密接な関係にある他国から

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オバマ大統領広島訪問へ

ホワイトハウスがオバマ大統領の広島訪問を明らかにした。
CNN:オバマ米大統領、広島を歴史的訪問へ
http://www.cnn.co.jp/usa/35082356.html
ワシントン(CNN) オバマ米大統領は今月下旬、現職の米国の大統領として初めて、同国の原子爆弾が投下された広島の被爆地を訪れる。ホワイトハウスが10日、明らかにした。


訪問は今月下旬のアジア歴訪の最後に追加される。オバマ大統領は就任当初から、第2次世界大戦末期に使われた原子爆弾で数万人の日本の市民が犠牲になったこの地を訪れることを希望しており、それが実現する形となる。

ホワイトハウスは今回の訪問の検討に当たり、オバマ氏の訪問が核兵器の使用に対する謝罪に相当する行為かをどうかを注意深く見極めてきた。戦争の終結には核兵器の使用が必要だったと考える歴史家も多くいる。
ホワイトハウスはこれまで、米国は1945年8月の原子爆弾の使用について日本に正式な謝罪をする立場ではないとしている。だが複数の米当局者は、今回の訪問が核兵器による悲惨な破壊を人々に思い出させる契機になると語った。
ベン・ローズ大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)は10日、ブログサイトの「ミディアム」上で「オバマ大統領は第2次世界大戦末期の原子爆弾を使用するという決断を再考することはしない」「その代わり、我々が共有する未来に重点を置いた前向きなビジョンを示すだろう」と述べた。


原爆の使用がどんな場合でも”適正であった”という事はない。その事は,オバマ氏自身も
よく解っているだろう。「オバマ大統領は第2次世界大戦末期の原子爆弾を使用するという決断を再考することはしない」これは,再考すれば,間違いであった,より良い選択が
あったのではないかと,当然考えるはずだから。正当な殺人などない。ましてや無差別大量殺戮,長年にわたる、人体・環境に及ぼす影響。 広島・長崎の被災者は,謝罪を受けるべきである。しかし日本人であるというだけで、かつて国民の命を顧みず,自分たちの身勝手な誇りで,無謀な戦争に突き進んだ、当時の軍部、為政者と同様な思考、方針の賞賛を行うものが、笠に着て謝罪を叫ぶ事は、非常に理不尽だ。 オバマ氏はどのような”我々が共有する未来”を広島訪問の後のかたるのだろう。 私たち日本の国民の共有する未来は、二度とかつてのような,一部の人間の暴走支配を許さないことである。


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