密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

今までで一番かっこいいぞ、岡田代表。橋下五郎氏をぴしゃり

古市司会もひどかったが、記者クラブ主催の党首討論後半の、橋本五郎氏の偏向安倍擁護、へつらいに非難が上がっている模様。


本日、日本記者クラブが主催で行われた9党党首討論がSNS 上で“炎上”している。原因は、記者クラブの代表質問者である橋本五郎・読売新聞特別編集委員の“自民・安倍広報官”ぶりだ。
 本日の党首討論では、第二部で記者クラブの代表質問者の4人が各党首に質問を行うという形式だったのだが、橋本氏は開口一番、「まあ、性格上、自民党の安倍総裁に質問が集中するかと思います。参院選挙が中間選挙で、政府が一体これまで何をしたのかっていうことをですね、これは問いただす場ですから、えー、そこはほかのご党首にも了解していただきたいと思います」と説明した。
 さすがは安倍首相と会食を繰り返す“御用ジャーナリスト”“寿司友”である橋本氏。もっともらしい理由をつけて最初から安倍びいきを正当化したが、その後、つづけて橋本氏から飛び出した質問もすごかった。
「安倍政権は2018年が総裁の任期。マラソンで言えば折り返し地点を越えたが、これから経済以外で何をしようとしているのか。憲法改正なのか、拉致問題、領土問題なのか、東京オリンピックの開催主席なのか。正直な気持ちを吐露してほしい」

というような、なんとも馴れ合い、よいしょな質問に、安倍首相もご満悦で答えていた。


返して、岡田代表への質問は、
「(ずっと安倍政権を批判してきているが)ただ、その安倍政権は、内閣支持率が不支持よりも、いまもう10ポイント以上は(支持が)高いんですねえ。ヘンですね、これ。そんなに悪い政権ならば、もっと不支持が増えていいじゃないですか? なぜそうなってると思いますか?」
常に慎重すぎるというか、はっきりものを言わない、岡田代表、しかし、今回の岡田克也は一味違った。
「(政権の政治実態が)十分伝わっていないということはありますね。橋本さんだから申し上げますけど、メディアはどうですか? 私は相当メディアは自粛していると思いますよ、いま」と反論。「それは自民党から、そういう要望が出たらテレビ局各社が全部飲み込んでしまったからじゃないですか? そういうやり方をしていて、ほんとうに国民のみなさんに伝わるのかと、もっとみなさんも危機感もつべきだと思いますよ」
これは、敵方コートにスパッと決まったスマッシュみたい。最近の岡田代表は有楽町での集会演説も、声が力強く、何か、上着を脱ぎ捨てたという感がある。
この調子で、どんどん前に野党共闘を推し進めて欲しい。
橋本氏は「まったく自粛してませんよ……!「それは主題ではありませんから、次の質問に移りたいと思います」と議論から“逃亡”した。


その他橋下氏は、ニコニコの古市氏に続いて、小沢氏に、侮辱発言、
「(小沢氏は)本来ならば真ん中に座っていないとおかしい人なのではないかと。それがいま、端っこのほうにいなければいけない。一体なぜそうなってしまったのか。小沢さんご自身から、なぜ自分がいま零落した状況にあるのか、ということをですね、ここはきちんと説明していただく責任が、小沢さんにはあるのではないかと」


こちらも小沢代表少しも慌てず、『零落しているとは思っておりません。私の政治理念を貫いているだけです』ときっぱり。民主主義に対する理念を語られた。


どうも野党批判がうまく決まらないので、安倍総理に質問集中し、自画自賛を延々と喋らせる、批判めかした質問でっまた喋らせる。なんか、こういう会話、予定調和の似非議論は、寿司屋で内輪でやってくれ、馴れ合い議論は聞いてる方がうんざりだ。


日本記者クラブが、報道の自由に関して大きな問題だというデビッド・ケイ特別報告者の指摘はまさにその通りと言わなければならない。


しかし、この日の岡田代表は最後まで冴えていた。延々と自説をダラダラ述べまくる安倍首相から、質問が映った機会をとらえ、『(質問に答える前に)その前に、1分で答えるのを、何分も何分も総理が答えて、延々と自己宣伝をしていて、こういうやり方はおかしいと思う、日本を代表するメディアの皆さんがおられてこんなやり方をして、一方的な宣伝の場になっているだけじゃないですか』と言い放ち、その後質問に答えた。

他の野党党首(ゆ党3党は除く)も礼儀正しく忍耐強く、じっと安倍自画自賛とお仲間やり取りを聞いていたが、大いに賛同、内心拍手だったのではないか。


その後も橋下氏は憲法改正についても、与野党協力でやるべきで、安倍政権だから嫌だというのは心が狭いとかなんだとか、立憲主義に対する根本的な違いを無視しての、イメージ操作を行おうとし、自衛隊の件でしつこく志位委員長を追求、しかし両党首、しっかりと、ブレずに筋の通った基本理念と展望を述べていて、質問者の詭弁ごまかし的態度が逆に明白になった。 ひどい進行の党首討論だったが、見る人が見れば、野党の腰の据わった態度、メディアの偏向、安倍首相の軽さ、卑しさが露わになったとも言える。


この後、報道ステーションでの党首討論を最後に、参院選までは党首討論は開かれないという、安倍首相の都合で!!


臨時国会も、安倍外遊予定を理由に開かれず、国民が判断材料とする、選挙前党首討論も、安倍首相の都合で開かれないとしたら、一国の首相として、プライオリティーとはどこにあるのか?首を傾げざるをえない。


PVアクセスランキング にほんブログ村
ランキングに参加しています。宜しかったら
下のバーナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村