密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

貴重なハリケーン・カテゴリー4の映像

ハリケーン・イアンの猛威が映像化して流れてきた。これをみるまでは、我々の運の良さが奇跡的だという実感はうすかった。 この映像の、ポート・マイヤーはとても裕福な人々の街で、以前美術展の計画で訪れたときディレクターが、準備に少々時間がかかる、なぜなら前のハリケーンでダメージを修復してるからですと言っていたが、今回はその比ではないだろう。


私たちの街St Petersburgより少し南に位置している海沿いのリゾート地だ。高波などの被害が大きく出たようで、亡くなった人も暫時数が増えそうだ。ディズニー王国のある内陸部のオーランドでは道路が川と化し、救急隊は同日未明から少なくとも200回の救助活動を行っているようだ。
住民によるスマホどり衝撃映像集。

Category 4 Hurricane Ian Hits Southwest Florida - Sept. 28, 2022
イアンが、タンパーSt Petersburgに入ったところでいきなり弱くなって、方向を変えたことが、今回の幸運だった。それでも、裏庭のフェンスはほぼ壊滅状態。もともと古くて壊れかけ、取り替えようとしていたが、戦争の影響で、木材が手に入りにくく、プラスチックは嫌なので、もう少しほっとくか、、、としておいたところ、だったので、綺麗になぎ倒された。ひと月半後には戻るのだが、木材もフェンス屋さんも大忙しで、難しいだろう。また自力で竹フェンスを作るか、、、竹フェンス業者を探すか、、、などと、この状況ポート・マイヤーを見るに能天気と言える心配も、本当に命あっての物種だ。


もうヤケクソで、自宅リビングで泳ぐ男性、FUCK Bidenの大きな旗を嵐の中振り回すとトランプな爺さん、奇声を発して撮影する人など、まあアメリカ人気質かな〜。しょうがないからビールでも飲むかぁとかなるんだよね。


これ以上の惨状は、カテリーナの時のニューオリンズで人々が、屋根の上に逃れ旗を振ったり、物でHelpの文字を示してヘリによる救助や食料・水の投下を待つ姿を、目にして以来だ(もちろん311は別)。ただ、ニューオリンズは、決壊したダム近くに住む貧しい層の人々で、ダムの決壊も人災で、救助も差別的だったり色々問題が根深かった。


ポート・マイヤーエリアはスーパーリッチな人々だ、という違いはある。プール全体を囲むフェンスがぐしゃっとなる、止めてある個人用ポートの船がぐしゃぐしゃになる。鉄のドアを押し破ってなだれ込む濁流、ホテルのロビーが沈んで宿泊客は動けないとか、本当に怖い。
一時弱まったイアンはまた勢力を復活し、今チャールストンの街が大変なことに。あそこは本当に美しい建物が多い、歴史のある(奴隷制度の拠点)美しい街だ。


日本でも静岡で避難生活の人たちが、水が足りていないと聞く。
こういう時はやはり政府の素早い対応しかない。国立ハリケーンセンター(NHC)が主導して情報を与えている。ジョー・バイデン大統領は29日、「フロリダ史上、最悪の犠牲者を出すハリケーンになるかもしれない」と述べ、「人数はまだ不明だが、相当の人命が失われている可能性があるとの初期報告が入っている」と語った。
フロリダ州消防局長も、イアンは同州史上、最大の自然災害になりつつあるとの見方を示した。
被災地では建物の倒壊、洪水、送電線や道路の寸断などの被害が広がっている。サニベル島とキャプティバ島を本土とつなぐ橋は高潮に押し流された。29日現在、260万戸以上が停電に見舞われている。水道は完全に破壊された地域もあれば、水を煮沸して飲むよう勧告が出された地域もあるそうだ。


心配なのはワニ。しばらくは、街中をうろうろしそうだ。ペットとか子供とか、気をつけないといけない。


PVアクセスランキング にほんブログ村
ランキングに参加しています。宜しかったら、両方を
クリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

経済・社会 人気記事 一覧 経済・社会ブログ天紹介所