密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

人権を守ろうとする人々を左翼と呼んで憎む人々

フロリダからの移動期間、ブログを書くのが難しい。この間色々とあった。G7とゼレンスキー参加、汚染土の国内バラマキ(これに関しては、アメリカフロリダでも、放射能汚染された土を高速道路の土台にしようというディサントス知事ら共和党と市民のたたかいについても書いてゆくつもりで資料をキープしている)汚染処理水海洋排出、入管法をめぐる攻防と、国民の怒りを集めた梅村議員発言などなど。


今日は梅村議員発言について書いてゆこうと思う。
梅村議員という人は、完全に自分は正しい事をしていると思い込んでいる。
入管で長期収容されている在留外国人の人たちを支える、支援者・弁護士たちを、一見いい人、善意の人々、実は在留外国人をトラブルに巻き込む余計なアドバイスをする、ヨブの慰安者であると糾弾。彼女は、入管悪者説にReasonable Doubt(合理的な疑い)を提唱したつもりで自信満々だったが、これが、Unreasonable Doubt(不当な疑い)でしかないと多くの人の指摘と怒りを買ってしまった。


維新仕草としては、とにかく左翼をやっつけたいと、ウザ絡みをし、デマを流し、印象操作をする。その意味で、自民の杉田水脈議員同様、維新の花となるべき梅村議員の維新は守りに守るべきだったのだろうが、異例の速さで霧にかかった。梅村氏本人もさぞや意外だっただろう。梅村発言は、小狡い音喜多政調会長が維新の公式見解として発言をチャックしたと言い切り、その後炎上したらコソコソと逃げ出した。


梅村氏の発言は、Reasonable Doubtどころか、きちんと記録に残っている、調べればデマレベルの思い込みであることがすぐ明らかになるものだった。ハンストによる餓死などを許せばこれは明らかに入管の責任になる。本人の意思に反してでも、無理矢理でも点滴を与えて命を救うのが当然。しかも録画には、点滴をしてくれというシーンや、私、食べたい、でも食べられないと日本語で訴えるウシュマさんが写っている。
支援者から詐病をすれば釈放されると入れ杰があったため、というのも、会話記録には一切残っていない。つまりそのような唆しはなかったということだ。多分ご本人はそこまで調べなかったか、思い至らなかったのだろう


彼女の原動力は、正義面して、当事者をより大きなトラブルに追い込む支援者憎し、以外にはなかったように思える。かつ火曜サスペンスのクライマックスさながらのドラマティック演技が極まると、彼女は、善意の人=支援者=エホバの証人の勧誘者 という図式で話を進め、自分の体験のエホバの証人との関わりとその恨みが、支援者たちの善意への懐疑と憎しみに混同している。


宗教2世の苦しみは、大変なものだろうし、その体験から懐疑的になったち攻撃的になってしまう人がいても責められないが、彼女は国会議員で、しかも国会の時間を使って発言している。自分の思いだけを語るというのは、ふさわしくない。


このあまりにドラマ・クィーンの様子に、維新の男性陣が引いた?衆目を別な意味で集めすぎでこちらにも火の粉が飛びそうだというので、上手く切って逃げ出した、当て逃げうざがらみの維新男性議員たち。またも女性議員を火祭りにあげ、自分は火の粉の外で見物とは、
チンピラ政党らしいやり方だ。


善意や正義感によって人道を守る行動をしている人たちを標的に、左翼とくくって攻撃する
愛国な人たち。在日韓国人・外国人・LGBT・女性・障害を持つ人・病気に苦しむ人・高齢者・そういう人たちを自分たちの下に見て、蔑んだり、侮辱したりしてうさを晴らし、彼らが権利を主張すれば、怖くなって、匿名で寄ってたかって攻撃する。汚い言葉・不当な攻撃を匿名で目一杯行い、汚い言葉を声を代弁する政党政治家を持ち上げる。
政治家もそういう人たちに喜ばれそうなパフォーマンスをする。梅村議員を擁護する動画もたくさんアップしているは、維新をあげて擁護すると、困ったところに飛び火するのかもしれない。エホバの証人=支援者という同一視だ。そしてエホバの証人に目が向けば、そこから結びつくのは、支援者ではなく、統一教会。
左翼を目の敵にしながら、統一教会は守りたい政治家がたくさんいる。


日本維新の会 議員13人が“旧統一教会と接点” 藤田幹事長ら党幹部も関連団体イベントに参加07/31 11:11


日本維新の会が党所属の国会議員62人に対し、旧統一教会との関係を尋ねたところ、議員13人が関係団体のイベントに参加するなどの接点があったことがわかりました。馬場伸幸共同代表や藤田文武幹事長ら、党幹部も含まれていました。


 30日午後に報道陣の取材に応じた藤田幹事長によると、維新は7月、衆参両院の議員に自己申告させる形で、旧統一教会との関わりを調査。


 13人が旧統一教会の「関連団体」のイベントに参加したと回答したといいます。


 ただし、選挙で支援を受けたり、金銭などの寄付を受けたりした議員は1人もいなかったとしています。


 藤田幹事長は、自らも関連団体の会費制のパーティーに複数回出席していたことを認め「私自身、旧統一教会との関わりの認識がなく、それは反省している」「参加しない方が良かった」と説明。


 そのうえで、今後はトラブルを抱える団体とは距離を置くように、党の方針として関わり方を整理していく考えを示しました。(関西ニュース)


せっかくうまく逃げた?のに、寝た子を起こされては叶わない、と言う訳か。
宗教2世の梅村議員をとことん庇って向かう先は、左翼ではなくカルト宗教なのがと以前。
梅村さんもそこを混同しては政治家としての筋が立たないのでは?


<

PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

経済・社会 人気記事 一覧 経済・社会ブログ天紹介所