密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

やっぱりねぇ、日露首脳会談は北方領土“ゼロ回答”確実 

ゲンダイ記事の書き出しも”やっぱり”。
しかし、プーチン大統領あいてに、アメリカ流にファーストネームで呼びかけ続ける安倍首相って、相当KY。


アメリカ人は誰でもいつでもフレンドリーで砕けていることを前面に打ち出すが、その実とても微妙な関係の間合いを計っている。ファーストネームで呼ぶ、呼ばないもその一つ。ロン・ヤス会談(レーガン大統領と中曽根首相がお互いに親しみを込めて、ショートネームで呼び合うことから)なんて言われたこともあったが、当時日本ではそれだけで驚き!!だった。安倍総理は何を勘違いしているのか、自分から相手にずけずけファーストネームで呼びかける。見ていてハラハラする。もちろんどこの首相もこの英語に不慣れな田舎者に、”Please call me President Obama”なんて失礼なことは言わないが、やはりKY。



どんなにファーストネームで呼びかけて、支援を(外交交渉ならチラつかせるのが普通だが)ジャブジャブ気前よく与えて、相手が恩に来てくれるだろうというのは、あまりにおぼこい、日本国内のみ(日本は寿司で大事な誇りや魂を売り渡すほどイージーだが)


特に”ウラジミール”は一筋縄ではいかない。もちろん日本なんかカモだろうし、安倍首相の大敵中国とは、思想、国力ともに、うまくやっていきたい(が両者死力を尽くして交渉戦だろう)こちらの方がロシアにとって重要。
”ウラジミール”曰く「強い信頼関係にある中国との国境画定交渉ですら40年を要した。残念ながら、日本とはその水準に達していない」だって。さもありなん。


日ロ経済協は着々


 ロシアサイドは、8月ぐらいまでは、色よい返事をしそうな姿勢だったという。だから日本側も経済協力を約束し、ロシア経済分野協力担当大臣までつくった。ところが最近になって、突然、かたくなな態度になっているという。安倍首相はプーチンの術中にはまってしまった可能性もある。


 12月の日ロ首脳会談はどんな内容になるのだろうか。


「酒を交わして、真剣に協議していきましょう、という感じでしょうか。“成果”とは呼べないレベルで、解散総選挙の土産にはならないでしょう。そもそも、本気で締結に向けて詰める気があるなら、東京で開催すべきです」(孫崎享氏)
ウォッカのお国柄、酒を酌み交わすというニュアンスが通じるのは、中国、韓国までかな。 ”酒で本音が引き出せる” 酒が手伝って”腹を割って話す”は、アメリカでも通じないかも。故郷にご招待とか、なんか日本人のビミョーな親愛の情なんて国が変われば全く通じない(もちろん人同士の真心とか愛情とかは通じる)安倍首相が胸を張っていた“信頼関係”は、一方通行、片思い。
 ロシア政府は25日、日ロ経済協力計画で、極東ロシアの事業規模が約1.7兆円超に達すると発表した。安倍首相は5月、ソチでプーチンに経済協力のプランを提案している。経済協力の方は着々と進行している。

”ウラジミール”とお友達になったり、本音を引き出したり、信頼関係を築いたりなんて、習近平国家主席でもできないだろうし、やろうと思ってもいない、と思うよ。


山口で、カモがネギ背負って、胸算用。なんてね。


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