密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

国際電話で警察官訪問。

昨日、妹に電話するため、国際電話をしたのだが、1回目は101とコールしてしまい、2回目に011で電話、一回目と2回目の間にどこからかコールがあり、Dさんがとってすぐ切った。3回目に警察につながって、”事件ですか?”という対応になり、慌てて国際電話をかけたいたのですが、、、、と平謝り。相手も”No problem "と名前、住所を確認して切った。さてその7−8分後に、玄関のチャイムがなり、屈強な警察官が確認に訪れた。どうも最初の電話を、セールスか何かと勘違いしたDさんが即座に切り、2度目に英語の不自由な外国人女性が、丁寧すぎる平謝りの対応で、どうも怪しかったのか?
玄関口のやり取りが、Dさんだけでは、なかなか引き下がらず、IDを提示するという話になってきたので、ささっと着替えて、顔を見せて、再び国際電話をかけた旨を伝え、必要ならグルーンカードを持ってきましょうか?といった。


警察官は、終始丁寧で、ただ納得がいくまで様子を判断しているようだった。
「国際電話が警察につながることは、よくあることで、この前はインドの方が同じトラブルになったよ。何もないなら良かったです」と。「寒空の中来ていただいてすみませんでした」というと、「そのための税金をいただいているので」と気さくに言って帰られた。


さて皆さんは、この対応は、怖い?頼もしい? アメリカに暮らす上では、絶対に後者。
家庭内暴力、監禁、ストーカーなど、やはり用心深く念を入れて様子を見る必要がある。
これを、共謀罪などで、警察からの疑いで権力行使するのとは全く別のことである。
また人種偏見で過剰防衛取り締まるをすることとも別。
家庭内暴力や、ストーカー被害にも、予防や事前に踏み込めない日本の警察の民事不介入。しかし、国の命令一下で、市民の険路を行使する女性やご老人にまで、暴言で脅し、暴力で排除する。


”暴力や犯罪から弱い市民の生活を守る”これが警察官を志す大半の人たちの最初の動機であり、アメリカも日本も変わりないと思う。しかし、日本の場合、責任を問われるのか、問われないかが行動基準のように見える。


他都市より人種の坩堝たるNY州、NYPDはGood Jobようだ。

これは多分感謝祭のパレード。今年はイスラム教と弾圧暴言トランプの当選を受けて、テロリストの攻撃も叫ばれたいた。
(CNN) 米ニューヨーク市警(NYPD)は4日、2016年に通報を受けた事件の件数が統計を取り始めて以来、最も少なくなったと発表した。
対照的にシカゴでは、2016年に起きた殺人事件の件数が1997年以来で最悪の水準となっている。
ニューヨーク市警のオニール本部長はブルックリンで開いた記者会見で、シカゴ警察のトップが先月、ニューヨークを視察に訪れたことを明らかにした。犯罪が減った理由については「われわれは地域社会の中で特定の人物を洗い出している。犯罪にかかわっているのはごく少数の人物にすぎず、われわれはそのために持てるすべてのリソースを使っている」と説明した。
この手法と組み合わせて地域社会とのかかわりに重点を置いたことが成功につながったと当局者は指摘。NYPDの警察官はこの2年で2000人増え、過去15年で最大の増員となった。
NYPDがまとめた統計によれば、2016年の発砲事件は998件と現代史上最も少なく、前年より12%減少。殺人事件は約5%減の335件、強盗は約9%減って1万5498件だった。
会見に出席したデブラシオ市長も、「何十年もの間、犯罪と都市と言われて人々が思い浮かべるのはニューヨーク市だった」「だが犯罪は転換させることができると我々は実証した」と胸を張った。
NYPDは記者会見が行われたブルックリン博物館で、1980~90年代にかけてのニューヨークと現代を対比させる写真展も開催。地下鉄の車両は落書きだらけでセントラルパークはテントが並ぶ野営場と化していた当時とは対照的に、現代のニューヨークを写したカラー写真には整然とした光景が並んでいる。

こんな写真展を企画なんて、NYPDもやるもんですね。


アメリカ警察も人種偏見に基づく過剰防衛という大きな問題をはらんでいるが、やはり寒空に駆けつけてくれた警察官を(びっくりしたけど)頼もしいと思った。



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