密接な関係にある他国から

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都知事をクビにする?不評が飛び火?なんて,図々しい


「安倍官邸は“舛添問題”が7月10日の参院選に響くことを不安視しています。危機感が強いのは『自民党が舛添知事を守っている』という事実に国民が気づきつつあることです。いつ“舛添批判”が、“自民批判”に転じても不思議ではない。実際、舛添知事を誕生させたのは自民党だし、安倍首相も応援していた。野党がキャンペーンを張る可能性もある。だったら、火の粉が飛んでくる前にクビにした方が傷は小さくて済む、むしろ、嫌われ者の舛添知事に引導を渡したら、安倍首相の支持率はアップするかも知れないと計算しているようです」


あれだけ国民無視の無謀の限りを尽くし、島国の甘ちゃん唯我独尊認識で世界に恥と血税をバラまき、国民の命健康をものともせぬ,対外見栄政策、経済一億総玉砕を目指している安倍政権より、舛添知事が不評。『自民党が舛添知事を守っている』という事実,ナイナイ、だって安倍身内じゃないもの。様子見で利用できる方向に使い捨て駒+生意気な奴への見せしめ、がいいところでしょう。


傲慢で高飛車な態度の割に,脇が甘かった舛添知事。しかし、選挙で都民に選ばれた都知事も結局は政権の胸先三寸なのだとすれば、こんな悲しい政治は無い。税金の私的流用はとがめられるべきだが、一つ間違えを犯すと全人格否定まで行き着く傾向が日本の社会にはある。気をつけないといけない。罪を悪んで人を悪まず、そこを間違えると、一人の人の人生全てを潰してしまうし、間違いを恐れて,空気読んでるだけの飼いならされた人材しか出てこなくなる。


舛添氏のお金の使い方を見ていると,お金に困って育ったのかなぁと思い、ウィキペディアをみると、父は戦前、鞍手で炭鉱を経営するなど様々な事業を手がけ、昭和5年の若松市議会選挙に立憲民政党陣営から立候補したこともあった(次点で落選[6])。戦争で零落したものの、要一の幼少時は青果店を経営し、比較的裕福な家庭に育ったが、小学2年の時の火災をきっかけに父が病臥(要一が中2の時に死去)、家業も傾き、以後は貧困の中で苦学した[7]。なるほど、権力を手にしても、回転寿しや,ホテル三日月、節約的私的流用、上流知識階級の象徴である芸術コレクション嗜好、わかりやすい。麻生、安倍氏などの,贅沢は無意識、一流は日常の殿様とは違う。そこがセコいとかビンボー臭いとかでより叩かれている。庶民の敵は庶民である。


「いま、意外な候補として名前が挙がっているのは、総務省の桜井俊事務次官です。ジャニーズ“嵐”の桜井翔の父としても知られる桜井さんは、今月中に事務次官を退任することが決まっています。人柄も申し分ないから、出馬すれば当選の可能性は高い。もうひとりは、民進党の長島昭久衆院議員です。民進党所属ですが、もともと石原伸晃の公設秘書だっただけに、思想信条は自民党に近い。民進と一緒に推薦すれば、自民党は傷つかなくて済みます」(都政関係者)


 いま安倍首相の頭の中は、参院選に有利かどうかだけだ。有利となれば、舛添知事を斬り捨て、不利となれば守ることになりそうだ。


桜井氏に関してはよく知らないが、民進の隠れ自民党員長島昭久衆院議員、これを民進党と一緒の推薦すれば、参院選での民進党の緩さ、野党第一党の存在意義の希薄も強調できる。潔癖な共産党は不信を隠さず,野党共闘の足並みもみだせる。だから、もし本当にそうなれば、長島氏は離党すべきだ。ついでに,野田・前原・細野氏も,一緒に離党すればよりすっきりする。


ともあれ,もう感情的リンチの様相が強い舛添叩き。坊主にくけりゃ袈裟まで憎くなる日本のマスコミと世論。裁判で罰せられる(不起訴の巨悪もいるが)ならそれもいいが、はっきり言って今の状態は集団ヒステリー(イラク捕虜事件の3人、小保方氏、ベッキーさん、とそうかわらない)なんて扱いやすい国民なんだ。しっかりしないと,気がついた時には、一握りの仲良しグループに国を乗っ取られ(もう既にそうなっているかも)、命も人生も軽んじられる生活が待っているかもしれない。


最後のチャンスかもしれないんだ、誰が一番問題なのか?何が一番大事なのか?頭を冷やして冷静に大局を見よう。



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