密接な関係にある他国から

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遅きに失した対露制裁

オバマびいきの私ですが、どうも対ロシアは後手の回った。特にこの任期終わりの間際で、どれだけ強硬姿勢を取っても、トランプをうまく抱き込めば+トランプはロシアのおかげで買ったなんて絶対認めたくないのだから、この制裁は大統領令で撤回される可能性が高い。


なんだかどこもかしこも、プーチンにいいようにやられている観がある。
このところ、オバマ氏とトランプのツイッターでの議論が頻繁であるという。トランプはオバマ氏のやることにことごとく批判をツイートしているらしい。まあ、蚊帳の外で言いたい放題は今のうちだが、この4年間、できるだけ最小限の破壊に収まることを望んでやまない。

(CNN) ロシアがハッキングにより今年の米大統領選に介入にしたとされる問題で、オバマ米大統領は29日、ロシア情報機関への制裁や外交官の国外退去命令など、前例にない報復措置を取ったことを明らかにした。これに対しロシア当局は、ロシア政府は同様の対抗措置を取る意向だと言明した。
オバマ政権は、ハッキングへのロシアの関与は「重大な悪意あるサイバー関連活動」だと指摘。選挙に介入したとして、ロシア人4人とロシアの5組織に対し制裁を科した。また、ロシアの外交官35人に72時間以内の国外退去を命じたほか、ロシア関連施設2カ所の閉鎖も行われる。
選挙へのハッキングに関与したロシア当局者の名前が制裁リストに記載され公になるのは初めて。
ホワイトハウスの声明で、ロシアのサイバー活動は選挙に影響を与え、米国の民主制度への信頼を失わせると共に、米国の選挙過程の健全性についての疑念を植え付ける意図で行われたとしたほか、米政府機関に対する信頼を失墜させる意図もあったと指摘。「こうした行動は受け入れられず、許容されない」と述べた。
ホワイトハウスと米財務省が出した声明によると、選挙に介入したとして米政府の制裁対象になっているのは、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)とロシア連邦保安庁(FSB)の2つの情報機関、GRUの幹部4人のほか、GRUの作戦任務を物資面で支援した企業3社。

米国はこれとは別に、サイバー活動を通じて資金や個人の特定につながる情報を不正に流用したとして、ロシア人2人にも制裁を科した。2人は以前から米連邦捜査局(FBI)が指名手配していた。
これを受けドナルド・トランプ次期米大統領は29日、声明で、「今は米国がより大きなこと、より良いことに向かい前進すべき時だ」と述べた。トランプ氏はロシアの選挙介入があったことを疑問視する見方を公にしている。ただ、この問題について報告を受けるために来週、情報機関の当局者らと会う意向だとも付け加えた。
オバマ政権の高官は同日、記者団に対し、トランプ氏が大統領令により今回の制裁を撤廃する可能性もあると認めた。
こうした一連の措置に対し、ロシアは同日、即座に反応を示した。ロシア外務省のザハロワ報道官は、外交官の国外追放に対抗して同様の措置を講じる意向を表明。ただ、詳細は明らかにしなかった。また、ペスコフ大統領報道官は記者団に対し、報復措置に代わる選択肢は存在しないとしたうえで、プーチン氏は決断を急いではないとも付け加えた。
米当局者によれば、ロシア当局はこの後、最初の目立った動きとしてモスクワにある英米系の学校の閉鎖を命じたという。

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