密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

日本はアジアの警察にはなれない。

かの有名なMr.アミテージに加え、最低最悪大統領ブッシュ2政権国防長官ラムズフェルド氏と国務長官ベーカー氏 および、米国家安全保障(日本)担当者 旭日大綬章授与。しかし,日本政府はホント共和党が好きだね。私が日本のニュースを注意してみるようになったのは、3.11震災からで、その後、アメリカの新聞にも日本の右傾化の記事がでるようになった。日本の記事でまず変に思った事は、アメリカ国内では全く政策が違う(それどころか,支持層のライフスタイルまで違う)民主党と共和党を、アメリカと、一括りにして論じる事。記事全体が、共和党支持であるということだ。安倍政権の政策は小型の共和党(ティーパーティー系)。 本来日米外交も現政権を見てなされるべきだが、日本の目線には共和党しか映っていない。


『安倍首相は4日、米軍制服組トップの統合参謀本部議長に就任したジョセフ・ダンフォード氏と、首相官邸で会談した。 米軍艦船の南シナ海での巡視活動について、首相は「国際法にのっとり、開かれた自由で平和な海を守るための国際社会の取り組みの先頭に立つものとして支持する」と伝えた。 首相は安全保障関連法にも触れ「日米同盟の絆を強め、抑止力を高めてアジア太平洋地域の安定をより確かなものにしていきたい」と述べた。ダンフォード氏は「日米でより色々なことに取り組んでいく機会を得られた」と応じた。 』


いざ鎌倉!!ですか? 前のめっていますね,最高司令官。『国際社会の取り組みの先頭に立つものとして』?? アメリカは,日本をアジアの警察にするつもりはないと思う。そこまで,安倍を信用する馬鹿はいない。いや、Mr.ドナルドトランプなら、バカーバカ同盟成立もありえるが、軍縮路線のオバマ政権、民主党の次期大統領候補ヒラリー氏もそんな馬鹿ではない。アメリカで伝えられている現日本政府への希望は、自国防衛に責任を強めて欲しいということで、アジアの警察になって欲しいとは言っていない。日米安保を、縮小変更交渉をするのなら、オバマ政権がベストだったのに,完全に逆走してしまったのは残念だ。


ダンフォード氏の「日米でより色々なことに取り組んでいく機会を得られた」−この言葉は協力歓迎とするには、あまりに表現が曖昧で、儀礼的だと思う(原文でどういっているか分からないが、事を明確にする言語の英語で,”色々なこと”というのは,特にこの事ではない場合かな?ともとれる)アメリカと中国がお互い微妙なバランスで、牽制しているところへ、安倍最高司令官の軍隊を招き入れる訳がない。日本の米軍援護は,中国にとっても全く別の意味をもつ。あらぬ方向へ、事態がこじれる可能性が高い。


『菅官房長官「自衛隊が参加する予定はない]と改めて強調した』ー要請がないからだ。頭のおかしい最高司令官の、実戦経験に乏しい”我が軍”を、世界の警察の後がまに据えようと云うほど、アメリカは、愚かでも、弱腰でもない。特に日本政府の大好きな共和党は,軍縮反対、軍事産業バックグラウンドの、強いアメリカ主義なのだ。しかも貧乏人が幾ら死んでも痛痒も感じない人たちだ−その貧乏人の家族の票で選挙で負ける意外は。


日本は専守防衛に専念し、歴史をきちんと認識し、経済文化技術でアジアの国々と強い絆を作る。国際貢献は,人道支援と難民受け入れ,これで十分。最高司令官の早期退陣を願う。


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