密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

バーニーサンダースの勝算

昨日今日と、友人がステイしていた。マイアミに住むお父さんのケアのために5週間、そして帰りがてら、セント・ピータースバーグの我が家に立ち寄ってくれた。写真家と陶芸家のご夫婦で、とてもリベラリ、政治情報も詳しい。大統領選の動向の、面白い情報を話てくれた。 


私は、バーニーサンダスの政策が実現すればいいけれど、現実性がなく、ヒラリーの方が、現実的と思っていたが、どうやらそうでもないらしい。夫が大統領で、自身もパワフルな政治家であるヒラリー、ただ、女性は彼女を肯定的に見ていない。ずっと無所属で活動してきたサンダースは、夫込みの人間関係のヒラリーより、多方面で、強い交渉力が有ると目されているそうだ。


くわえて、初のユダヤ系の大統領に、もちろんユダヤ系コミュニティーの心情的サポート(お金持ち優先政策ではないので、ユダヤマネー云々はないだろうが、それを差し引いても彼らはとても強い絆が有る)、なおかつ、サンダースは副大統領にエレザベス・ウォーレンを選ぶと云う噂が流れている。


そうなると、このチームは最高に強いペアカードとなる。エレザベス・ウォーレンは、リベラルの女性が、いずれ大統領にと望む人物。民主的社会主義者を標榜する、サンダースの後ろを固める人物としては、これ以上ない適任なのだ。


サンダースの様に高齢の大統領候補は、副大統領が大統領を引き継ぐ可能性も考えなくてはいけない。これでつまずいたのがマッケイン。副大統領に共和党内の保守派のご機嫌取りでサラ・ペイリンを選んだ為に、多くの懸命な国民は彼女に核兵器のボタンを預ける事に危惧した。そういった意味では、いずれ女性の大統領は、ヒラリーかウォーレンかといわれる人物を選択すれば、高齢の弱点もカバーできる。


何だかんだいっても、アメリカの動向が日本国民に与える影響は未だに大きい。
若者層だけでなく、熟年層の、サンダースの議会への力を認めている。アメリカのこの動きは、反安倍の追い風、共産党アレルギーの払拭に力を貸すかもしれない。


まだ先は長いが、現実性に乏しいとの評価のサンダースの政策実行力が、現実味を帯びてきているている事はたしかだ。 アメリカは次なる革命をおこせるか?  Wait and See.


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