密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

自衛隊に誇り、ゆえに共産党憎し、これが野田氏の魂?

これが、漢・野田佳彦の魂ですか。



民進党の野田佳彦幹事長は27日、地元の千葉県船橋市内で開いた会合で、共産党を含めた野党共闘について「私は自衛官のせがれで、(自衛隊解消を綱領に掲げる)共産党に対する意識は、どなたよりも強烈だ。魂は売らない」と述べ、理解を求めた。
 野田氏は「今の(自民党)1強を崩していくことに最大の意味がある」と強調。この後、記者団の取材に対し、共産党が求める共通政策の策定や相互推薦に関しては「できる限りの協力の中で、判断していかなければならない」と述べるにとどめた。(2016/11/27-18:21)


ふぅ〜ん お父さん自衛官なんだ。それで野党幹事長のくせに、ネトヨウ的共産党攻撃が
根底の魂って、困ったもんだ。



何度も書くが、日本共産党は、護憲政党。ゆえに、憲法違反の可能性のある自衛隊は廃止をし、それに代わる護憲組織に変えようというのが彼らの理想であるけれど、ここで再び護憲政党であるゆえに、国民総意によってあるいは、理解を得た上でなければ、変えられないということを踏まえている。また、個別的自衛権に関しては、必要という見解を示している。震災などで自衛隊員の活躍は大いに国民の支持を得ているが、今行われているように、自衛官たちの意思に関わらず、軍隊化してしまう危険もある。


今なんとなく、感情的に自衛隊否定は国賊!!!恩知らず!!みたいな空気があるし、そこに持ってきて、自衛官の息子なので、、、なんてのは、父親の人生の政治利用。父親の職業を誇りに思うのはいいけれど、しかしそれを持ち出して、共産党の自衛隊に対する姿勢をきちんと理解せず、与党よろしく攻撃する+自己保身に利用、とはなんたる愚か者。共産党には組織票を出してもらいだけ的面の皮の厚い姿勢が、国民の反感を招いているのにまだ気がつかない。


自衛に対しても、環境が整ってからきちんと話し合い、憲法に即する体制を検討するべきだ。特に現在そして近い未来、警察組織の憲兵化、自衛隊の軍隊化、すべてトップの思惑で強行される危険。 自衛官の意思に関わらず、人を殺さざるおえない任務に送られるーそれも自衛のためでもなんでもない。国際貢献ならもっと別の方法がたくさんあるし、危険でも自衛官は誇りを持って行える、彼らの最初の志通りに。


共産党は、トップダウンの未だ軍隊的性格と指令系統を残す自衛隊を、民主的な国防、災害救助の組織に再編成するべきと主張している。


国民の誰も知らない、” 自衛隊法で罰則のある第9章に防衛出動は拒否することができないし、 無視したら7年以下の禁固または懲役”こんなことが決まっている現在の自衛隊。
暴走する防衛省幹部。共産党の言い分は間違っていない。かつ、正しいから押し通すではなく、国民の理解と総意に基づいてとしているのだ。これのどこが、自衛官の息子である野田氏の魂を損ねるのだ。おじいちゃんだのお父さんだの尊敬のあまり、それを自分のアイデンティティー・プライドにして、その頃を賛美、それが今日本を狂わせている。お祖父さんお父さんの時代とは違うのだ。


根本を見据えずに、カッコばかりで発言するから、”田舎プロレス”なんて言われるんだ。


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