密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

狂気極まれりトンデモトランプ宣戦布告?ツイート

前の記事でも触れたのだが、11日11、アメリカネット上ではトランプのツイートを巡り騒然となった。まず、トランプは市民に毒ガス攻撃をしたシリアにミサイルを打ち込むとツイート。その後、ロシアに向けて喧嘩を売る姿勢に発展。
Donald J. Trump
@realDonaldTrump
Russia vows to shoot down any and all missiles fired at Syria. Get ready Russia, because they will be coming, nice and new and “smart!” You shouldn’t be partners with a Gas Killing Animal who kills his people and enjoys it! 6:57 - 2018年4月11日

ロシアはシリアに向けたミサイルをことごとく撃ち落とすと行っている。覚悟しろよ、ロシア。素敵で、新しく”スマート”なミサイルがすぐにやってくるぞ。市民を殺して楽しんでいるガス殺人鬼とパートナーになるべきではない!
Donald J. Trump
@realDonaldTrump
Our relationship with Russia is worse now than it has ever been, and that includes the Cold War. There is no reason for this. Russia needs us to help with their economy, something that would be very easy to do, and we need all nations to work together. Stop the arms race? 7:37 - 2018年4月11日

ロシアとの関係は冷戦時代も含め、これまでよりも悪化している。 これには理由はない。 ロシアは我々の経済援助必要で、それは我々にとって非常に簡単なものだ。そしてすべての国が協力して働く業する必要がある。 武力競争を止める?


ワシントン(CNN) シリア情勢を巡って米国のトランプ大統領は11日、ツイッターへの投稿で、シリアに対するミサイル攻撃を「覚悟しろ」とロシアに通告した。


しかし米国や欧州の複数の当局者によると、この発言はトランプ大統領のほとんどの側近の不意を突くもので、まだ主要同盟国との合意にも至っていなかった。
「ロシアはシリアに向けて発射されたどんなミサイルも全部撃ち落とすと宣言している。覚悟しろ、ロシアよ。ミサイルが行くぞ。ナイスで新しくて『スマート』だ。国民を殺して楽しむような、ガス殺人アニマルと手を組むな」。トランプ大統領はそう書き込んでいる。
この発言についてホワイトハウスのサンダース報道官は同日、シリアで化学兵器が使われたとされる問題への対応は、トランプ大統領がツイッターにこの書き込みを行った時点でまだ決まっていなかったと強調。「我々には多数の選択肢があり、その選択肢はまだテーブルの上にある。最終的な決断はまだなされていない」と述べた。


複数の高官によると、ホワイトハウスでは11日午後、国防トップの会合が開かれ、シリア情勢への対応について協議した。マティス国防長官やダンフォード統合参謀本部議長は現地時間の午後1時ごろホワイトハウスに到着し、約2時間後に退出した。


サンダース報道官は、ペンス副大統領を議長とする国家安全保障会議(NSC)の会合が開かれたことを明らかにした。しかしこうした会合が開かれたのは、トランプ大統領がツイッターで、ミサイル攻撃の準備を進めていることを示唆した後だった。
ミサイル攻撃についてサンダース報道官は、「確かにそれも1つの選択肢だが、唯一の選択肢ではない」と強調している。



さすがの報道官も、大慌てだ。さながら首相・大臣答弁に振り回される官僚のようだ。
もちろん報道官は大統領の発言を否定できないので、唯一の選択肢ではないと苦しい言い方になる。


そもそもシリアの暴挙は、トランプの不用意なシリア撤退宣言によるものだ。

ワシントン(CNN) 米共和党の重鎮マケイン上院議員は8日、トランプ大統領が内戦の続くシリアからの米軍の早期撤退を示唆したことで同国のアサド大統領が強気になったとの見方を示した。シリアでは反体制派の支配地域が7日に化学兵器で攻撃されたと伝えられているが、こうした動きもトランプ氏の発言がアサド政権を勢いづかせた結果だとマケイン氏は見ている。

マケイン氏は8日の声明で「トランプ大統領は先週、米国がシリアから早期に撤退するとの見通しを全世界に発信した」「アサド大統領とそれを支えるロシア、イランはこれを聞き、米国は何もしないと強気になった。伝えられるところによれば、アサド政権は罪のない人々、女性や子どもに再び化学兵器を使った攻撃を実施したという」と述べた。


トランプ大統領はこの声明の数時間前に、シリアで行われたとされる化学兵器による攻撃への非難をツイート。ロシアとイランが背後にいると主張し、「大きな代償を支払うことになる」と警鐘を鳴らしていた。シリアの現状に責任があるとしてロシアのプーチン大統領を名指しで批判したほか、オバマ前大統領の対シリア政策もやり玉に挙げた。


ただトランプ氏は先月、米国が「シリアから極めて早期に撤退する」との考えを示唆。これを受け今月5日には米軍幹部が、現時点で撤退に関する具体的なスケジュールは大統領側から提示されていないと説明していた。


昨年シリアが化学兵器を使用したとの疑惑が浮上した際、トランプ氏は同国の空軍基地に対するミサイル攻撃を行った。当時この決断を支持したマケイン氏は、今回もトランプ氏に対して同様の対応を呼び掛けている。声明では「アサド大統領が戦争犯罪の代償を支払うことになるのだとはっきり示すべきだ」と主張した。


”ロケットマン”挑発などかわいいものだ。相手はアメリカの長年の宿敵ロシア大統領はトランプの何十倍も頭のいいプーチンだ。


結局トランプの気まぐれに振り回されるアメリカ+国際社会。本人は楽しくてやめられないだろうが、子供の火遊びはいずれ大きな火災に発展する可能性がある。早くマッチを取り上げないといけない。とりあえず側近共和党は狂気のツイッターをなんとかしろ!!


こんな時のこのこアメリカ詣でして、日本の国益の話などしても、相手にされないだろうし、かつその後にロシア詣でも行う”裏切り者”としてそれ相応の扱いを受けるだろう。
弱り目に祟り目、瀬戸際安倍総理、地雷を踏むか?


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