密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

類は友を呼ぶ? ダンシングwithトランプ

ミッド・ロムニーにつづいて、ジェフ・ブッシュもクルーズ支持表明、、、、。
通常なら、みんなクルーズは避けたい選択だったはず。はくれ猿の乱入大暴れで、さる退治にマムシを放つ。 せっかくケーシックが、残っているのだから、皆で一斉にケーシックを対抗馬におせばいいのに、、。どちらにしても、抱腹絶倒共和党プライマリーショー
というだけのことだ。
産経;撤退のブッシュ氏がクルーズ候補支持を表明
「トランプ氏の俗悪乗り越えなければ」
http://www.sankei.com/world/news/160324/wor1603240007-n1.html


日本では、本当にトランプをまともな大統領候補の候補として、扱いすぎる。
お維新の松井代表の真っ正面のトランプ戯れ言へ受け取り。後ろ盾の橋本氏の影響か?
トンデモツイートかな?と思ったら、中々面白い切り口なので、私なりのコメントをつけさせていただました。
橋下徹氏「トランプ氏が、日米同盟の不公平さを主張しているのは日本にとって大変いいことだ」2/27のツイート
http://hashimotostation.blog.fc2.com/blog-entry-2797.html
アメリカ大統領選挙ではトランプ氏が一斉攻撃を受け始めた。アメリカもでも日本でも自称インテリは自分たちが一番賢いと思って、トランプ氏が指名されることはないとたかをくくっていた。ところが今の状況で慌て始めた。
これは一部うなずける。ただインテリ達ではなく、共和党の上流、資産家、南北戦争以前奴隷を沢山使って大きくなった名家などの、シルバースプーンズ、共和党の上層部は、彼らの底辺に裾野をなす、白人保守低所得者たちを巧く騙して操っていたのが、トランプの出現で彼らエキサイトして、暴走、コントロールが利かなくなっている。


政治を動かすならトランプ氏だ。トランプ氏になったところで、無茶はできない。それが成熟した民主主義であり、報道の自由が担保された状況での報道による権力監視だ。言うこととやることは違う。アメリカには議会もある。


トランプ氏は政治を動かす?無茶は出来ない?動かせない?議会がいる、報道の自由も担保されているって、それでは、トランプは政治を動かせない。もっとも彼にはアメリカ合衆国の大統領の責務も政治となにかと言う事も、解っていないと思うが。


トランプ氏が今、言っていることがそのまま実現できないことは、オバマ氏のこの8年間を振り返っても十分分かること。これが成熟した民主主義。議会が歯止めをかけ、官僚組織が歯止めをかけ、最後は国民が歯止めをかける。


オバマ大統領の政策に共和党多数の議会は、不必要なほぼ感情的とも言える反発を繰り返し、政府が何度もストップした。それは黒人に大統領になられた、共和党白人達の、人種差別的嫌がらせといっていい。オバマに成果を上げさせるな!国を動かすのは、奇麗なてをした白い肌の上流階級だ!と、これは本当に見え見えで、ああ南北戦争はまだ終わってなかったんだ、、、の感があった。
で、トランプを止めるのは猿回しの親方に収まる誰かさん。そのだれかさんも、トランプが大統領になれなければ、自分のキャリアを台無しにして共和党の主流からも政界から消える。


しかし、橋本氏は、案外、民主主義と国民の力を信じているのですね。
『議会が歯止めをかけ、官僚組織が歯止めをかけ、最後は国民が歯止めをかける。』これは日本的な考えのように思うけど(それが、安倍政権で出来なくなっているが、かつてはそうして穏便に中道におちついていた)


トランプ氏が、日米同盟の不公平さを主張しているのは日本にとって大変いいことだ。これで日本も、夢見る子羊ちゃん状態から正気の戻る。アメリカが日本に適正な負担を求めてきたときに、日本は初めて安全保障を考えることができる。


トランプは、日本が米軍に対してどれだけ負担しているか、しならないと思う。トランプだけじゃない、殆どのアメリカ人が、日本は何もせず守ってもらっていると思っている。
アメリカ人監督の”The OMOIYARI"を見ても解る。とは言え日本人も安倍政権の沖縄に対するごり押しや戦争法の暴走がなければ、知っている人はもっと少なかっただろう。 トランプにこれだけ負担してきたとデーターをみせたら、『お前等、交渉と言う言葉を知らないバカだな』っておもわれるだろうね。


アメリカが日本に適正な負担を求めてきたときに、日本は莫大な財政負担をするのか、自主独立防衛をするのか、アメリカにも一定協力するのか(集団的自衛権)、完全非武装か考えざるを得ない。集団的自衛権へのヒステリー反対は収まるだろう。


武装オブセッション。日本の国際感覚の無さを自覚して、もっと他国に対する理解をふかめ、自国の立場もしっかりと、議題に載せ、交渉する事の方をもっと研いた方がいいのではないかと思う。


関西国際空港が衰退したのは、財務省から莫大な補助金が入っていたから。だから本気で将来のことを考えなかった。僕が知事のときに、地元知事として初めて補助金の打ち切りを主張した。そこから関空問題は関西そして国で真剣に議論された。


人間、他人に支えられていることはなかなか気付かない。その支えがなくなって初めて真剣になる。トランプ氏が日米同盟の見直しを主張してくれたら、日本ではやっと建設的な安全保障の議論が始まる。抽象的な憲法改正議論より重要な議論だ。


残念ながらトランプは大統領になれない。アメリカの事を知っているようで、やはり日本の社会構造に当てはめての解釈に陥っている(だからBamboozle安倍総理なんだけど)
トンデモトランプの力を借りなくても、日本の国民は、Bamboozle安倍とその周辺のおかげで、改めて憲法を読み、立憲主義と言う言葉と意味を知り、周りを気にして黙る事をやめ、自衛隊の意味と役割について考え、沖縄の人たちと共に日米安保、地位協定について考え、福島に人たちと共に、核の未来について考えている。
今までのように政治は政治会お任せ、ではなく、自分の票で意見を発する、政治を行う人たちにより近く接し、意見し、応援してゆくだろう。


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