密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

ぬるい、”Next キャビネット”

立憲民主党が、国葬欠席表明をしてすぐ、元首相の野田氏が出席表明。
「元首相が元首相の葬儀に出ないというのは、私の人生観から外れる。『長い間ご苦労さまでした』と花を手向けてお別れをしたい」
こういう、どうでも良い”個人のお気持ち”を、折角だした党の方針と今後の評価につながる局面で出してくるか? のうのうと”私の人生観”を持ち出してぶち壊す。このぬるい頓珍漢さが、今まで国民の失望を招き、グダグダグズグズ立憲民主党を作ってきた。
党執行役員でないという理由で、欠席の拘束を受けないというが、首相にまでなった人物が平気で等の方針に背くことの影響を深刻に考え自粛すべきだろう。

その上で、野田氏は、国葬を実施するとの岸田文雄首相の判断に「拙速で、独善的に決めてしまった」と述べ、国会の関与がなく政府の説明が不十分と批判。安倍氏への評価は今後、冷静に検証していくべきだと指摘した、というのだから空いた口が塞がらない。


そんな未だに残念な立憲民主党が「次の内閣(ネクストキャビネット、NC)」を設置を発表した。



立憲民主党が、泉健太代表を首相に見立てた「次の内閣(ネクストキャビネット、NC)」を設置した。要となるネクスト官房長官に就いた長妻昭政調会長に、設置の狙いや低迷する党勢の回復にどうつなげるかを尋ねた。(聞き手・我那覇圭)
 ―最も訴えたいことは。
 「『政権を任せても大丈夫だ』と思ってもらえるように、NC(設置)を信頼醸成の第一歩にしたい。今すぐに政権を取れるほど期待が高まっているわけではないと理解しているが、準備をしなければ『万年野党』のままだ」
 ―どんな工夫をしたか。
 「党規約を改正し、NC
を政策の最高意思決定機関に位置付けた。『閣議』も毎週開き、『閣僚』13人には一段と重要な責任と当事者意識を持ってもらう。国会審議でも政府側の閣僚に論戦を挑み、どちらが真の閣僚としてふさわしいか見てほしい」
―NC設置は立民の源流となる旧民進党以来、5年ぶりだ。
 「旧民主党の下野から数えれば10年がたち、緊張感が薄れている側面はあった。『すべての人に居場所と出番のある政治』『まっとうな政治』というわれわれの政治理念を高く掲げて内閣を倒し、国民のために戦う内閣を新たにつくりたい」
 ―立民は15日で結党から2年となったが、政党支持率は低いままだ。
 「まずは国会で何をするかが大事だ。質疑を通じて、まだ明らかになっていない政府の問題点を指摘した上で、解決策を提案していく。初めから行儀よく提案しても政府・与党は聞かない。『立民は好きになれないが、やっていることは良いね』と受け止めてもらえればありがたい。各議員の地元での政治活動にも力を注ぎ、飛躍につなげたい」



昨今の国体ヒヤリングでも毎回毎回官僚に、あなたたちを責めてるわけではないんですよ〜と前置きをして始めるの、イラつく。官僚諸君だって、出世と公務員倫理の狭間で、腹をくくってやっているのだろうし、もしかしたら内心で政治家、特に野党なんかバカにしてるかもしれないし、全員が赤木俊夫さんではないんだ。まあ立民の皆さんがが、世論と解釈した合同ヒヤリングへのバッシングを、本当に素直に受け止め、合同ヒヤリングをやめてしまったし、その他の世論を受け、国体ヒヤリングとして復活しても、官僚の皆さんに”圧迫面接は”もうしません、言葉に十分気をつけますという誓いを言い続ける。
表現の不自由展もガソリン缶持参の脅しに、3日で中止、その後、その弱腰の姿勢を改め、覚悟を決め再開、このように対応してこそ、世論はついてくる。票が欲しいから、揉手でお願い。そんなんで『立民は好きになれないが、やっていることは良いね』なんて思ってもらえない。バイデンは”トランプな人たち”に、自分や政権を、好きになってね、などと無駄ことにエネルギーを割かない。ただ、淡々と国民平等にその命と生活は守る努力をするだけだ。自分のすべきことを媚びずにやる。もちろん説明は尽くすが、ご機嫌とりはしない。


ネクスト内閣?このメンバーを見て、おお、すごい、日本は変わるぞ!!などと思う人はいるのだろうか?


ネクスト首相とか、ごっこ感半端ない。NCとか、ずれてない?


ネクスト首相泉健太VS河野太郎
ネクスト官房長官長妻昭VS石破茂or菅義偉〜中略〜
ネクスト経産相田嶋要VS西村康稔(現役)
ネクスト環境相近藤昭一VS小泉進次郎
とか、誰?知名度弱い、そしてやっ頼りない感ある(まあ長妻さんはいいが)。


ど素人のイメージする、ネクスト野党連合。もちろん連合政権
ネクスト首相 辻元清美
ネクスト官房長官 蓮舫
ネクスト内閣担当相 田村智子 
ネクスト総務相 福島瑞穂
ネクスト法相 枝野幸男or米山隆一
ネクスト外務・安全保障 志位和夫
ネクスト財務金融相 階猛
ネクスト文部科学相 前川喜平
ネクスト厚生労働相 長妻昭 or 小池晃
ネクスト農林水産相 倉林明子
ネクスト経産相 森ゆうこ
ネクスト国交、復興相 山本太郎
ネクスト環境相 福山哲郎 
わ〜キラキラだ。
メディアに名前だ出ている人しか知らないので(かつ共産党ファンなので)、きっともっと専門性の高い優秀な議員もいるだろう。やっぱり立憲民主党内だけで、大臣を決めると、インパクトに欠ける。まあ政治はインパクトで考えてはいけないんだろうけど、自民党よりいいかも!!という、インパクトを出すには、立民内の勢力バランスで決めていくとちっちゃい自民党みたいで、見ている方もつまらない。
経産相ができる女性いないかな〜と考えて、グイグイいける感じの人、森さんがこの分野に強いかはわからないが、ガンガン勉強してグイグイいけそうと思った。田中真紀子さんとか、ぐいぐいいける人。で、机の下でお金のやりとりしない人。
女性6人、過半数に届かず。ネクスト法相あたり適任な女性議員がいるかも。ネクスト厚生労働相も阿部知子さんもいいかも。って、すごく偉くなった気分、フィクサー妄想。 


とはいえ、立民もかつて与党だった時の気持ちCome Back!!「旧民主党の下野から数えれば10年がたち、緊張感が薄れている側面はあった。『すべての人に居場所と出番のある政治』『まっとうな政治』というわれわれの政治理念を高く掲げて内閣を倒し、国民のために戦う内閣を新たにつくりたい」
一緒に戦うぞ!!という盛り上がりに欠けるメンバーだ。枝野さんなら戦闘モード出るんだけど、、。、立民内だけで評価なのか?
質疑を通じて、まだ明らかになっていない政府の問題点を指摘した上で、解決策を提案していく。初めから行儀よく提案しても政府・与党は聞かない。『立民は好きになれないが、やっていることは良いね』と受け止めてもらえればありがたい


解決策の提案、とか寄り添い型野党とか。今国民は国葬は法的根拠がないのでバシッと欠席、という態度を評価している。熟考の上、いろいろ欠席の正当性を挙げ、その上で慎重に欠席、というのは、公平性だの内心の自由だの論理性だの、自民党が鼻から無視し続けていることに、こだわり、ブーメラン回避のつもりなのか。それより連合と国民世論の両天秤、与党の顔色伺いに見える。
やってることが良ければ好きになるさ。なんで自分たちは嫌われるよね、前提を取るのか、そういう、うじうじしているところが、リーダーシップを求めている国民にとって、イラつく原因だ。


枝野さんは責任取って辞めたのに、泉さんは辞めないんだ。どんどん内向きになっている。
蓮舫さんの、芳野会長国葬出席批判、いいと思う。そういうアピールを党のカラーにして、切れ味よく、共産・社民・れいわと歩調を合わせ、国民の方を向いている政党であると宣言すればいい。今は、与党と連合の顔色を見ながら、『すべての人に居場所と出番のある政治』『まっとうな政治』させてね、、といういっても、何にも響かない。


立民、頑張って欲しいのよ。本当は共産党がもっともっと伸びて欲しいけど、戦中の共産主義者に対する排斥と偏見の植え付け、その後の、冷戦時代のアメリカの恐・共産主義プロパガンダ(今でも市民権のテストで、冷戦時代の何と戦っていたか?答え共産主義という設問がある。まだ、恐・共産主義 健在なんだ。)


ベンシャーンのこの絵 何度見てもすごい。大好き。

荒れ狂った、恐・共産主義プロパガンダとその犠牲者に寄せた絵。
なぜ共産主義者は怖いの?と聞かれたも大した答えが返ってこないのに、根強く人々の心に
インプットされている。だから、志位首相はむりだろうと、思うけれど、連立政権で共産党の議員が閣内に入れば随分空気抜けが良くなるだろうと思うし、山本太郎ファンの人は、彼が閣内で暴れるところが見たい(いつか、総理になって欲しいんだろうけど)だろう。
まさに日本をぶっ壊した功績で国葬、騙して、搾取して、そういうものだと大人しく言うことを聞く国民をこのまま維持するための国葬だ。しかし日本国民はそれを良しとしない。
だから国葬反対を叫ぶ声だ、日増しに大きくなっている。おとなしい国民性だから、怒りの暴力の発露はないとしても、他国ならそういうことが起こるレベルの政府の腐敗だ。
もう、エネルギーの枯渇した、かつての与党の、やりくりだけでは、政権交代は起こらないし、本当にめちゃくちゃにされた日本は立て直せない。真剣に、共産・社民・れいわと、選挙協力だけでなく、連立政権構想をかんがえるべきだ。
立憲野党連立政権の、ネクスト・キャビネットなら、きっと国民もワクワクする。

PVアクセスランキング にほんブログ村
ランキングに参加しています。宜しかったら、両方を
クリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

経済・社会 人気記事 一覧 経済・社会ブログ天紹介所