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逆ギレ大統領異例の記者会見+次期選挙キャンペーン集会!?!?

理解力、学習能力が著しく低いトランプ大統領。ついでに真実と嘘の区別もできない異常な判断力の低さ。フリン氏の辞職は実はアメリカ史上類を見ない大問題を含んでいて、今後どのように発展するかトランプ側も予断を許さない(はずなのだが、トランプは
偽ニュースで片付けている)とはいえ内心のストレスは頂点なのだろう、乏しいボキャブラリーで1時間15分の怒りの記者会見。

ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領は16日、ホワイトハウスで記者会見し、マスコミや裁判所に対する激しい批判を展開した。陣営関係者がロシアと接触を続けていたという報道については、すべて「偽ニュース」と片付けた。
記者会見は1時間15分にわたった。米国の現代史上、大統領が公の場でこれほどの怒りや不満をあらわにするのは異例。

異例の間違い大統領です。
会見の中でトランプ大統領は、マスコミの政治報道について「これほど不誠実なメディアは見たことがない」と非難し、フリン大統領補佐官を辞任に追い込んだ情報機関からマスコミへの情報がリークについても「リークは間違いなく現実だ。だがニュースは虚偽だ。なぜならニュースは虚偽だらけだからだ」とかみついた。
相変わらず訳わかんない論理展開。ここまではっきり馬鹿な人が大統領になったのは、やはりロシアのおかげなんではないかと思ってしまう。
さらに独自の世論調査結果や大統領選で民主党のクリントン候補に勝利したことなどを引き合いに、「私は直接国民に訴えたい。知っての通り、我々の政権は政府や経済全般に及ぶ多くの問題を受け継いだ。正直に言うと、私は混乱を受け継いだ。国内も国外も混乱だ」と訴えている。
彼の言う国民はトランプな人たちであって、他の60%を国民の中に入れていない。
『正直に言うと、アンタが混乱を持ち込んだ。国内も国外も大混乱だ』全く自覚がない。
かつ根拠のない被害妄想。だいたい我々の政権って始まって一ヶ月たたない、まだ人事も承認途中なのに、問題噴出でガタガタ。多分”我々の政権というのは”はバノン・トランプ・プーチンのことで、それならオバマ政権が彼らにとって不都合で邪魔な”混乱”であったことはのみ込める。


この記者会見に対するメディアの反応も予想し、「彼らは明日、『ドナルド・トランプがわめき散らした』と伝えるだろう」「私はわめき散らしていない。言っておくが、あなた方は不誠実だ。それでも私はわめき散らしていない。私はこれが大好きだ。会見を楽しんでいる」と語った。
そりゃあ良かった。


今回の記者会見は当日午前になって急きょ設定された。トランプ大統領はホワイトハウスの描写のされ方に深い苛立ちを感じ、自ら対処することにしたと思われる。側近は、トランプ大統領が自身の口から弁明したくてウズウズしている様子だったと指摘。政権高官がCNN記者に語ったところでは、トランプ大統領はこの日朝、執務室に入ってくると、側近に「今日記者会見をやろう」と提案したという。
どこの国にも、訳のわからない抗弁をしたくてうずうずしてしまう、困ったトップはいる


記者会見ではまず、労働長官にアレキサンダー・アコスタ氏を指名すると発表し、続いて「私の就任から4週間の間に成し遂げた素晴らしい進展について国民に説明する」と述べ、「我々は素晴らしい進展を遂げた。これほどの短期間で、我々ほどの成果を上げた大統領はいなかったと思う」と自賛した。
たった一ヶ月でただ大統領令を後先考えず一方的に多発して、それで仕事をした気になっている、大きな勘違いだ。


ホワイトハウスが混乱状態にあると伝えた新聞やテレビの報道に対しては、「この政権は、調整の行き届いた機械のように稼働している」と反論。「悪いことを書かれても真実ならば気にしない」としながら、トランプ政権について報道されている内容のほとんどは不当だと訴えた。
真実と嘘、事実と妄想の区別がつかないのだから救いようがない。


イスラム圏の7カ国から米国への入国を禁止した大統領令が裁判所の判断で差し止められ、全米の空港で混乱が生じた問題については、「入国禁止は極めてスムーズに導入された。だが裁判所が悪かった」と主張。「悪い判断が出た。今回の入国禁止はそれが唯一の間違いだった」と述べ、新しい大統領令では裁判所の判断を踏まえ、確実に施行できるようにすると意欲を示した。
CIAに喧嘩を売り、後日訪問してご機嫌を取り、CNNをフェイクニュースといい、のちに訂正し、裁判官と司法制度に暴言を吐き、また詫びを入れ、そして再び、自分の口から記者を前に、メディア、CIA、裁判所を罵倒。自分の頭のコントロールができないんだね。
また周りがベビーシッターでなだめて、そんなことは言っていない、などと数日後に発表することになりかねない。これはまさに不安定な精神状態の表れとも言える。


ロシアとの関係を巡っては、陣営スタッフがロシアと接触していたのかどうかについて質問されると「私の知る限り誰も(接触していない)。この質問に何度答えさせるのか。私はロシアと何の関係もない。ロシアには何年も電話していない」と苛立ちを示し、「ロシアには何も保有していない。ロシアに借りもないし、ロシアとの取引もない」「ロシアは偽ニュースだ」と締めくくった。
「ロシアは偽ニュースだ」はきっと『ロシアに関することは偽ニュースだ』なんだろうけど、きっと敢えて、トランプが言った通り報道しているんだろうね。


かくのごとき、精神衰弱で内心ガタガタのトランプはこの週末、フロリダで、トランプ集会を催す。 これが、どうも、次期大統領選へのキャンペーン集会というのだから、気が早いというか、もう焼き切れ寸前?


国際的に白眼視され、どこも思うようにコントロールできず(当たり前だ!!)国内では大規模反対デモ、メディアの攻勢、CIAのロシア問題の調査、大統領令への裁判所判断。唯一憩いはシンゾーとのゴルフ? それも北朝鮮ミサイルの報をレストランで受けて、その場で話し始め(通常は大統領はー首相も、個室へ移動して対応するべき)、居合わせた一般の人が、写真を撮り、隣の安倍首相が横にのけぞつて困惑顔で写っている写真がネットのアップされ、これも国家機密に抵触する可能性を含む問題を無用心にレストランでしかも衆目の面前で行ったことは、大統領・首相にあるまじきトンデモ対応でアメリカでは問題になるだろう(日本はどうか?そんなの報じられない可能性もある。)


そんなこんなで、実は辛い毎日を送っているトランプは、もう一度キャンペーン中のトランプな人々の声援が欲しくて、ついでに150ドルのトランプ帽の多大な売れ残り在庫セールスのため、なんと二期目の選挙キャンペーンのためと称して集会を行うことにした(そうでないと大統領が自分の名前を冠したグッズを売ってお金儲けしたりできないから、ついでに取引中止のイバンカブランドやトランプワインも在庫一掃セール?)なんともトホホな人である。


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