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森友問題で勢いづく野党、蓮舫氏ここでブレるなら党首交代を。

森友問題で、野党は勢いづき良い戦いをしている。メディアも、報道を始め国民の興味も高まり、安倍政権+日本会議の思想汚染と不当に権力を悪用した戦略が日の下にさらされてきた。この手を緩めず、野党共闘を堅固なものにすれば、政権交代も夢ではない、そんな希望が見え隠れする今日この頃、ここでまた民進党執行部がやらかしてくれるのではないか、という不安がつきまとう。


民進党に足を引っ張られながら、背水の陣を敷いた小沢自由党・社民党。忍耐を重ね、しかし着実に仕事をしてきた共産党。ところが大事なところでブレる民進党が心配だ。
蓮舫氏、岡田前代表をつまらない男と評したが、代表になってからは、保護者付きの
あまちゃん度が目立ち、つまらない女どころか、どっちつかずのできない女と言われかねない。

民進党の蓮舫代表が「2030年原発ゼロ」方針について、3月12日の党大会での表明を断念した。脱原発を求める世論よりも支持母体の連合を優先したことに対し、さっそく党内の脱原発派や共闘を組む野党から批判の声が上がった。蓮舫執行部は国会での重要法案の判断や東京都議選を控え、危機に瀕(ひん)している。


蓮舫氏、「2030年原発ゼロ」表明を断念 連合に配慮
 「30年ゼロ」の表明断念が一斉に報道された28日午前、蓮舫代表は党会合に出席。参院予算委員会での審議に向けて「一致団結して臨んでいきたい」とあいさつしたが、原発には触れなかった。会合では、党大会で正式決定する活動方針案を了承。そこにも「30年ゼロ」の文言を盛り込まず、「一日も早く原子力発電に依存しない社会を実現することを目指す」などと従来方針を記しただけだった。


 党エネルギー・環境調査会は同日、役員会を開き、論点メモで以前に盛り込んだ「30年原発ゼロ」を削除。新たに「原発ゼロ基本法案(仮称)」の法案化検討が盛られたが、これも賛否が割れた。


 連合は、蓮舫氏の方針転換を歓迎。幹部は「支持されない理由はもっと大きなところにある。脱原発だけでは支持率が上がらない」と語った。


 おさまらないのは、蓮舫氏に期待を寄せてきた「脱原発派」だ。逢坂誠二衆院議員は「年限を切ることで原発ゼロの姿勢が明らかになる。党大会で発信されないなら残念だ」と失望感をあらわにした。党幹部の一人も「あぜんとしている。連合にそこまで気を使う必要があるのか」と憤る。


 蓮舫氏自ら党大会での発信を掲げながら、実現できなくなった経緯にも批判が集まる。荒井聰元国家戦略相は「簡単にコメントすると、どういう反作用が起こるのか、(執行部で)十分議論していなかったのではないか」と指摘した。


ログイン前の続き■共闘野党からも失望感


 「脱原発」は、安倍政権への対抗軸を示し、野党共闘の旗印になりうる政策。自由党の小沢一郎代表は蓮舫氏との会食で直接、当初の決意を聞いていただけに、28日の記者会見では「民進党の特色が表れた状況ではないか」と皮肉った。社民党の又市征治幹事長も同日の会見で「残念だ。国民世論は圧倒的に脱原発だ」と語った。


 蓮舫執行部は昨秋の発足以来、衆院2補選で大敗。新潟県知事選で脱原発の世論をつかめずに出遅れ、「カジノ解禁法」では一転して自民と採決に合意するなど腰が定まらず、反転攻勢の糸口が見えない。今後は天皇陛下の退位をめぐる法整備や、「共謀罪」法案で力量が問われるだけに、ベテランは「すべての判断で『大丈夫だろうか?』と疑念を抱くほど危機的だ」と頭を抱える。(関根慎一)


今は安倍内閣の膿が出てきて国民も怒りが頂点、ここは持ってきて、民意を組めない決断でまたしても、共闘破壊を起こすくらいなら、新代表を立てて欲しい。蓮舫・野田では、この機を生かせない。もちろん日本会議所属議員はもってのほか。


小池晃議員は2日の予算委員会で、「我々は、質疑に臨む時は必ず裏を取っている。そしてその情報源はどんなことをしても守る。」といった。こういう姿勢が、信頼を生む。
他の野党議員もこの共産党式質疑の組み立てを学んでいるようで、安心感がある。
以前は、共産党は共産党で、と距離を置いていたが、少しずつ、近づいて人間的信頼関係を築くことで、お互いに相手の長所に学べる。そうした、一体感が国会の場でも感じられる。


安倍総理が頼みにしているのは、民進党の中途半端な弱さの露呈で、やはり自民がいいとなること。この危険性は今も時限爆弾のように起動している。その起爆剤は蓮舫代表であると思う。彼女の懸念の連合も、今の自民に擦り寄る危険は冒さないだろう。
きっちり原発0を打ち出し、民意を取りまとめるべきだ。それができなければ、やめてほしい。


共産・自由・社民もこの爆弾を不発に終わらせる戦略を考えなくてはならないし、民進党議員もいい加減、共産党アレルギーなんて馬鹿げたことを言わず、彼らの実力と誠実さを認め、条件なしで100%野党共闘に臨むべく党をまとめてゆくべきだ。


蓮舫・野田爆弾が不発弾のまま処理されることを望む。



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