密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

個展終了・みんな不安でもなぜか安倍批判はせず

丸3年を費やした作品の展覧会終了。こういう作品なので、来ていただいた人とは,やはり日本の右傾化、戦争法、報道統制などの話がでる、というか、殆どの人が、日常ではこういう話題は出来ないとおっしゃるのだ。そういう話題は、するべきでないという認識が強くあるらしい。 政治批判などアメリカではご近所のおじさん達が路上でやっている(ビール片手に、そして喧嘩にもなる−でもへっちゃら)。もちろん相手の支持政党が一緒なのを確認した方がいいけれど,みんな政治談義は大好きだ。


こういう作品の中だと言いやすいのか、多くの人は今の日本に危機感を持っていて,それについて語ってくれた。しかし,そういう思いを持つ事に孤立感もあるようだ。政治批判があって当然なのだろうが、安倍首相を名指しで攻撃する人は少ない。舛添知事のことは名指しで怒っている人が多い。


TVで、政治資金規正法はザル法であると云う、討論でコメンテーター?が舛添氏に怒っているのは、合法とか違法とかそういう事ではないと怒っていた。
でも,安倍お仲間には怒っていない様子というか、政治資金規正法の問題を論じている弁護士さん達も、安倍お仲間には触れないで、むやむやでよく解らなく終わった。


橋本徹氏が出ていた番組だった。本物が喋っている所をはじめて見た。確かに魅力のある人で、好きになる人も多いだろう。その番組では60%の正論と、ちょっとひねった、本音論30%トリック10%。

ここがこの人の大きな問題なんだろう。 昔、赤尾敏氏の銀座数寄屋橋などでの辻説法を聞いていて、凄く納得できる、いいことを言うと聞いていて最後の結論が,ボンと飛躍した所に持っていくので,アレ?となった時の事を思い起こさせる。


橋本氏の、正論と本音論で巻き込んでおいて違う結論を滑り込ませている。ここまで論理的で,しかも本音も隠さないんだからと,信頼させておいて,巧妙に語らない部分と,すり替えもする。なるほど、アブナイ人である。


ともあれ、皆の目を安倍仲間からそらす為の包括的テレビバラエティー・ニュース・知識コメント番組だらけであるなぁと,日本のテレビを見て思う。


多弁に、いろんな角度から,いろんな人が討論しているようで、実はある部分には触れていない。そんな事が、おかしいと思っても,言えない空気をより強化しているのだろうと思う。有名人大物同士はテレビ共演で仲良しこよし。コメディアンが総出で毎日、テレビで活躍、でも彼らのナイフはどこにあるのか?
メディアもコメディアンも牙を抜かれては,存在意義は無い。



PVアクセスランキング にほんブログ村
ランキングに参加しています。宜しかったら
下のバーナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村