密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

山東氏「人権という美名のもとに犯罪が横行している」

山東昭子氏がまたのやトンデモ発言。
記憶に新しい、
「政治家自身も身をたださなければならないが、(週刊文春に)告発した事業者のあり方も『ゲスの極み』。まさに『両成敗』という感じでたださなければならない」


復興が遅れている面などを指摘したうえで、「残念なことに、被災地の一部に補償金に群がろうとする動きがあると聞いている」と発言


この人も、根本認識が狂っている。人権が犯罪横行の原因?相模原の事件を指して言っているのなら、人権ということを理解できず、他人の人権を自分の価値観で奪い取ったのがこの事件。そしてその根底は、自分たちの幼稚な愛国観による、全体主義思想を流布し、過激な偏向思想に導いた安倍政権の責任こそ重大である。


今日、ブッシュ前大統領のキャンペーンのトップアドバイザーをしていた共和党の大物が離党を表明した。理由は、トランプ支持することで、自分の子供たちの目をまっすぐ見られなくなった。そうであってはならないので、共和党を離党する、ということだ。


人は、どんな法律よりもまず先に自分の良心に問いかける。状況に応じて良心の声を抑えることがあるが、良心というのは、確かに存在する。


しかし、今の日本はその”良心”を変な理屈で捻じ曲げ、打ち捨ててしまっている人たちが増えている。安倍政権の、日本人優位性、美しい国、戦前回帰は、現状にストレスをためた人間たちのルサンチマンに働きかけ、間違った自信、非常に狭い価値観と、それを行使する権利が自分たちにあるという思い上がりを植え付けた。そして、穏やかな、ごく普通の思いやり、弱いものは労わろう、助けよう、という良心を攻撃している。


ただごっちゃにしてはいけないのが、出産以前に子供に障害があるとわかった時の、堕胎の選択は、その両親に委ねられるべきで、堕胎を選択することへの非難はするべきでないし、そうすることへの罪の意識を押し付けるべきではない。
ただ、行政や、公人の立場で、障害児を産むべきではないというようなことを言うのは許されない。何人も、自分の個人の問題は個人で決めるべきなのだ。


そして障害をもって生まれた来た人たち、後天的に障害を負った人たち、を役に立たないので排除するという考えは、近い未来に自分に跳ね返ってくる。
全ての人は歳をとる、働けなく、歩けなくなる、自分の意思も確認できなくなることもある、それ役に立たないので排除するというのなら、自分もそう扱われてもいいということなのか?、攻撃的愛国心に満ち満ちて、自衛隊に志願、見事散りましょう国のため?
手足を失い、視覚聴覚を失い、心を病んで生き残れば、誰かの世話にならなくてはならない。自分だけは大丈夫、自分は決める側にいるというのは少々楽観的が過ぎる。


人間は生きている限り老いる、若く健康でも、どんな状況が襲うか分からない、だから子にというグループを作って、一人ではできないことを可能にし、自分の生活を安全にケアをするしシステムを作る、そうしたことに長けた人を代表を選び、その人たちが話し合い
よりよいシステムを提案し、税金を集めそれを使って、人々のためになることを行ってゆく。それが第一義の目的だ。


障害者を”自爆テロ要員として使う”という発想は,子供を含む無辜の市民に爆弾を背負わ出、群衆には放つISISなどのテロリストの発想と一緒だ。そうした子供や老人や女性、排除対象の民族は彼らにとって何の価値もない、物を使うように簡単に命を利用する。
そういうことを、ひどいことと感じなくなる、冗談でもそんなことを書いて得意になる、
良心の麻痺だ。


美しい日本とは、国のために国民に犠牲を強要し、偉大な国という幻想に突き進む社会ではない。弱い人をいたわる、困った時は助け合う、自分のことのように他の人のことも考える、人の痛みを思いやる、そうしたすでに巷に溢れている日本の人たちの良心を損なわないことだ。


その良心が、貧しさに痛めつけられないように、最低賃金を上げ、同労働同賃金、弱い人たちを助ける仕事をする人たちには、相応の待遇を(自衛隊並みに)し、満足して、自分の仕事に誇りを持てる人たちを育成し、学びの機会を拡大し、きちんと自分で思考できる人間を育てる。これがまず行政がやらなくてはならないことだ。


上から目線の調教など願い下げだ。何より自分たちが”上”だと思っている人間ほどひどく劣化しているのだから。


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