密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

お目覚めですか、甘利さん

党の要、幹事長になんと 札束ポケット甘利さん、そして睡眠障害甘利さん。
よくこういう人を堂々と指名したものだ。天下無敵の自民党キングメーカーズ。
彼らの自信は国民の忘れっぽさ、騙されやすさに由来して過去の成功体験。今回のように直後に衆議院総選挙を控えた時期に、睡眠障害で雲隠れ、世論は沈静化(というより新たな問題が勃発して興味がそちらにシフトした)で、禊は済んだと幹事長におなりになる。

自民党の甘利明幹事長は1日午後、党新四役の就任会見で、2016年に経済再生担当相を辞任するきっかけとなった現金授受問題に関し「私は事件に関して(当時は)事情を全く知らされていない。寝耳に水」と語り、自身の潔白をあらためて強調した。野党側が国会での説明を要求していることへの対応を記者から問われたのに対し、説明責任は尽くしたとの認識を示して「(国会招致は)国会がお決めになることだ」と述べた。(デジタル編集部)
 甘利氏は16年1月、千葉県白井市内の道路工事の補償を巡って都市再生機構(UR)とのトラブルを抱えていた同市の建設会社側から自身や秘書が現金を受け取ったことを認め、大臣を辞任した。あっせん利得処罰法違反容疑で刑事告発され、東京地検特捜部が捜査したが、甘利氏と秘書二人を不起訴とした。辞任後、野党などが国会での説明を求める中、睡眠障害の療養を理由に半年余り国会を欠席した。
 この日の会見で甘利氏は事件について「(検察の)捜査の最終的な結論は私が不起訴、秘書も不起訴だった」とし、検察審査会の調査を経てもそれらの結論が変わらなかったと指摘。さらに「私は寝耳に水。事件がどういうものであったか、何しに(秘書が)URに行ったのか分からないところから始まった。だから検察の捜査結果は当然不起訴になると信じていたし、そうなったし、検察審査会も同じ結論を出した」と語った。


 説明責任に関しては「辞任会見までの間に総力を尽くして、特捜のOBの弁護士にお願いし2週間ぐらい徹底的に調査をした。それをもとに質問が出尽くすまでお答えをした」とした上で、その後も質問には文書で対応してきたと釈明。「説明責任を果たしていないという言葉はよく使われるが、強制権を持っている捜査機関が徹底して捜査した以上のことは、民間の弁護士にはそれ以上のことはできないわけだ。強制権を持ってる者が出した結論以上のものは出せない」とも述べた。


森加計桜1億5千万だけじゃない。菅正剛・菅原・平井時間をかければまだまだ出てくる自民党の腐臭。それを全部なかったことにして安心したい。国民はなぜなかなか忘れてくれないんだろう、政府主導でもう終わり!!!と新政権だから、新しい自民党だから、なんて都合のいいこと考えてるんじゃないか、と思わせるこの人事。麻生さんも、まだ副大臣やる。


彼らが確信するほど、国民は自民の悪行を忘れていない。過敏性大腸炎といえば安倍、睡眠障害と言えば甘利、連想ゲームをすれば誰でもそう答える。4ヶ月も国会をサボって療養、もちろん有給。経営難で夜も眠れない何百何千の国民がいるのに。
今回は、雉も鳴かずば撃たれまい、が天高く飛び上がって、傲慢な言い訳をほざく、なら、集中砲火を浴びて当然だ。また眠れなくなるかもしれない。
自民党が、こういう人事をしても大丈夫と思っているところが、自民党がエコーチェンバー状態にあることの証左だ(Echo chamber〜、閉鎖的空間内でのコミュニケーションが繰り返されることにより、特定の信念が増幅または強化されてしまう状況の比喩である。)


自民党にもまだまともな議員がいるとしても、彼らは押しつぶされ、干され、変節する。
河野・小泉・石破、それに野田各氏は、安倍支配に反旗をはためかせ、ような感じだったが、潰された。


党内自浄が無理なら、政権交代しかない。枝野さんはYouTubで、政策発表もマメ配信している。声の調子も、明るい感じにしている。親しみやすさを意識しているようだ。
もっと笑えというコメントに、深刻な状況を話しているときに、笑うのは難しい、と言っていた。まあそうなんだろう。中高年世代の日本人は、笑顔が苦手だ。口角をあげる習慣がなかったせいだし、大きな口を開けるのが軽薄で下品と思われてきた。


アメリカでは、大統領候補などは、ボイストレーニングはフェイしトレーニングを受ける。
その人にあった、表現表情をトレーニングする。枝野さんもやってみればいい。


志位さんは表情の緩急のつけ方がいい。鋭い論客でありながら、ゆるい雰囲気と優しい笑顔
包容力を感じる。”包容力”は大事なポイントだ。枝野さんと福山さんは雰囲気が似すぎている。真面目で真剣。ユーモアとは程遠い。どっちかが柔らかいといいように思う。辻元さんは、緩急のつけ方がうまい。関西弁がいい。緩急は山本太郎さんも上手だが、解禁必死さとか憤懣とかが表に出すぎて、余裕のなさが心配されたが、共通政策など、他党との連携の舞台で、またパワーを発揮できると期待してる。枝野さんは笑うのが苦手なら、おもろい相方を横に置くのがいい。小池晃さんなどはユーチューバ小池晃で、周りのしたっふからのツッコミ満載で、そのやりとりで楽しく見られる、ボケてツッコミのリズムとテンポは大事だ。


ともあれ、自民党は国民を舐めきって、いまだに我が世の春幻想に酔い痴れている。
どうか力を合わせ、あんな屁理屈の非道がまかり通る世の中を終わりにして欲しい。


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