密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

FBIコーミー長官に集中する批判 ヒラリー私用メール問題

今日はハーロウィンで子供達がお菓子を求めたたくさんドアを叩いてくれた。
ホワイトハウスでもハーロウィンイベントで、オバマ大統領とミッシェル夫人が マイケルジャクソンのスルラーを並んで踊っていた。大統領は(恥ずかしそうで)イマイチキレがなかったが、ミッシェル夫人はさすがに楽しそう。エレノア・ルーズベルトをしのぐと言われる人気ファーストレディーの面目躍如でした。


さて、元ファーストレディー、そして大統領候補のヒラリーの私用メール再燃の問題。
一時、大統領選への大きな影響、ヒラリーへのダメージが心配されたが、現在の出口調査ではほとんど影響がないことが分かった。


多くの賢明なアメリカ国民は、私用メール問題は、もう昔の話で調査も十分なされたことと判断している模様。(特段の問題も見つからず追訴もされなかった) その上で、各方面から、今回のFBIコーミー長官の判断が適切でなかったとの批判が噴出している。
それは、ヒラリー陣営からだけでなく、共和党サイドからも、またFoxニュース(共和党系のニュースステーション)の2人のコメンテーターさへ、FBIが政治にパワーを持って踏み込んだことへ遺憾の意を表明している。

いかにもFBI的な男前コーミー長官



問題は、調査中の内容を、大統領選に大きな影響を与える可能性を認識しながら公にリークしたこと。トランプにもロシアとの内通などもっと重大な問題があるのにそれに手をかけず、(普通に考えれば)以前の調査以上の重大事項があるとは思えない今回のメール発見を、投票日8日前に公表したことと、その調査結果は、8日過ぎでなければ出ないということ。プライオリティーを鑑みても、公正性を鑑みても、判断ミス以外の何物でもない。私用メールはMisstakeというレベルのことであり、実はブッシュ政権下のラムズフェルド国務長官も自らのアカウントを使っていた。


しかし、ヒラリーは強面で、親しみやすい感じではないこと、時々見下したようにうんざりした顔をする(そこがいいんだけど)などが災いしてか、何か隠している、何か悪いことをしている、という印象が付いて回るが、追訴されたり、法を犯したりはしていない。そうであっても、うまく隠してる、より信用できないとくるから、損をしている部分もあるなぁと私などは思うのだが。 この記事にヒラリーの信用出来ない印象由来がよくまとまっている。ご興味のある方は読んでみてほしい。



とにかく大統領は彼女が適任だ。初の女性大統領の誕生を心から願っている。

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