密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

3期9年決定 毎日新聞の事実を伝えるだけの報道にはうんざり

さらっと事実だけ報道。これが最近の大手新聞の姿勢。アメリカ大統領は、4年任期で、国民総意の選挙で選ばれる。 国のトップが与党内の勢力権力構図で決まる現在の体制であるがゆえ、ずるずると任期引き伸ばし、しかも現在の安倍氏の独裁体制の強化にしかならない決定を何の危機感もなく報道、両論併記の問題提起さえないとは情けない。

絵がつない受信料徴収で不評のNHKではあるが、こちらは両論併記のスタイルで、うまく問題提起をしている。

自民 総裁任期 連続3期9年まで延長方針を決定
自民党は、総裁任期の延長をめぐって、党所属の国会議員を対象にした会合を開き、現在、最長で「連続2期6年まで」となっている任期を「連続3期9年まで」に延長する方針を決めました。
自民党は、先月下旬から、党則で最長で「連続2期6年まで」となっている総裁任期の延長に向けて「党・政治制度改革実行本部」で議論を進め、26日午後、党所属の国会議員を対象にした会合を開き、50人余りが出席しました。
この中で、対応について一任を受けていた高村副総裁は「大胆な改革の実現には、強いリーダーシップと一定の期間が必要だ」などとして、「連続3期9年まで」に延長する方針を説明しました。


これに対し、出席者からは「これまでの党内の議論を国民に丁寧に説明して理解を求めるべきだ」、「党の地方組織からも意見を聞いてほしい」などといった意見が出されましたが、方針そのものへの反対意見は出されず、了承されました。
一方、会合では党内に「総裁任期の制限そのものを撤廃すべきだ」という意見があることを踏まえ、制限の撤廃も視野に、将来、任期の取り扱いを検討することも申し合わせました。


自民党は、来年3月の党大会で党則の改正を行うことにしていて、任期の延長が正式に決まれば、現在2期目で、任期が再来年(平成30年)9月までとなっている安倍総理大臣は、次の総裁選挙に立候補することが可能になります。
高村氏「少しずつ任期を延ばしてきた歴史」
「党・政治制度改革実行本部」の本部長を務める高村副総裁は、記者団に対し、「『3期9年にすべき』という意見と、『任期自体を撤廃すべき』という意見があったが、自民党はこれまで少しずつ任期を延ばしてきた歴史があり、国民により理解してもらえるのはどちらかという観点も踏まえ、3期9年という案を示した。基本的に全員に賛成していただいた」と述べました。
石破氏「国民がどう捉えるかは課題」
石破前地方創生担当大臣は東京都内で記者団に対し、「形式的に瑕疵(かし)がない以上、党の方針に異を唱えるつもりはないが、それを国民がどう捉えるかということをわれわれは課題として抱えている。国会議員だけの論理ではなく、国民に理解いただけるように努めることが必要だ」と述べました。


甘利氏「ほかの主要国並みの期間を」
甘利前経済再生担当大臣は記者団に対し、「発言者全員が賛成だった。国際会議で私自身、『来年もあなたが来られるか』と聞かれる場面があったが、国際的にリーダーシップを取っていくことを考えれば、ほかの主要国並みの期間はあったほうがいい」と述べました。
こういうコメントを出せる神経が信じられない、、、、、、



公明 石田氏「大変、大きな決定」
公明党の石田政務調査会長は記者会見で「今の政治の仕組みからいくと、自民党が与党である限り、総理大臣になるのは自民党総裁なので、大変、大きな決定であることは間違いない。きょうの決定を、連立政権の友党として受け止めたい」と述べました。


共産 穀田氏「安倍政権の暴走を続けようという考え方」
共産党の穀田国会対策委員長は記者会見で、「自民党は、安倍政権の暴走を続けようという考え方で、その先に『憲法改悪』を考えていることは周知の事実だ。それを許さないように取り組んでいくというのが私たちの構えだ。安倍政権の暴走をストップさせるため、野党で協力して戦おうと言ってきたので、その運動を頑張ることに尽きる」と述べました。
やはり頼みの綱は共産党。安倍氏を囲んで自民党世襲議員の妙な盛り上がり暴走は、次期総裁選も前回どおりのライバル粛清で決まったようなもの。次回衆議院選挙で、この思い上がったプチ独裁者にぐずぐずの足元(経財、汚職、原発、社会情勢メディア口封じでなんとか保っているが)一矢報いれば、総崩れしそう。共産・自由・社民・市民連合で野党共闘の強化を。蓮舫・野田民進党に振り回されている時間はない。


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