密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

なぜ女性を防衛大臣に据えたいのか?

だいたい、日本は普通の会社でも男尊女卑。女性管理職も少なく、男性より苦労が多く、犠牲も払う。そんな日本の、もうまさに男社会の自衛隊のトップに、女性が付いても、まともに取り合うわけがないのだ。初の女性防衛大臣小池百合子氏は、真っ向から自衛隊組織のトップとやりあって、結局2ヶ月で退任。さもありなんだ。彼女は自分の考えで動きすぎ、安倍総理から切られた。しかし、稲田防衛大臣は、安倍総理の言うことを聞いて、お飾り防衛大臣を務めていた。もし、南スーダンへの新任務駆けつけ警護のようなことを担う時でなければ、上手にお飾りを済ませ、次のステップに行かれたのだろう。

アメリカの防衛長官は男性だ。もちろん女性でもいいのだが、男性の方がうまく機能するのだろう。特段女性側からも我こそは防衛長官に!!との名乗りも出ず、自分で関心があり追求したい(してきた)部門を望むし成果もあげる。これは女性差別ではない。適材適所であろう。

女性を防衛大臣に据えたいというのは、一番”男”な部分のトップに女性を、という単なるイメージ戦略にすぎない。小池氏のようにガチで挑めばすぐ問題視され、切られるのは女性の方。土台稲田氏には無理なポジションだったのだ。たとえ彼女がどんなに頑張っても、結局無視され、お飾り扱い。これは安倍政権の女性活躍が、お飾り程度のものということだ

毎日新聞:南スーダンPKO 陸自にも日報保管 防衛省公表せず

http://mainichi.jp/articles/20170316/dde/001/010/071000c
南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣されている陸上自衛隊部隊の日報を巡る問題で、これまで防衛省が「廃棄したので存在しない」としていた陸自内で、日報の電子データが保管されていたことが分かった。同省は陸自とは別の機関である統合幕僚監部で電子データが見つかったとしてきたが、実際には陸自で当初から保管されていたといい、「隠蔽(いんぺい)」との批判が高まりそうだ。


 派遣部隊は上部部隊の陸自中央即応集団(CRF)に現地の情勢を報告するため、陸自の指揮システムにある掲示板に日報の電子データをアップロードする。同省関係者によると、アクセス権限がある同省職員や陸自隊員が、職務の参考のために電子データをダウンロードしていた。


 昨年9月に日報の情報公開請求を受けた同省は、派遣部隊とCRFで文書を探しつつ、統幕にも意見照会をした上で「廃棄して不存在」として同12月に不開示を決定した。稲田朋美防衛相が再探索を指示し、同月26日に統幕での保管を確認した後、陸自内でも保管されていることを把握したが、同省は2月7日から電子データの開示を始めた際にも「陸自にデータは保管されていない」と説明し、事実を公表しなかった。
つじつまを合わせるために、陸自内で今年に入ってデータが消去された可能性もあり、同省は調査している。


日報には、昨年7月の政府軍と反政府勢力との大規模な衝突を「戦闘」と表現する記載があり、野党が国会でPKO参加5原則が崩れていたのではと追及。稲田防衛相は「法的意味で戦闘行為はなかった」と説明していた。統幕でデータが保管されていることが確認された後、稲田防衛相に報告するまで約1カ月かかっており、「文民統制(シビリアンコントロール)上、問題ではないか」とも批判されていた。【町田徳丈】


稲田氏、特別監察を指示
 稲田朋美防衛相は16日午前の衆院安全保障委員会で、南スーダンのPKOに派遣した陸上自衛隊部隊の日報が陸自内に保管されていた問題について、防衛省防衛監察本部に特別防衛監察を実施するよう指示したと明らかにした。そのうえで「徹底的に調査し、改善すべき点を改善するのが私の責任だ」と辞任を否定した。


 防衛監察本部は同省の業務をチェックする防衛相の直轄組織で、トップの防衛監察監を北村道夫元福岡高検検事長が務める。稲田氏は自身の関与について同委で「破棄を指示することは断じてない」と述べた。菅義偉官房長官は16日の記者会見で「日報は稲田氏が再探索を指示し発見、公表された。誠実に職務にあたっている」と述べた。【村尾哲】


制服組が力を強め、一番文民統制が必要な時に、お飾り愛国少女防衛大臣をすえた結果がこれだ。安倍総理の任命責任は非常に重い。すぐに軍のトップとまともに話の出来る公正で論理的、国際情勢、軍事にも長けた、そして日本国憲法を遵守する人物に変えるべきだ。 が、そんな人材は今の自民党にはいない。
第一任命する総理(我が軍最高司令官)自体が、統制できる文民として大変問題があるのだ。


早くこの政権を一掃し、平和的人道的支援と人々の救済に力を尽くす、国民に愛され誇られる自衛隊に戻さなければならない。

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