密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

昭恵氏は「私人」政府が答弁書を閣議決定の違和感

なんだかこれも政治の私物化みたいに感じるのは私だけだろうか?



政府は14日、安倍晋三首相の妻昭恵氏について、「公人ではなく私人であると認識している」との答弁書を閣議決定した。大阪市の学校法人「森友学園」への国有地売却問題をめぐって、学園が新設予定の小学校の名誉校長に就いていた昭恵氏が公人か私人かが論点になっていた。


 民進党の逢坂誠二衆院議員の質問主意書に答えた。答弁書は「『内閣総理大臣夫人』とは内閣総理大臣の配偶者を指して一般的に用いられる呼称で、当該呼称を用いるに当たり、公務員としての発令を要するものではない」と説明している。


●閣議決定とはどのようなものか
政府の意思決定をするための会議を閣議といいます。首相及びすべての閣僚の意思決定手段のなかで最も位置づけが高いのが閣議決定です。政府としての統一見解になりますから、閣議決定は全閣僚の意思統一が原則です。反対をする閣僚がいたら閣議決定はできません。閣議決定された閣議書には花押をおし皇居・御座所に送られます。

●閣議決定の効力は
閣議決定は内閣の意思を示すという点で重要な決定と考えられています。しかし、実際には内閣の意思を閣僚間で確認し決定したに過ぎません。法律として制定するには国会の承認を得なくてはいけません。内閣の意思決定のみでは法律として制定されていないので国会で否決されれば法律は制定されません。<アゴラwebより>


これって閣議決定するようなことなのだろうか?大臣職が勢ぞろいして、安倍首相にご負担をかけないように、細君は私人と公式に内閣の見解を発表、、、って、で、その後どうするんだろうか。閣議決定しましたから、妻は私人ですので、喚問に応じません、公的影響力の責任も問われません、って申しあわせして野党追求に対抗するつもり?


閣議決定を安易に用いるやり方は政治の私物化ではないのか?
閣議決定で、馬は、鹿であるとしても、鹿は鹿。内閣だけが区別がつかない馬鹿者揃いということになるだろう。


総理大臣、以下閣僚の配偶者を私人と閣議決定するなら、彼ら彼女らの行動に政治的影響力を持たせないように、禁止行動など制定するなら、まだ分かる。


つまり公職配偶者の倫理規定だ。


たとえば、夫(妻)が公職で決定権のある役職についている場合の配偶者は、仲良しの人や、近寄ってくる人物にむやみに、「夫に伝えておきます」などというべきでないことは、閣議決定しなくても、法律で規定しなくても、守られるべき倫理であろうと思う(が実際いろいろあるんだろうが)。しかし、もし曖昧なら、この際きちんと成文化するべきだと思う。そのために税金で働いている大臣諸氏の時間を使うなら納得もできる。


ともかく、こんなことを閣議決定して、決着をつけたつもりになっているのなら、甘すぎる。これによって、安倍内閣の全大臣が、安倍総理のご機嫌取りのKissAssばかりだと証明したにすぎない。


昭恵夫人は、きちんと国会に出向き、自分の意見を述べるべきだ。
”夫が総理になって、いきなり注目を集めた”のは、ご自身が総理夫人であることを掲げ注目を集める活動をしたからで、その結果として、社会に景況を及ぼしたのだから、その結果により発生する責任きちんと取るべきだ。



PVアクセスランキング にほんブログ村
ランキングに参加しています。宜しかったら、両方を
クリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

にほんブログ村


人気ブログランキングへ