密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

またしても、民進(民主)党の間違った選択

岡田代表、野党共闘を決めるまでに、ものすごく時間を費やし、何かにつけてはっきり言わない、じれったい人であったが、石部金吉の頑固さで、決めれば貫く人、参院選間際に腹をくくった感があったが、期待はずれであった。
あんなに決まらないのに、辞める決断は早かった、早すぎるほど。


結局抱える議員数で、民進党を中心に据えるしかなかった野党共闘。言ってみれば民進党に振り回され、勢いを削がれ、対共産党への暴言や、不当な扱い、どう見ても中心に据えて推進力になる資質に欠けていた。


繰り言になるが、なぜ、宇都宮氏が統一候補ではいけなかったのか?共産党が支持しているから?決めるのは民進党でなければならなかったから? 鳥越氏は知名度もあり、はっきり9条護持、反原発などを掲げたいて、良い候補だと思ったが、逆に都民は知名度の惑わせれるほど軽くはなかったとも言える。私の友人は、(宇都宮氏が辞退したので)これぞという人はいなかったが、素人に都政は任せられないので、小池氏に投票した、といった。都政策へのピントを欠いた鳥越氏に比べ、トリッキーな言葉ではあるが、具体的都政への政策を明示し、孤軍奮闘の女性(という売り出し)に、人々の期待は集まったのだから。


民進党(民主党)はここぞという時に、判断ミスをする。ブレる。芯が歪んでいては、
コマは回らない。コマの中心はブレてはいけない。


蓮舫氏は、頑張っているが、まだ線が細い気がしてならなかった。それは、彼女の訴えていることへの情熱と、彼女の情勢判断、バックグラウンドに齟齬があるからだ。
結局大局の読めない、思い上がった(なんの根拠で思い上がれるのか知らないが)利己的なお子ちゃま幹部に振り回されるブレ続ける政党である。



日本共産党は、暴力革命政党ではない。中国・ロシアの共産主義を引いてレッテル貼りされてきたが、最も信念のある国民生活を第一に、弱者擁護を第一に、活動してきた平和護持の政党だ。


そんなことは、もう野党共闘支持の国民の間では当然の認識になっているのに、民進党はまだ共産党アレルギーだなんて繰り返すのか?
蓮舫氏は政策が違うのなんのと言っているが、自分の党内では、すでに自民党と言っていい派閥を抱え、共産党よりもっと、政策方針が違うのではないのか?


これから安倍政権はより強行姿勢を増すだろうし、その影響を受けて、かつて公に口にすることも憚られる彼らの戦前回帰(いや戦中の)価値観が日本を跋扈するようになり(いや、すでにそういう状態だ)一部の国民はすでに影響下にある。そんな中で、『決められない』民進党のフニャフニャの対立軸では、安倍政権の方が説得力(宣伝、商法操作力)があると判断される。ある意味、都知事選はその象徴だった。国民が、今よりもっと追い詰められた時、頼りになるのはブレない共産党であり、志位和夫の覚悟であり、小沢一郎の采配であり、山本太郎のような若い議員たち情熱である。


もう、共産党・生活太郎・社民の会派を軸に、’小さなコマでもいいから、推進力をもってまわって行けば、バーニー・サンダース・ムーブメントのように、国民はついてくる可能性もあるし、そのうち、民進党に愛想をつかした議員たちも参加を希望してくることになるだろう。いや、参加させてくださいと、言わせるだけの信念のあるムーブメントを作らなければならない。 民進党は、溺れている人の持っている、大きな荷物(その中には助かったあと必要ないろいろなものが入っているが、同時に腐って役に立たないものも入っている)溺れている時は、とりあえす重い荷物を捨てることだ。


PVアクセスランキング にほんブログ村
ランキングに参加しています。宜しかったら
下のバーナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村