密接な関係にある他国から

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首相年頭挨拶”嘘も100回言えば本当になる”

『ナチスに学べ』という国際的非常識の見解を述べた麻生太郎氏。彼を副総裁にいただく安倍政権のトップはまことに忠実な実践者。
正確には「もしあなたが十分に大きな嘘を頻繁に繰り返せば、人々は最後にはその嘘を信じるだろう。」が直訳。
下記サイトに、このゲッペルスの発言についてくわしく乗っています。
『ゲッベルスは「嘘も100回言えば本当になる」と言った』というのは嘘: techpr.jp: できない、困って→問題解決 ドイツ語原文〜英訳英訳より中村版全文和訳
もしあなたが十分に大きな嘘を頻繁に繰り返せば、人々は最後にはその嘘を信じるだろう。嘘によって生じる政治的、経済的、軍事的な結果から人々を保護する国家を維持している限り、あなたは嘘を使える。よって、国家のために全ての力を反対意見の抑圧に用いることは極めて重要だ。真実は嘘の不倶戴天の敵であり、したがって、真実は国家の最大の敵だ。

「嘘によって生じる政治的、経済的、軍事的な結果から人々を保護する国家を維持している限り、あなたは嘘を使える。」ナチスの引き起こした”国家の保護”を考えれば、この全体主義的一方向の価値観は、決して人々を保護する国家を維持には適さない。考え抜かれた支配の方法論である。しかし、物事を表面的につまんで利用する安倍首相には、”人々を保護する国家を維持”という理念も欠落している。
根本に思想のない愚直名模倣者は、自分のプライドを守るためだけに、”只々3本の矢ー道半ば”を繰り返す。しがみついていると言ってもいい。

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野党(共産・自由・社民+民進他)はこの政権を倒した後(まず倒さなければならないが)その後始末に大変な思いをするだろう。そんな時、またしたり顔で他の政権を攻撃し、美食とゴルフを楽しむ安倍晋三は、自分の責任など認識せず、この傾いた国の人々の生活苦、将来不安など痛痒も感じはしないだろう。ある意味、国家存続の理念により導き出した、支配の方法論よりも、それをお題目に据えるこのナンチャッテ首相のほうが、恐ろしい。



本気で言ったのであれば、頭がイカれているとしか思えない。4日、三重・伊勢市で年頭会見に臨んだ安倍首相。相変わらず中身ナシだったが、ビックリ仰天だったのは「金融政策、財政政策、成長戦略の3本の矢を撃ち続けていく」と言い放ったことだ。「アベノミクスをしっかりふかす」とも言っていたが、ちょっと待て。とっくに刀折れ矢尽きたアベノミクスをこれ以上、空ぶかししても意味はないのは明らかだ。


 2012年12月に誕生した安倍政権が「2年で物価上昇率2%」の「脱デフレ」を掲げて取り組んだのがアベノミクスだ。最大のキモは「第1の矢」の金融政策。異次元緩和の名のもとに日銀のケツを叩き、市場にジャブジャブ金を流し込んできた。大企業が儲かれば、やがて中小企業、家計も潤う――と喧伝していたが、4年経っても2%の目標を達成したことは一度もない。昨年11月の消費者物価指数も、生鮮食品を除く総合指数は前年同月比0.4%減で、9カ月連続のマイナスだった。日銀は“禁じ手”のマイナス金利まで導入したが、タンス預金を増やしただけ。仕方なく、2%目標の達成時期を「18年度ごろ」と5回目の見直しを余儀なくされたワケだが、それなのに「道半ば」とゴマカシ続けているのが安倍首相だ。大体、アベノミクスの“生みの親”であり、金融緩和を唱えていた浜田宏一・米エール大名誉教授でさえ、経済紙で「失敗」を認めているのだ。
残る「第3の矢」の成長戦略だってデタラメ。当初は「TPPが柱」と息巻いていたのに、トランプ政権の誕生で批准が絶望的となった途端、カジノに飛びついた。戦略は何もなし。行き当たりバッタリの思いつきだろう。これでよく、「ふかす」と言えたものだ。撃ち放つ矢は残っていないのは明白だ。


 埼玉大名誉教授の鎌倉孝夫氏(経済学)がこう言う。


「安倍政権のブレーンである浜田名誉教授が白旗を揚げたことからも分かるように、アベノミクスは大失敗。実体経済の伴わない市場にいくら資金を供給しても意味がない。実需には結び付かないことが証明されたのです。安倍政権は素直に失敗を認めて早く方針転換する必要があるのに、あろうことか今度はギャンブルに手を突っ込んだ。これは互いのカネを奪い合うだけで、経済の成長には決してつながらないでしょう」


 昨年12月中旬の日本テレビの世論調査で、アベノミクスが順調に進んでいるかどうかについて、「思わない」との回答は約7割にも上った。国民はバケの皮が剥がれたアベノミクスの正体をとっくに見透かしているのに、安倍首相だけが相変わらず「ふかす」なんて言っているのだ。これぞ三百代言と言っていい。


■撃ち続ける「矢」はもうない


「第2の矢」である財政出動も破綻同然。安倍政権は昨年8月に「アベノミクスを加速させる」と言って政権発足後では最大規模となる28兆円の経済対策を打ち出したが、中身は整備新幹線や高速道路の整備・活用の推進、雇用保険料の引き下げ――などパッとしないものばかり。安倍首相が言うように「好循環が生まれている」のであれば、庶民のフトコロはとっくに潤っているハズだが、実質賃金はこの3年で年17.5万円もダウン。直近の家計調査(昨年11月、2人以上世帯)も、1世帯当たりの消費支出は27万848円で、物価変動を除いた実質で前年同月比1・5%減と、9カ月連続のマイナスだ。

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