密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

思いっきりカメラ目線。うん、演じてるよね。

時事通信が、安倍首相の熊本での活躍?の写真を報じている。
どこか、へたな映画のワンシーンの様。そういえば安倍奥様も、主人は安倍晋三総理大臣を演じている、とコメントしていたっけ。
時事:被災者と握手する安倍首相=熊本地震
http://www.jiji.com/jc/p?id=20160423154545-0021275901



握手をしている(させられている)男性の疲れ果てた様子と、思いっきりカメラ目線の安倍総理。 

颯爽と力強く被災地を歩く安倍総理(w) 総理を演じて、そして、日帰り。


東日本震災の時、今上天皇・皇后は、市民の節電に自分たちもと皇居内の暖房をとめておられた。 お二人が、被災地をおとずれ、避難所の体育館の床に寝ている被災者の方々を、一人一人、見舞われて、床に膝をついて、相手の手を握り、相手の話に真剣に耳を傾けられていた、その時、一人の被災者が、「皇居の電気を止めているそうですが、風邪など引くと大変だから、暖房を付けてください」と、周りの人たちも「そうです、そうです」と。(実はちょっと涙が出てしまった。)
自分たちは固い床の上で、寒い思いもしているのに、それでも、そういう状況の人達が、お二人に、いたわりの言葉を口にする。この場面を見て、人間の『徳』というのはこういう事なのだろうと、とても心に残った。お二人はカメラも何も意識せず、と云うか目の前の人に一生懸命に心をかけ、心を砕いているご様子で、それがTVの画面を通して伝わってきていた。


「徳とは何か?」という問いに、禅僧の山本玄峰老師老師が答えて、『大木のようなものだと』大木はそこに有り、暑いときは日陰を求めて人が集まる。そしてまた去っていっても、大木は嘆いたりしない、そこに”在る”だけだ。と

今上天皇・皇后は、そこにいるだけで、被災した人の心に、人間としての極上の心”いたわり”を生じさせた。もちろんその被災者の方々もとても良い心をもっていたのだと思うけど、俺様面でやってきて、怒鳴ったり、相手の目も見ず握手したりでは、怒りや、自分の境遇を嘆き心ばかりが強くなるだろう。


安倍総理が手をにぎったり、話しかけたりした人たちは、どこか、心ここに在らず、あるいは、心を閉じ込めているようだった。


病院で被災者の手をにぎり「応援してますよ.」とか言ったらしいけど、一国の首相の言う事じゃないね。


カメラを通して、自己顕示欲と打算が伝わってくる安倍総理、悲しいかな、頑張って演じていても大根役者。人間の小ささと軽さが写真を通して伝わってくる。


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