密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

大統領就任式レポート

大統領就任式が始まる。アメリカ憲法によると、就任の宣誓は正午までに行われなければならない。オバマ氏とトランプは朝食を共にし、長いこと話していたらしく、予定が遅れている。大統領と次期大統領、副大統領と次期副大統領、そしてそれぞれ伴侶が一つの車でキャピタルビルディングに向かう。


カメラは、エリザベス・ウォーレン・ジミー・カータ ヒラリー&ビル・クリントンのを捉える。


トランプファミリーの入場。イバンカは現代的なデザインの白のパンツスーツ、同じ白でも、次女は野暮ったい感じ。一番下の男の子は、ケネディー以来のホワイトハウスで過ごす男の子となる(ケネディー以来みんな娘だけ)。


オバマ氏とトランプが並んでキャピタルビルディングに入る。オバマ氏は”ハローエブリバーディー”とスタッフに声をかけると、トランプも”ハローエブリバーディー”と、小さい声で続けた。見た感じ、すごくビビッている。


バーニー・サンダースがジョン・マッケインと並んでいるのをカメラが映す。


トランプ帽をかぶった人たちかトランプコール。


トランプは建物の中で渋い顔、嘘でもカメラの前では笑顔を作らないとね。
オバマ氏はバルコニーで人々と握手をしている。


次期副大統領ペンス、彼は軍人のように見える。下院議長と上院議長も入場。


トランプが紹介され、入場、こういう席ではジャケットのボタンはとめるものらしい、けれのスタッフも慣れてないのか。


セレモニー責任者のスピーチのあと、最初に、NYの司祭が祈りの言葉を説く。ナショナル・スパニッシュ教会の司祭も祈りの言葉を続け、数人の司祭がそれぞれ祈りの言葉を説く。人々は目を閉じて言葉を聞く。


もし、大統領がユダヤ系の場合、ラバイが、イスラム教ならイモンが行う。
これは次期大統領の選択による。


ミズーリ大学のコーラスチームによる美しいコーラスが始まった。


チャック・チューマー民主党NY上院議員がスピーチ(彼は反トランプ派だけど)


司祭による宣誓式、司祭はアフリカ系。まず副大統領から、一行づつ司祭の言葉を繰り返し、宣誓する。


ユタの聖歌隊のコーラスが始まる。聖歌隊はとても有名なのだが、幾人かのメンバー、就任式のこのコーラスを拒否するため聖歌隊をやめたそうだ。曲は”アメリカ ザ ビューティフル”


観衆に起立が即され、トランプの宣誓が始まった。


ついに、、、トランプ大統領誕生!!!!(sad)Booo!!


祝砲がなる。赤いトランプ帽が熱狂する。


トランプのスピーチ(内容は後でニュースになるだろうが、融和・共生や協力の及びかけではなく、戦い対立、勝利を呼びかけている様子)オバマ前大統領の表情がボックスで映し出される。厳しい顔、うんざりしているようにも見える。今までの話し合いや、今朝の朝食会も、トランプには届かなかったのだろう。トランプのスピーチは、選挙戦でのスピーチのままだ。拍手も一部のエリア(赤い帽子の人たちは嬌声を上げる)からしか聞こえてこない。


オバマ大統領の就任スピーチでは人々の熱狂がうねりのように押し寄せてきた。式が終わっても鳴り止まない拍手と熱狂。大統領に手を振る人々。
壇上の人々が建物の中に帰るなか、オバマ大統領は、帰る人の邪魔にならないように、柱の陰に身を寄せて、人々を見つめていた。


この単純で、独善的な人物がこれからこの国のリーダーになる。


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