トランプに対する抗議行動が激化し、また激高する支持者との暴力沙汰に発展するケースが多発。前の記事

トランプ集会暴力沙汰多発。トランプの痴性が、人々の獣性を刺激

http://artrino.muragon.com/entry/330.html

で書いた事態が、拡大中。
CNN：激化する反トランプ運動、通行妨害やデモ行進で逮捕者も
http://www.cnn.co.jp/usa/35079840-2.html
アリゾナ州ファウンテンヒルズでは１９日午後、トランプ氏の集会が開かれた会場付近の幹線道路で抗議グループが車を横向きに止め、支持者らの通行を妨害。

車を横止めして道路を塞ぎ、集会に行く人たち（そうでない人も）妨害し、逮捕者数名をだした。

トランプ氏は集会で、同州で大きな問題となっている不法移民に焦点を当て、メキシコ国境に壁を築くと改めて表明した。

かたや、NYでは、トランプに抗議する人々が、セントラルパーク付近を出発し、同氏所有の高層ビル「トランプタワー」まで行進した。警官隊にペットボトルを投げつける何どした人が、催涙スプレ−を浴びたり、逮捕されたりした。
私は、トランプは大統領になる事はないと思っている。単に彼に投票しなければいいことなのだが、彼の言葉が人々の怒りをかき立て、彼の言葉に賛同する人たちへの怒りが増幅する。賛同者は、内にたまった移民への差別と怒りを解放する。

デモは移民の権利を主張する団体や「反ファシスト」を名乗る団体が主催した。行進に加わったメキシコ人女性はトランプ氏のこれまでの発言に言及し、「私は麻薬密売人ではない。犯罪者でもないし、強姦犯でもない。憎悪は人間の魂にとって非常に危険な毒物だ」と抗議した。

トランプ反対派は平和的なデモに徹するべきだ。交通妨害や暴力の応酬は、トランプの思うつぼだ、彼の主張ではなく、彼の持っている”質”。面白半分に人をあおり、自分を中心の騒ぎを楽しむ、稚気と独善。彼は立った一人でトランプタワーで王様ごっこして遊んでいれば良かったのだ。これだけ国内を混乱させる、大統領なんてとんでもない。

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