トルコでの地震、最初の報道では、少なくとも１７人が死亡と報じられていたので一部地域のものかと思っていたら、シリアと合わせて、2300人以上の死亡者が出ていると報道された。また、この国境あたりでM7.5の第二震が起こった。天災は避けられないけれど、真夜中、人々の就寝時に起こったことは、悲劇だ。迅速な生存者の救出が行われている。子供が何人か救出された映像を見た。特に日本の人々は、大きな同情を寄せるだろう。こういう時にかける言葉はないが、救出隊の人、頑張って。地震大国日本として、救出に特化したスキルやそれに必要な機材開発したり、救援物資を備えたりして、国内はもとより海外にも出向く、そういう自衛隊なら、隊員も誇りを持てるし、国民も支援を惜しまない。外交で解決できる、するべきことを危機にしており、軍事大国になりたいためだけに、生活の苦しい国民から、吸い上げる。”国”の犠牲になれという、日本は方向を間違えている。

さて、国際貢献以前に、国際水準に待ったう届かない日本の人権意識。G7を前に、オフレコ差別発言の秘書官を電光石火で更迭したが、今巷では、この秘書官発言は岸田さんの国会発言をホローしたものという見解が流れている。こういう発言がホローになると思うのだから、自民党内は自家中毒かストックホルムシンドロームだ。自民党だけ特別の国家間、封建的社会、が蔓延している。国民が暴言の極右議員を選ばなくても、自民党が大事にして比例で当選させ、彼らが言えない封建主義、家族主義、軍国主義を大声で喚かせる。謝れせもせず、色々言い訳をして、更迭もしない。

今回は、このニュースが海外でも発信され、G7でみっともない立場に立たされるであろう岸田さん。英語圏ではBBCに記事がシェアされている。

EAP

岸田文雄首相は4日、性的少数者（LGBTQ）のカップルを侮辱する差別発言をしたことを理由に、荒井勝喜首相秘書官を更迭した。

岸田首相は1日の衆議院予算委員会で、同性婚をめぐる問題について言及。「制度を改正するとなると、家族観や価値観、社会が変わってしまう課題だ」と述べていた。

荒井氏は3日夜、この答弁を受けた形で、記者団にオフレコで「僕だって（同性婚の人を）見るのも嫌だ。隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」と話した。

また、「同性婚を導入したら国を捨てる人もいると思う」と述べた。
同性婚導入で、日本人やめて、外国に移民するという方々、少なくとも、欧米に行けば、ご自分もマイノリティー。LGBTも堂々人生を楽しんでいるし、不利益や差別と戦っている。日本以上に、お隣がLGBTカップルの可能性は大。一般的に彼らは、きれい好きで、気持ちが細やか、パリピノ人もいるけれど、刺青だらけの大きな銃を持ち歩く人たちに比べれば、うんといいご近所さんだ。彼ら彼女らに、差別的な態度をとれば、非常識な人と、冷たい目で見られる。ましてやアジアンヘイトブームですから、自分たちが大威張りで信じてきた、”日本人”という立場は、何の権威にもパワーにもならない。
お金で永住権を買える国に行って、日本人だぞ！！と大威張りするつもり？まるで第二次大戦下の軍人達みたいに。ガーシーみたいにドバイで、暮らせる財力のある人がどれだけいるのか？　簡単に国を捨てられると思っているところが、ガキっぽいの強がり妄想だ。
どうぞどんどん国を捨ててください。拾う神があるといいですけれど。
これについて岸田首相は4日、「多様性を尊重し包摂的な社会を実現していく内閣の考え方には、まったくそぐわない。言語道断だ」と、荒井氏の発言内容を批判した。

荒井氏も、「誤解を与えるような表現をして大変申し訳なかった」として、発言を撤回。個人の意見であっても言うべきではなかったと述べたほか、首相が同じ考えなわけでないとして、「首相には申し訳ない」と語った。

日本ではなお、伝統的な男女の役割や家族観が根強く、主要7カ国（G7）で唯一、同性婚を認めていない。

しかし最近の世論調査では、日本人の大半が同性婚を支持しているという結果が出ている。

近年では多くの同性カップルが、同性婚が認められていないのは違憲かつ差別的だとして、裁判を起こしている。

岸田政権はここ数カ月の間にさまざまなスキャンダルで多くの閣僚が辞任し、政権の支持率が急落している。そうした中で、荒井氏の更迭は政権にとって、またひとつ新たな打撃となった。

日本は今年、G7議長国。5月には岸田首相の地元・広島で、G7サミットが開かれる。

（英語記事　Japan PM fires aide over derogatory LGBT remarks）
なんか、天皇陛下バンザ〜イ　とか、武士道！！とか、サムライ日本とか、男は黙ってサッポロビール（バブル期の名コピー、友人の義父様がお造りになった。）そういうとこにロマンを感じているのかな？特攻とかして華々しく散りたいとか。妻は３歩下がって夫の後ろを歩け、とかいう時代が美しいとか？
そういえば、あんたが一番、私は二番〜なんてのもあったな。男の＊＊とか、俺の＊＊とかいう食品も流行り？シャレなんだろうけど、どうもね。

いえば、強くなければ生きてゆけない、優しくなければ生きている資格がない。という映画コピーがあったな。これは、日本偉大症、男は優れている妄想の人にも響くんではないかな？　ともかく、人を支配したがる自分を、自覚してほしい。LGBTの人たちがなら他に何をした？国のトップとその側近がこんなに、優しくない、多様性を怖がるような人間たちで、いいわけない。

岸田さんG7議長、どう乗り切るか。国際世論VS統一教会＋日本会議どっちを取るか？
やじろべいが見もの。