密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

キッシンジャーの懸念 いま一番危険な男は、安倍晋三首相

面白い記事を読んだ。安倍首相がトランプタワーに馳せ参じた、11月17日の翌日18日(19、20日)ヘンリー・キッシンジャー氏と会談し、安倍政権は危険な政権と認識を共にした、というのである。


アメリカの、ABC/CNN/Dailyは、トランプとキッシンジャー氏(国際政治学者ニクソン政権およびフォード政権期の国家安全保障問題担当大統領補佐官、国務長官)の会談が、NYで行われたことを報じているが、内容、特に日本との関係などには触れていない。


しかし、キッシンジャー氏が安倍政権を危険と認識するのは頷けるのだ。
日本については、経済大国である以上政治・安全保障両面でも大国として台頭しようとする欲求を持つだろうとの見方を一貫して示している。特に、1971年の周恩来との会談で日米安全保障条約に基づく在日米軍の駐留が日本の「軍国主義」回帰を抑えており、同盟関係を解消すれば日本は手に負えない行動を取り始めると警戒感を示した「瓶の蓋」論は有名である


冷戦後間もない時期の著書である『外交』でも将来日本が政治的に台頭するとの予測を示した[13]。2008年1月の「日高義樹のワシントン・レポート」でも変わらず、「日本は10年後に強力な軍隊を保有しているだろう」と述べ、日本の核武装や憲法改正については「日本が決めることだ」と発言している。
佐藤栄作首相の密使として沖縄返還交渉に当たった若泉敬の著書『他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス』(1994年)によると、キッシンジャーは1969年11月に、「返還後も緊急事態の際に事前通告により沖縄に核兵器の持ち込みおよび通過を認める権利」を要求、若泉との交渉により「事前通告」を「事前協議」とすることで諒解したという。この条項を含む密約の存在について、1995年にNHKの取材を受けたキッシンジャーは、「お国(日本)の政府に聞きなさい」と返答を拒んだ[14]。その後、2007年に信夫隆司・日本大学教授によるアメリカ国立公文書記録管理局での機密解除公文書調査で、キッシンジャーが1969年11月19日から21日にかけての日米首脳会談のためにニクソンに宛て作成した、核密約締結手順を記載したメモが発見されている[15]。<ウィキペディア>



「本当にグローバルな『世界秩序』」を築き、新機軸を打ち立て「ヴェストファーレン・システム」の現代化を図ろうとしている共和党の重鎮ヘンリー・アルフレッド・キッシンジャー博士は18日、19日、20日(日本時間19日、20日、21日)、ニューヨークでトランプ次期米大統領と会談し、トランプ政権が進める政策、閣僚人事などを協議した。このなかで、対日外交について、「いま一番危険な男は、安倍晋三首相だ。極右のカルト集団である『日本会議』を支持母体にしていて、戦前の日本に戻そうとしているからだ。この世界で最も危険な国は日本であり、世界の火薬庫となる。安倍晋三政権は、一日も早く潰さなくてはならない」と指導し、トランプ次期大統領も認識を一致したという。キッシンジャー博士は2月3日、息子のポール・アルフレッド・マナフォート氏を伴って訪ロし、ロシアのプーチン大統領と会談、その後、頻繁に連絡を取っており、2017年2月3日、再度訪ロする。これは、天皇陛下にごく近い筋からの情報である。


特別な情報網からの記事のようなので、素人が裏を取れるものでもないだろう。
キッシンジャー氏のように、多感な時期を、ナチスから逃れ、アメリカに亡命。1943年20歳でアメリカ軍に入隊、ドイツと戦い、戦後処理にも参加している。そういう人物であるので、当然日本の大戦時の蛮行、国民洗脳行状も明確な記憶があり、戦後日本を監督した者としては、この数年加速する安倍主導の日本の軍国化、戦前回帰が、どれほど酷い状況を生むか危機感があって当然だろう。もし、キッシンジャー・トランプ両氏が、「安倍晋三政権は、一日も早く潰さなくてはならない」と認識したなら、日本国内の”日本はアメリカの俗国説”に則れば、安倍首相がどれだけ媚びても、もう安倍政権は終わりである。ただ、残念ながら、そうは単純にはいかないだろう。なぜなら日本は独立国で、アメリカもそう認識・対応しているからだ。


もし彼らの認識が、日米外交上反映されるとするなら、他国の悪辣で危険な指導者に対する圧力や交渉(恫喝)はあるだろう。しかし、トランプも気分屋であるので、あてにはならない。ともあれ、現在、安倍首相は”世界の中心でのけ者にされる”人物と相成った。 


こういう人間に自国の舵取りを任せたいて、もうすでにとんでもない方向に動き出しているのに、その認識がないというのは、あまりに無責任だ。日本を正しい道に戻すことは、国民の手で何としても果たさなければならない。



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