密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

傲慢無能な世襲議員ここにも 感染症第一人者を追い出す。

ダイアモンドプリンセスの人権無視とウイルス培養シャーレ状態のカオスを作り出した元凶が、自分の無知を顧みず、傲慢で高飛車な世襲政治家大臣と官僚組織による人災であると明らかになってきている。


多くの感染地域に尽力してきた岩田教授の告発動画に、国民が驚きを隠せない現状を、世論のKY・俺様ツイートで、誰が現状なのかを自ら自白した間抜けがいた。
リテラの記事は昨今の顛末を網羅し深掘りしている。

前略〜
そもそも、岩田氏がダイヤモンド・プリンセスに乗船しようとしたのは、前から感染症対策がうまくいっていないんじゃないかという懸念を持っていたところに、船内にいる人間から「怖い」と、「感染が広がっていくんじゃないか」という助けを求めるメッセージをもらったためだった。そこで、厚労省の知人と交渉し、DMATの一員、臨時の検疫官として入ることになった。
 そして、初日にここまで書いてきたような状況を把握し、感染症対策の改善を船内にいる「厚労省のトップ」に相談。夕方のDMATのカンファレンスでも提言したいと申し出ていた。
 ところが、岩田氏によるとその「厚労省のトップ」は、「ものすごく嫌な顔されて、聞く耳持つ気ない」「なんでお前がこんなとこにいるんだ」「なんでお前がそんなこと言うんだ」という態度。そして、いきなり、たった1日で、ダイヤモンド・プリンセスを追い出されてしまったのである。
 岩田氏は、同じくYouTube動画のなかでこう証言している。
「突如として夕方5時ぐらいに電話がかかってきて『お前は出ていきなさい』と検疫の許可は与えない、まあ、臨時の検疫官として入ってたんですけど、その許可を取り消すということで資格を取られて」
「とにかく岩田に対してすごいムカついた人がいると、誰とは言えないけどムカついたと、だからもうお前はもう出ていくしかないんだって話をされました」
 なんとせっかく感染症の専門家が建設的な提案をしたと言うのに、提案を受けた「厚労省トップ」は聞く耳を持たず、逆に「ムカついた」という理由で追い出してしまったのである。



岩田教授を追い出した橋本岳厚労副大臣は厚労省のデータ捏造問題でも暴言と恫喝


 乗客やスタッフの健康を無視した硬直した官僚的対応に呆れるしかないが、この岩田氏を追い出した「厚労省トップ」の正体が程なく明らかになった。自民党所属の橋本岳・厚労副大臣が岩田氏のYouTube動画に対して、こんな反論をツイートしたのだ。
〈なお昨日、私の預かり知らぬところで、ある医師が検疫中の船内に立ち入られるという事案がありました。事後に拝見したご本人の動画によると、ご本人の希望によりあちこち頼ったあげくに厚生労働省の者が適当な理由をつけて許したとの由ですが、現場責任者としての私は承知しておりませんでした。〉
〈お見掛けした際に私からご挨拶をし、ご用向きを伺ったものの明確なご返事がなく、よって丁寧に船舶からご退去をいただきました。多少表情は冷たかったかもしれません。専門家ともあろう方が、そのようなルートで検疫中の船舶に侵入されるというのは、正直驚きを禁じ得ません。〉


ただの感染症蔓延地域ではないのです。本件は厚生労働省本省に伝え、なぜこのような事案が発生したか確認を求めています。〉
 橋本副大臣は岩田氏の建設的な提案に一顧だにしなかったばかりか、岩田氏が自分のあずかり知らぬところで船内に入ったことに激怒し、それだけを理由に追放してしまったのである。しかも、許可を得て臨時検疫官として船内に入っている岩田氏のことを「船舶に侵入」よばわりする始末だった。
 

実は、橋本副大臣は橋本龍太郎首相の次男だが、その傲慢な“俺様”ぶりは永田町でも有名。「働き方改革」法案をめぐる厚労省のデータ捏造問題でも、精緻に検証してデータの捏造を指摘した上西充子法政大学教授に対して、フェイスブックで「噴飯もの」などと攻撃し、謝罪に追い込まれている。

橋本岳:大日本麦酒(現・サッポロビール)の常務を務めた橋本卯太郎の曾孫、厚生大臣、文部大臣などを歴任した橋本龍伍の孫、第82・83代内閣総理大臣橋本龍太郎の次男


今回も同様だ。実は、ダイヤモンド・プリンセスの混乱と感染拡大についても、現場で指揮をとっている橋本副大臣や厚労省の硬直した姿勢に原因があるとの声が聞こえていた。
 しかし、橋本副大臣はそのことを明らかにされたくないため、貴重な提言に耳を一切貸さず、逆に“部外者”である岩田氏を追い出し、YouTube動画に対してあんなヒステリックな反応を示したのだ。ようするに、橋本副大臣らは船内の混乱と感染拡大をなかったことにするため、事実や情報を隠蔽しようとしているのだ。
 

しかし、この姿勢は、橋本副大臣だけでなく、安倍政権の新型コロナ対応全体に共通する問題だ。何の効果もなかった水際作戦を自画自賛し、実際はすぐに検査体制が敷けるのに、虚偽の理由をもちだして検査を限定し、まるで国内感染者を低く見せたいのかと言いたくなるような工作にいそしむ。
 

岩田氏はYouTube動画のなかで、こと感染症については、SARSのときの中国より情報公開ができていないとしたうえ、今回、YouTubeでの告発に至った理由をこう語っていた。
「このことを日本のみなさん、あるいは世界のみなさんが知らぬままになっていて、とくに外国のみなさんなんかはそうやって、かえって悪いマネジメントでずっとクルーズの中で感染のリスクに耐えなきゃいけなかったということですね。やはりこれは、日本の失敗なわけですけど、それを隠すともっと失敗なわけです。


たしかに『マズイ対応であるということがバレる』っていうのはそれは恥ずかしいことかもしれないですけど、これを隠蔽するともっと恥ずかしいわけです。やはり情報公開は大事なんですね」わたしたちは、生命の安全のために不可欠な情報すら公開されない、とんでもない体制国で生活していることをもっと自覚する必要がある。(編集部)


19日の予算委員会では、大西議員が、岩田氏の告発の指摘について確認を行った。
岩田氏は、レッドゾーンとグリーンゾーンの区分が全くできていないと指摘、および
『(船内の検疫所の方に)訊いたら、そもそも常駐してるプロの感染対策の専門家が一人もいない」「私が聞いた限りでは、DMAT(災害派遣医療チーム)の職員それから厚労省の方、検疫官の方がPCR陽性になったという話は聞いてたんですけど、それはもうむべなるかなと思いました」「中の方に聞いたら『いやー、我々もこれ自分たちも感染するなと思ってますよ』というふうに言われてびっくりしたわけです」』
と言う証言も加藤厚労大臣はきっぱりと全面否定。


では真実はどうなのか?鑑賞不可能とタカをくくっているのか?たとえ嘘でも言い切れば、あとは周りが口裏を合わせてくれて、不手際失策もなかったことにできる、またぞろそんなことだろうか。

安倍政権全体がこの自体をあまりに軽く考えている。小泉・森。萩生田の三大臣が対策会議を、地元新年会・地元書道展・地元消防署の催し、で代理を立てて欠席。

総理大臣からして、グルメ会食・早期私邸帰宅、美容院と優雅に時間を使っている。



実際船内で作業対応している人たちの様子と、原発の廃炉作業や除染作業をしている人たちが被ってしまう。政府の無能と無責任、から威張りの尻拭いはいつも一般の労働者だ。


彼ら世襲議員は選ばれた民と自分を認識し、その従臣たちをはべらせ、自分たちの既得権益にのみ敏感で、その世界が維持されることのみしか興味がない。
そして恐ろしいことに、こういう人間を選挙で選んでしまってきたのが、組織票なんていう投票の独立性を放棄する行為が当然のように蔓延している日本、努力や才能より、お育ち血筋が何より大好きで、それだけで人間の価値を決めてしまい、媚びてしまう日本という社会が作り出した、安倍モンスターウイルスだ。


しかしこのウイルスは、他国には蔓延しない。個人主義・民主主義という抗体を持たない日本人のみ感染する死に至る病だ。 


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