密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

最高司令官妄想迷走曲”世界の中心で咲き誇れ!!”

ミズーリー州の大学で,学生が,学内の差別的表現を規制するように要求を続けていたが、学長は訴えを無視し続けていた。多分学生間では,周知の酷さだったのだろう、大学のフットボールチームが、改善を求めて試合を拒否。ミズーリーなど、中南部の州ではフットボールとても重要で(日本では想像もつかないくらい+根強い人種差別主義者がいる)大問題になり、学長は解任。問題解決への努力がスタートした。ちょっと,元気のでる話です。


ところで,今回のパリへのテロをうけて、我が軍最高司令官はテロとの戦いをまた息巻いている。日本の料理店が襲われる心配をするのなら、日本のデパート、大手スーパー、の方が被害が大きいので,心配すべきだし、反日表明なら軒並み日本車の代理店爆破も有効だ。海外でわざわざ日本の何かを狙うなら,直接中東地域の大使館、領事館、企業オフィースを狙うと思う。前にも書いたが、欧米は軍隊を持ち、同時に自国のセキュリティーに大変なお金をかけている。それでも、特に鉄道で繋がっているのヨーロッパでは、テロ対策の難しい。


日本では、国民には中東渡航者に渡航理由の背景チェックを強化すれば,日本人のISIL参加者はチェックできるだだろうが欧米からの観光客は?鉄道テロへの対策は?そういう事を万全に考えてから,発言するのが最高司令官たる人物だと思うけど。戦車や軍艦や戦闘機に乗って,愛国心の高揚に酔うのもいいが、他国で重大自体が起こって、日本レストランが狙われる心配をしていた、などと、気の小さい的外れな事しか言えない最高司令官。ビビリを押し返そうと『我が国もテロと戦うぅぅぅ!!!』って,なに言っているんでしょう。国民は”やはり極右総理はたよりになる,戦う日本が必要!!”などと、けして,同調してはいけない。こんなセキュリティーの弱い国,彼らが本気でやろうとすれば、すぐメチャクチャにされてしまう。地形的にも大陸と近い海岸線のたくさんある。その気のある国がこっそり国民を拉致できる近さだ。セキュリティーは,戦艦や戦闘機で領海領空を守る事だけではない。平和主義実践国は今後の国際社会の大きな要となりうるのに、武力暴力に頼る解決に同調することは、とても愚かなことで、絶対するべきではない。


国際社会にたいして、一度踏みとどまって、この武力連鎖の原因をもう一度明確にし、別の道は無いのかを協議するべきだ、と主張出来る国をめざすべきだ。経済(それも国の対面や上層部だけの豊かさ)や、軍備では”世界の中心で咲き誇る”ことは出来ない事を理解するべきだ、といっても、美しい日本の軍国鳥頭軍団になにを言っても無駄か。政権交代を急がないと,修正が途轍もなく大変だし,その前に深刻な事態が生じる事もありえる。


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