密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

高齢者働く意欲で”一億総活躍” 実態は生活苦

エコノミックアニマルと呼ばれ、仕事に文字通り命をかける。仕事が生き甲斐
の日本人は遊び下手、リラックスをしない、いや、リラックスとは何かわからない。


それでも、昔は、年取った両親を温泉に連れて行って、親孝行。そんな習慣もあった。隠居は何もせず、ぶらぶら囲碁や将棋を打ちにいったり、芝居に行ったりしている人があちこちにいた。町内会でご隠居旅行なども企画され、祖父母が出かけていった。



”一億総活躍”とは一体なんだろう。動けけなくなって、周りに迷惑をかけるな、国の予算を使うな、自分の事は死ぬまで自分で賄え、そういう事だろう。


NHK:生活費が足りない” 仕事求める高齢者たち
http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2012/07/0706.html
内閣府の調査ですが、60歳以上の男女に『いつまで働きたいか』と聞いたものです。
『70歳以降まで』または、『働けるうちはいつまでも』と答えた人が、71%。
7割を超えています。


「こうした高齢者の働く意欲をいかそうと、福岡県が7千万円の予算を投じて、全国に先駆けた取り組みを始めました。
しかし、取材で見えてきたのは、『生活費が足りない』という高齢者がおかれた意外な実態でした。」


高齢者を社会の役割から閉め出し、何もするな、ではもちろん、心身ともに弱ってしまう。だが、明日の生活お金を心配し、食物、暖房費を削り、清掃業などきつい、若い人のやりたがらない仕事をしつづけなければならないのは、地獄である。
そして今、壮年で働いている人も年を取れば、同じ境遇が待っているとすれば、人生に何の希望も見いだせず、ひたすら生活の為に働くのみ、そんな人生で本当にいいのだろうか。


老後に多様な選択肢を実現する為には、生活を支えられる年金の支給が絶対に必要で、
それ支給できて、はじめて一億総活躍プランを提唱するべきである。


若い人のこぼれ仕事ではなく、高齢者向きの役割の創出も政府の主導でなされなくてはならない。真面目に働いてきた人に、ハーベスト(収穫期)を楽しむ時期を確保する事が政治の役割の一つだ。 



アメリカもヨーロッパに比べれば、いいケアだとは言えないと、日本の報道などでみる。
アメリカと日本の社会環境は近いと。
たしかにそうだが、人間の幸福受領権(?)の認識が、日本とは格段に違う。
バケーションは絶対取る。日本のように自己犠牲で仕事を優先などしない。この忙しい時にバケーションだと!!と起こる上司も同僚もいない。バケーションと、伴侶の誕生日は、水戸黄門の印篭なのだ。
日本でアメリカ人のように、自己犠牲はしない、周りがどうでも、休みを貰う権利があと、自覚行動しているのは、安倍首相。そういう意味で皆、安倍首相を見習うべきだ。


大雨で人が流されようとも、ゴルフはやめない、自分の楽しむ権利は手放さない。一国の首相としては如何な物か、だが、全くNOではない。 日本の人たちは休まなすぎる。


その休まなすぎる国民に、自分の楽しみの人生観を分け与える事をせず、”一億総活躍”

で、もっと働けと云う、ここが、安倍首相の深刻な欠落である。



本当に不思議に思う。何兆単位のお金を、海外に支援し、軍備に費やし、大企業に減税

誰の為に、そのような事を政府は行っているのか?


海外での評価を高めようとしても、いや、実際、高まっていない、歴史修正主義、言論の自由を規制し、子供と高齢者を不安の中に置いて餓えさせている事は、他の国の知る所だから、それで、何を目指しているのか? 理解不可能な人物が日本の舵とりをして、4年近く、もうそろそろ、一つ一つの問題を、根本的に精査し直す政府が必要、政権交代は急務である。


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