9年もの長期政権を築いたからくり、劇場化、メディアジャック、印象操作全開。
オリパラの決裁、コロナは山を越えてものの、未だ自宅での死亡者、子供たちへの感染など、政権のリーダーシップが必要な時に、総裁選劇場でメディアジャック、医療崩壊、お手上げのほったらかしのまま、オリパラの次はこれ、と連続興行のお祭りムードを引っ張る。候補者の好感度アップ、コロナは置いといて、日本の未来の設計の話、軍事だ、原発だ、自民党大好きな大企業優先の国力アップを語る候補者。
そして、森加計桜・１億５千万は、もう封印なかったことにしますと、恥も外聞もなく宣言（野田氏以外）。それで自民党内の票は稼げるだろうが、では次期選挙では、自民党として、森加計桜・１億５千万を封印ということの是非を国民に投票を問うのだろうか。

安倍晋三という人間は、まさに自民党の癌だな。

リベラルな観客でさえ、河野坊ちゃんを、安倍が忌み嫌う石破が支持したことで、安部麻生に反旗！！AA体制を終わらせる、というような希望的観測もしている。しかし、こういう必死の茶番劇に希望を繋いでしまうのは、どうだろうか。いじめ抜かれた石破さんでさえ、
総裁になったら、武士の情けをかけそうだと思っていた（その辺が、粘着憎悪体質の安倍ちゃんに勝てなかった理由かも）

この総裁選が終わり、安部支配全開の高市総理でも、リベラルも期待の河野総理でも、漁夫の利の岸田総理でも、その後の、総選挙で、国民に自民党の悪事、元総理の私物化、すべて忘れて出直しましょう、よろしくおながいいたします、と国民に頭を下げるのだろうか。
（もし野田聖子総理になったらおめでとうくらい言いたい）
この争点だけは、明確だ。新大臣が赤城さんのお墓参りに行き雅子さんの手を握り涙したりして、その絵をメディアに流したりするんだとしたら、こんなに人を馬鹿にしたパフォーマンスはない。

とりあえず、この総裁選劇場は、事前の自民党の選挙運動に他ならない。本当にずるいことを考えるスキルはお見事と言える。すっかり、オリンピックゴリ押しコロナほったらかしの究極の自宅を療養所に政策？で自宅での急変死亡、家族感染が連日伝えられ、怒りと不安も、なんだか、新しいリーダー誕生です〜！！！に、自分たちは全く参加できないのに、なんとなく高揚感とか希望を持ってしまう、安倍さん座右の銘”国民は馬鹿だ”をまた証明してしまうかわいそうな国民〜なんだろうか。そんなわけはない。今は何もできないから、自民党の馬鹿騒ぎを見ているけれど、これが終わったタイミングで、自民党でいいのか？！！構成を野党連合で、どんどん仕掛けてゆけばいい。

外国人記者クラブで党首討論であれば、編集なしで流れる。そこに、できうる限りのメディアでも討論を開催し、もちろん山本太郎君も久々の舞台で張り切るだろう。
弁論的に、馬鹿とポンコツはいないから、見応えもできる。河野坊ちゃんも討論会で論戦ブロックはさすがの恥ずかしくてできないだろう。過去9年は、恥も論理性もなかった安倍晋三の異常さと脳みその構造が、ルールに則り話し合いをするという、最低限のルールを破壊してきた。

安倍晋三というミラクル馬鹿によって、脳みそ撹乱攻撃と印象操作の連打という電通の仕掛けが大きな効果を発揮した。まさに『バカの壁』（養老先生すみません）しかし、この点は少し正常に戻るだろう。

党内権勢茶番劇もう鬱陶しいので、誰でもいいからさっさと決めてくれ。そして、政治家らしく論戦してくれ。嘘つきも口下手も、少なくとも次期総裁にはいないだろうから。

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