者を攻撃する発言が最も多かったのが、ボット(自動拡散ソフト)の使用が疑われ、これは、限られた人物による大量の拡散を示唆している。が流れた。
みんなの言うことだから、世間からはみ出してはいけない、こうした日本人のメンタリティーを巧みの操作して、架空の多数派を形成し、それが、より多くの人々を押し流してゆく今の日本の状況。安易な自己実現や優越感の享受(劣等感の裏返し)、本・記事の売れ行き、で刺激的な言葉を繰り出して煽る。ネット操作で架空の多数派を作り出して人々を誘導する。そうすることで彼らは彼らの価値観に見合う、日本を幼稚な劣化社会に押し流している。我々は、もっと賢くあるべきだ。個人の持つごく平凡なものの道理は、大概の場合正しい。それを覆す陰謀論は、眉に唾しておくべきだ。
誰の言葉か忘れてしまった(白隠かな?)が、正法に不思議なし(正法に奇特無し)と言う言葉がある。奇跡を見た、(仏から)悟りを授けられたなどとして、自分を特別に見立てる人間の言うことは信用してはならない。それはその人間の無明が見せた幻影(野狐禅という)で、正法を全うすれば幻影に欺かれることもない。というのを読んだことがある。全うなことは誰でも、きちんと理解できるもの。それを正面から説明できずに、詭弁を弄して、また難しい言葉で、混乱させるのは、野狐禅士・詐欺師の証拠だ。
自分の知性と判断力に自信を持ち、誰が筋の通ったことを言っているのか、誰が事実の裏付けをきちんと提示しているのか、同じ人間として(外国人も同じ人間、同じ感覚で愛するし、怯えるし、痛む、特に違うものとして恐怖や不信感や憎しみを煽るなんておかしいでしょう)わが身に移して見て、判断する、信用するべきである。
危機を煽る人間たちほど軽い。
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