密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

自国の平和を売り渡す南スーダン派兵への無責任な訓示

アメリカでは、南スーダンは世界で最も危険な地域という認識である。
日本はどうも違うらしい。いくら自衛隊に志願したとはいえ、平和憲法の下、人を殺す任務を与えられるとは思っていなかっただろう。


南スーダンは、かつてのルワンダと極めた近い状況に陥っている。隊員たちは地獄を目の当たりにする。命が助かって帰国しても、彼らの人生は狂ってします。
安倍晋三は何のために、このような任務を強硬に与えるのか? しかも高みの見物、現状認識皆無。どこが”急迫不正の侵害”なのだ? 軍国ロマンによって司令官ごっこは許せない。

安倍晋三首相は二十三日、陸上自衛隊朝霞訓練場(埼玉県朝霞市など)で行われた自衛隊観閲式で訓示し、安全保障関連法に基づく新任務「駆け付け警護」や「宿営地の共同防衛」を念頭に「諸君には新しい任務が与えられることになる」と明言した。稲田朋美防衛相は岩手県を訪れ、十一月に南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣される陸自部隊による駆け付け警護などの訓練を視察した。
 首相は訓示で、新任務について「平和を守り抜き、次の世代に引き渡していくための任務だ」と強調。南スーダンPKOに参加している陸自部隊に触れ「今後も積極的平和主義の旗を高く掲げ、国際的に活躍してほしい」と語った。政府は十一月中旬にも、新任務を活動内容に加える実施計画の変更を閣議決定する方向で最終調整している。
 稲田氏は陸上自衛隊岩手山演習場(滝沢、八幡平両市)での視察後、南スーダンに派遣される第九師団第五普通科連隊(青森市)に訓示し、新任務の訓練に関し「全てが初めてのことだが、各種の動作を整斉とこなす姿を確認できた」と述べた。観閲式では米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイが初めて飛行した。


「平和を守り抜き、次の世代に引き渡していくための任務だ」政府軍VS反政府軍、既に見境のない無法な殺し合いとかしている。この只中に武器を持って飛び込ませることが、平和を守り抜くことだと思うのは、最高司令官の資質を疑う。
安倍首相は、自衛官の戦死という事実を欲しがっているように感じる。そうなれば、戦死者を英霊と祭り上げ、より強固な軍国化を進める宣伝に使う。そして平和憲法は事実上破られ(戦争法強行採決で既に破られたいるが、まだ事実上の講師には至っていない)日本は戦争のできる国になる。
「今後も積極的平和主義の旗を高く掲げ、国際的に活躍してほしい」

これは、軍事国家宣言だ。いつから日本は首相のこんな発言を許すようになったのか?


心ある議員は、次期衆議院選で小沢一郎氏の自由党に結集し、共産党、社民党と共闘し、連立政権を打ち立て、なんとしても、このめちゃくちゃになった日本を立て直して欲しい。



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