密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

志位委員長と岡田代表の公開討論を望む

反安倍政権の国民の支持は、民主党から離れている。党員も苛立を見せている。岡田氏の懸念は保守層の票を失うことと、政策の一致しない政権では,暫定であれ成り立たないということ。戦争法廃止、閣議決定撤廃、までの暫定政権とは言えそれなりに時間がかかると云う事は,志位委員長も認めている。前国会の野党共闘で一致した路線で,進めてゆこうということだが、この際、”戦争法廃止、閣議決定撤廃”の間の状況を想定した政権運営について,両氏に公開討論をしてほしい。


もちろん生活、社民、維新も交えて行うべきだが、まず、国民連合政府発案者である,志位氏と,野党第一党党首で,連合政府案反対の岡田氏が、ディベート形式で討論を行い、国民に公開する。民主党もこのまま国民の反感をそのままに、たとえ,大事な保守票を取り込んでも、芳しい選挙結果は得られないだろう。野党連合も、自公に加え民主+維新と票を争えば、政権奪還は苦しい戦いになる。来年になれば、国会が選挙間近まで続き、悪知恵だけは働く安倍一派がどんな、イメージ作戦を展開するか分からない。その前に、野党共闘の地図を明確にしてもらえれば,市民グループのサポートの方向性もはっきりする。


アメリカは候補者ディベートはよく行われる。メインイベントは、大統領選のディベートである。司会者を介し行うのがベーシックだが、直接討論でもいい。岡田氏の暫定であっても,政策の一致が必要と云う主張と、志位氏の暫定政府解散までの国の運営について見通しは,争点になるだろうし、国民もそこを聞きたいと思うだろう。その上で,民主党が譲れない政策とはなにか?共産党が譲歩できる、あるいは連合政府で凍結できる方針はなにか?共通に行いたい政策はなにかを,国民の目の前でしっかり,討論していただければ、より強固な野党共闘が成り立つ。共産党は,闘争だけでなく,維持と運営にも関わるべきだと思う。このディベートを受けて、こんどは5党首ディベートをして、国民連合政府の具体的方針を討論する。


テレビ中継してほしいところだが、どうせ官邸の建前公平中立圧力でへたれメディアは全滅だろうから、インターネット配信か。選挙演説のように,野外の仮説ステージで、予算があれば、大きいモニタースクリーンとスピーカーで後ろの人まで見られるようにして、録画、文字おこしをネットで公開する。即時アンケートをとることも、両氏の今後の方針を決める上の後押しになるだろう。


と云うことが,起こるといいなぁ、と海の向こうで考える。


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