密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

米兵軍属による暴行殺害事件 加害者家族も悲劇

島袋里奈さん、さぞ怖かった事でしょう。ご家族どれほど悲しい、悔しいか。
加害者は、日本の女性と結婚し、子供も産まれたばかりという。戦地帰りのストレスを持つ米兵ではなく、事務方であるという。情に割り切れない、遣り切れない。

http://mainichi.jp/articles/20160521/k00/00m/040/132000c

沖縄で繰り返される米兵軍属事件。彼らに、沖縄ならいいと云う、意識がどこかに存在するなら、アジアの人々を同じ人間として感じられないどこかに、差別意識あるのなら、ゆるされないし、軍の責任は大きい。戦地らの戻りの途中のストレス解放地の意味合いもあると言われる沖縄。反面、沖縄に、懐かしさといい思いでと憧憬持つ、元米兵もいる。


アメリカに移ったばかりの頃、家の配線を直しにきた電気工のおじさん。彼が私が日本人だと知ると、”無邪気に”日本にいた事がある、沖縄にいた。とてもいい思い出がある、と話した。一瞬身構えた。彼の無邪気な振る舞いで沖縄で何をしたのか?
彼は、釣りが好きで、ボートが好きで、「あんなにきれいな海は見た事が無かった。」と懐かしそうに言った。一生懸命働いているのも、引退後、今買って、キープしているボートに乗って釣りとビールと、友達の毎日を過ごすためだ、とも、嬉しそうにいった。


顔(岩のように偏屈な顔の人−後に肖像画モデルを頼んだ)で判断しては行けないなと
おもった。


すべての米兵が、沖縄の人たちを蔑視し、暴力的に自己のストレスをおしつけるわけではない。しかし、戦後数多くの人たちが犠牲になり、被害を受け、その上最も辛い事は不当な泣き寝入りを強いられて来た事だ。アメリカ軍にはこの殺人者の処遇を不透明にする事の無いようにする責任がある、地位協定でどうなっていようとも、日本政府もそれを厳しく求めなくてはならない。
日米地位協定の見直しは必至。オバマ大統領に直接訴えてもおかしくない。


謝罪無しの広島訪問で、批判が起こっている上に、この米兵の残虐な行為で、より反米感情が高まる懸念がある。私はアメリカ人の夫を持ち、アメリカに住んでいるので、アメリカよりの考えを持っているいわれても、しかたないと思う。それでも、アメリカ人も日本人も同じ人間であるという事が実感としてよくわかるし、オバマ大統領も、素晴らしい人だと思っている。けして、お金に支配されて弱い人間や他国の人たちの事など、何とも思わない人ではないと思っている。この事に関しても言及するだろうと思っている。大統領の広島訪問を偏見や曇りの無い目で、人間性や誠意を判断して欲しい。


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