密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

乱発大統領令 評価するは36% メディアと戦争

乱発大統領令、メキシコにきっぱり断れ(続けている)国境の壁の費用、12−15兆円。堕胎の自由をサポート(その他女性の社会的立場をサポートする)NGOへの公的助成金取りやめ。代案のないオバマケアの白紙化などなど、考えなしと思われる大統領令を連日発表し続けている。そしてこのような草庵も、、、。

そして、それを非難するメディアとは真っ向からケンカを売るトランプ政権。

閣僚、側近の発言、特にこの人、極右ニュースサイトの主催者でトランプ政権最右翼のスティーブン・バノン大統領上級顧問兼首席戦略官が、トランプ政権に批判的な論調の米メディアを「野党」と指弾し、「黙っていろ」と威嚇するような発言を示した。就任当時から「メディアとは戦争状態にある」とまで明言
「メディアは恥と屈辱を受けるべきだ。口を閉じ、しばらくは聞いているべきだ」「米国のことが分かっていないし、なぜドナルド・トランプが米大統領であるのかも理解していない」と、まさにこの人はネトヨウの大親分。記者によるツイッターへの書き込みの内容に触れ、「彼らはまさにクリントン(氏)陣営の活動家だった」と断じた。「野党(民主党)よりはるかに有能。野党はひどい負け方をした。今やメディアが野党の立場にある」


ひどい負け方といえば、ロシアとFBIにめちゃくちゃにされたことはひどかったが、300万人も票数では上回っていたことは眼中にないらしい。


ちなみに、トランプ、自分の次女は2つの州で選挙登録していて、やろうと思えば2票入れられることを取り上げ、そのような不正な投票や、外国人、不法就労者も投票したので、ヒラリーは300万票上回った。そうして不正がなければ自分の方が上だった。
不正を正す。と発言。ホントにもう、訳わかんないオヤジ!!!!!

トランプ&バノン
お顔を見てもわかるように、バノン氏かなりイっちゃってる人。
そもそもメディアだけではない、今、アメリカ国民の半数以上が、なぜドナルド・トランプが米大統領であるのか、を理解できない状態にいる。

当然の結果として、

(CNN) 米キニピアック大学は28日までに、今月20日に就任したトランプ大統領の大統領としての仕事ぶりに関する最新世論調査結果を公表し、肯定的な評価を下した米国民は36%だったと報告した。
逆の回答は44%。26日に公表された今回調査は就任から約1週間経過した時点までの同大統領の職務遂行ぶりの評価を尋ねた。
同大学は2009年、オバマ前大統領が就任後にも同様調査を実施していたが、前向きな評価は59%で反対の回答は25%だった。
今回の調査結果によると、トランプ氏は良き、もしくは偉大な大統領になると予想したのは43%。それほど良くはない、もしくは悪い大統領になるとしたのは52%で、最悪の指導者になると予測したのが36%だった。


53%はトランプ氏の今後の大統領としての指導ぶりに楽観的な見方を示した。米国の経済を悪化させず、むしろ改善させる方向に導くだろうとの割合は53%以上だった。
ただ、トランプ氏の個人的な資質に関しては批判的な見方が目立ち、分別がなく正直でもないとしたのが優に過半数を超えた。53%は平均的な米国民の現状についても無頓着としていた。
同氏の指導力は優れているとしたのは49%で、反対の見方は46%。過半数を大幅に超える米国民は知的で強力な人物と判断していた。
キニピアック大学の今回調査は1月20~25日に全米の有権者1190人を対象に実施した。

選挙戦当時から、トランプが何を言おうと、必ず37%は絶対支持している。

だから36%が評価している、というのは、評価と呼べるものではなく、狂信が続いている、が正しい。前の記事で、トランプが自分の就任式は、史上最高の人出と発言、メディア非難したことで、比較写真を載せたが、それは、キャピタルビルディングからのものだったから、それほどではなかったが、今日TVで反対側からの写真を見て、唖然、よくも史上最高の人出などと言えたものだ、精神状態を疑う(比喩ではなく、本当に疑っている人はかなりいる)本当にガラガラだったんだなぁ。

トランプ就任式

オバマ就任式

やはり何か尋常ではないことがあったとしか思えない今回の大統領選。

不人気になればなるほど、暴走し強気になるトランプ、この状態が今後4年続くなどということが想像できない。どこかの時点で、弾劾裁判が起こるのではないかということが信じちみを帯びる。
多くの人が危機感を持ち、メディアも徹底抗戦。中絶の権利擁護の、大規模マーチが近日行われる。


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