立憲民主党やっと欠席表明+河瀬直美が見たカンヌの風景
立憲民主党、やっと国葬欠席表明をした。とりあえずよかった。もし最後までグズグズ決めかねて、言い訳がましいことを言っていたら、もう終わり、というところだろう。
国民は、自分たちの声を無視し、隠蔽改ざん虚偽答弁、強行採決、反社広告塔、歴史修正、教科書コントロール、辺野古基地 森・加計・桜1.5億 権力であべとも逮捕潰し、国民の税金で、認諾1億、もう色々色々、我慢に我慢を重ね、その果てが諸悪の根源の国葬だ。
こういう時こそ、国民の気持ちを代弁して、国葬欠席を掲げるべきだ。構想強行なら、当然欠席、同日企画される反対デモに出席すると、即座に公言した志位委員長はかっこよかった。業を煮やして欠席表明した辻本・蓮舫も。
政治巧者のおじさんに囲まれ、折衷案ベストの泉健太により、この際辻元清美党首にしたらいい。この際等3役全部女性、なんてすれば、イメージ一新。
岡田さんも安住さんも枝野さんもしっかり縁の下の力持ちに徹して、次期選挙に勝ちに行く。そのくらいしないと、グズグズグダグダ立憲民主党のイマージは刷新できない。
低支持率が続くなら、解散総選挙 もささやかれているのだから、そのくらい変えて、立ち向かってほしい。風は吹いているのだから、このチャンスに、自民党をメッタメタにきりきざんでほしいものだ。
ところで、1964年市川崑監督の記録映画は、その斬新な構図と前衛的アプローチ、そしてオリンピックの中で、すべての人々の顔を拾い上げる、日本国民を勇気付けるもので、内外から芸術と評価された。
2021年強行オリンピックのドキュメンタリーを手がけた河瀬直美監督の上映が不調であるという記事を見た。東スポだけど。
第75回カンヌ国際映画祭に出席した2人の映画監督の明暗が分かれている。東京五輪の公式記録映画「東京2020オリンピック」を撮った河瀬直美監督は大苦戦している一方、是枝裕和監督の「ベイビー・ブローカー」は絶好調。客足は雲泥の差だ。関係者からは「そもそもカンヌでの評判にも差があった」との声も出ている。
河瀬監督が総監督を務めた「東京2020オリンピック」は、アスリートを中心に描いた「SIDE:A」、アスリート以外を中心に描いた「SIDE:B」の2部構成となっている。「SIDE:A」は今月3日に公開されたが、映画館は閑古鳥が鳴いている状況。興行収入も散々な結果となった。
24日に公開された「SIDE:B」は、「SIDE:A」よりも苦戦しているという。
「まあ、最初から苦戦するのは目に見えていた。2部構成で〝『SIDE:A』は見てないけど『SIDE:B』だけ見よう〟と思う人はまずいない。どう考えても『SIDE:A』より客足が落ち込むのは当然でしょう。見に行った人は『客席に3人しかいなかった』と言っていたほど」(映画関係者)
原因は大きく分けて3つある。1つ目は映画の内容そのものだ。同関係者が指摘する。
「『SIDE:B』は、非アスリートを中心に描くとしていた。東京五輪は1年延期になり、コロナ禍で反対運動が激化、さらには開閉会式の演出担当だった野村萬斎さんが辞めたり、テーマには事欠かないはずなのに、実際には森喜朗さんとIOCのバッハ会長の思いが中心に描かれていた。日本では大きなバッシングを浴びた2人の言い分を流した感じがして、あまり共感が得られていないのが実情」
2つ目は劇中歌。まさかの光景が映し出されたという。
「『SIDE:A』では歌手の藤井風さんが主題歌を担当していた。『SIDE:B』も当然、同じ曲だと思われていたが、なんと最後に流れた曲は、河瀬監督自ら歌っていた。自分で作った歌らしいけど…」(前同)
最後は公開前のひと悶着だ。昨年末にNHK―BS1スペシャル「河瀬直美が見た東京五輪」で間違った内容の字幕が流れた問題に加え、今年の4、5月には「文春オンライン」にスタッフへのパワハラ疑惑を立て続けに報じられた。 同関係者は「これらの疑惑にきちんと答えてこなかったことも印象が悪かった。映画の客足に影響したかもしれない」と指摘している。
一方、「SIDE:B」と同じ24日に公開された是枝監督の韓国映画「ベイビー・ブローカー」は絶好調だ。公開後3日間で約1億7000万円の興収を記録した。
「国内興収ランキングでは3位だが、1位は世界的に大ヒットしている『トップガン マーヴェリック』。2位、4位はドラゴンボールとアンパンマンというアニメだから、大健闘でしょう」(宣伝会社関係者)
今年のカンヌ国際映画祭では、河瀬監督の「東京2020オリンピック」と是枝監督の「ベイビー・ブローカー」が、「絶賛された」と報じられているが…。
「『ベイビー・ブローカー』は絶賛されたけど、『東京2020オリンピック』は途中で帰る観客も少なくなかった。『ベイビー・ブローカー』は、『大きな賞を取るのでは?』と期待されたが、キリスト教関連の団体から贈られるエキュメニカル審査員賞にとどまった。これは2018年に『万引き家族』で最高賞のパルム・ドールを受賞してから4年しかたってないことが影響したのでは、と言われている」(前同)
河瀬監督にとっては厳しい現実を突きつけられてしまった。
本来ドキュメンタリーを製作する映画監督にとって、今回の五輪ほどの題材はそうはない切り口満載のチャンスだったはず。ただし政権礼賛し仲良しな姿勢をつらぬかねばならなかったのなら、大こけして当然だろう。
歴史に残る、感染病の災禍に強行された五輪、無理に無理を重ね無観客で開催、お弁当大量廃棄、選手村の不備、不徹底な行動ルール、開催前のスタジアムデザイン問題、エンブレム盗作問題、反対派のデモ、そのデモへの捏造印象操作(NHKおよび河瀬再度関与)
そして現在、続々と問題が発覚している、五輪誘致汚職問題と、スポンサー利権不正問題。
市川監督の芸術に匹敵する存在感のある、腐敗日本を象徴するオリンピック、その虚城が崩れる安倍銃撃、すごい映画が作れただろう。もし河瀬監督が、昭恵さんとのお友達関係に溺れていなければ、だ。歌ぐらいはご愛嬌だ。『あん』は本当にいい映画だったのに。
いっそ、『SIDE:C』を是枝監督でも、いやドキュメンテリーなら、森達也監督でも、想田和弘監督でも、原一男監督でも、とってもらいたい。
お友達でつまらない開会式や記録映画をやってしまう。つくづく文化水準の低い国だ。
劇的な安倍氏銃撃の後、舞台は大転換、壮大なフィナーレに結びつくか?それは、国民の声と、国民の一票。それを受け止める野党の共闘。検察の覚悟と、メディアの矜持だ。
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