密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

久々のまとも発言 二階幹事長のトランプ批判

このくらいでいいんだよ、トランプに対しては。
二階幹事長に関しては詳しくない。この記事を読んだ限り、まともな人。

自民党の二階俊博幹事長は13日、TBSの番組収録で、トランプ次期米大統領が選挙の際に在日米軍駐留経費の日本側負担の拡大を求めていたことに関し、「日米両国で長い期間かけて編み出した制度だ。一方的に大声を立ててヒステリックに言って歩くのが、大国の大統領のやることか」と苦言を呈した。


 トランプ氏がトヨタのメキシコ新工場建設を批判したことにも、「批判する方がとんでもない。国際的なルールに基づいて、相手国からの要請も受けて進出している」と指摘。11日の記者会見でトランプ氏が日本との貿易不均衡の是正を訴えたことには「いきなりピシャンと言うやり方はおかしい。もう少し静かに冷静に、紳士らしくおやりなさい」と注文を付けた。【水脇友輔】


ジョン・バイデン副大統領にも”おとなになれ”とさとされたトランプ
二階氏の意見はまさに正論、願わくば直接言ってやれるともっといい。


ただ、トランプはトヨタだけをやり玉に、まっ先に批判したわけではないし、いろいろな企業の海外工場建設と製品の逆輸入を止めるという公約の一環の発言で、かつ、次期大統領がそういったからって、すべての企業が、へへぇ〜と頭をさげるわけでもない。
嫌なら、いや、無理なら無理、とはっきり言い、その上で交渉がスタートするのが、政府と企業の対等の立場の交渉であることは、たとえトンデモトランプであっても、わかっているだろう。



トヨタが批判されたぁーといきり立ったり、怯えたりする必要はない。それこそ、
「もう少し静かに冷静に、紳士らしくおやりなさい」ということだ。


こういうまともな、というか、政治家らしい政治家に思える人が、共謀罪や、なんちゃってお試し憲法改正プロモーションや、労働法改悪なんてのを一緒にやっているのか(どうか彼の立場、意見は調べ切れていない、今後注目していくことにする)、と思うと、自民党という党自体の深刻な動脈硬化が疑われる。


まあしかし、トランプに対しては、基本こういう姿勢で臨むことが日本にとってベストと思う。



PVアクセスランキング にほんブログ村
ランキングに参加しています。宜しかったら、両方を
クリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

にほんブログ村


人気ブログランキングへ