密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

真っ当野党、共闘して、日本を正道に戻せ

安倍首相は70年談話の中で戦前の日本について、このように述べている。特定の当時の状況名称(植民地ブロック経済・満州事変)を取り払うと以下のごとくなる。



日本経済は大きな打撃を受けました。その中で日本は、孤立感を深め、外交的、経済的な行き詰まりを、力の行使によって解決しようと試みました。国内の政治システムは、その歯止めたりえなかった。こうして、日本は、世界の大勢を見失っていきました。


驚くべきことに、これはまさに現在の日本の状況に合致する。さすがは目指せ戦前回帰である。



そして国際連盟からの脱退。日本は、次第に、国際社会が壮絶な犠牲の上に築こうとした「新しい国際秩序」への「挑戦者」となっていった。進むべき針路を誤り、戦争への道を進んで行きました。
そしてこれは、昨今の日本の国連での態度、国際社会でのポジションを見ると、これから起こることではないだろうか?


戦争は一度起こってしまったら、国民個々の力では止められない。こういう時に、危機感のない政治屋は自分たちのテリトリー争いに汲々とする。民進党のいま一つの煮え切らなさは、国の危機と口で言っていても、そう言って、与党返り咲き、あるいはうまく与党と折り合って、政策を出し行政に関与するポジションを得たいという、のんびりした危機感である。しかし、真っ当な野党は危機感が違う。
赤旗:がっちり 本気の共闘/小池氏・はたの氏・樋高自由党県連代表が演説 川崎
日本共産党が全国各地でいっせい宣伝行動にとりくむなか、小池晃書記局長・参院議員は24日、はたの君枝衆院議員(衆院比例・神奈川10区予定候補)と、自由党県連の樋高剛代表とともにJR川崎駅前(川崎市川崎区)で演説し「野党の“本気の共闘”で、安倍暴走政治を止める2017年にしていこう」と呼びかけました。演説後、小池、はたの、樋高の3氏は、がっちり手をつなぎ、集まった市民から拍手が湧き起こりました。


 小池氏は、23日の国連安全保障理事会で、南スーダン政府への武器輸出の禁止などの制裁を科す決議案に対して、日本政府が中国やロシアなどとともに棄権し、決議案が否決されたと報告しました。


 小池氏は、決議案は、欧米諸国などが、内戦状態にある南スーダンでは大量虐殺の危険性もあると憂慮して提出したものだと述べ「日本は南スーダン政府を刺激したくないと棄権した。自衛隊を派遣し続けたいがためだけに、国際社会の努力を妨害したのは本末転倒だ。安倍政権の外交は、世界の流れから孤立するものだ」と厳しく批判。自衛隊の南スーダンからの撤退とともに、「道理ある、憲法9条にもとづく本気の平和外交に転換させよう」と訴えました。


 はたの氏は「今必要なのは、地域でまじめに働き、暮らす人を心底応援する政治です」と強調し「野党と市民の共闘を大いに広げ、安倍暴走政権の国会から、市民の立場に立つ国会へと切り替えたい」と述べました。


 樋高氏は、今夏の参院選複数区で共産党など野党候補の推薦を初めて決断したのが神奈川だと明かし、「川崎、神奈川から、野党共闘のうねりを全国へ広げよう」と訴えました。


だいたい、バリバリ共産主義思想のプーチンに擦り寄り、お友達になりたぁーい安倍首相が、真っ当な護憲政党日本共産党を、テロ政党呼ばわり。ヘタレの民進党への恫喝に民共のなんのとレッテル貼りして、しかもそれが効果を持ってしまう、つくづく日本は本質よりイメージ重視の国だ。国内では、安倍首相の海外での活躍が支持率に繋がっているのだろうが、彼の活躍は、無知無恥トンチンカン首相の恥の上塗りから、今や大きな顰蹙へと変わってきているのだ。知らぬは日本人ばかりなりだ。


日本共産党は、国際社会に通じる、本質的思考と論理性と交渉のトレーニングを他のどの政党よりきちんと行っている。党内で、ポジションにかかわらず、自分の意見を言い、議論を尽くし、決まれば、みんなでブレずに自分たちの決定を党の意見として打ち出す。
そういう姿勢は、アメリカでも同じだ。独裁国家でない国は皆そのルールを実行している。


決定を常に覆し、いろんな意見があると言いつつ、人の意見には耳を貸さず、それが民主的だと勘違いしている民進党。話し合いなど興味なく、利益供与、ギブアンドテイクで物事決定し動かしている自民党。そしてこういう政党が、頼りになると考える日本国民。


もう一度この安倍談話の予言的言葉を噛み締めてみてほしい。
”日本は、次第に、国際社会が壮絶な犠牲の上に築こうとした「新しい国際秩序」への「挑戦者」となっていった。” 今テロや紛争などの”壮絶な犠牲”を経て、世界は2つの方向に動き出している。軍国右傾化と軍縮共生。日本は明らかに、軍縮共生という「新しい国際秩序」への「挑戦者」となっている。


なんとしても、同じ歴史を繰り返してはならない。安倍政権をこれ以上続けさせれば、
必ずや、進むべき針路を誤り、戦争への道を進んで行く
真の野党共闘を支持する以外にこれを止める道はない。

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