密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

相応しくない「世界で最もクールな首相」を、ダンス動画で支持

プライベートなパーティーでの動画が流出し、野党議員から「相応しくない」「薬物使用の疑い」と追及されていた、フィンランドのサンナ・マリン首相(36)
彼女は薬物使用を否定、検査を受け陰性が確認された。


この「相応しくない」という批判に、女性たちから、応援の”ダンシング動画”集まっている。

「#solidaritywithsanna」(#サンナに連帯)--。サンナ・マリン首相の私的な動画が拡散して波紋が広がる中、SNS上では女性たちがマリン首相への支持を表明する動きも広がっている。(ハフポスト日本版編集部)


フィンランドのサンナ・マリン首相が、友人らとパーティーに興じている私的な動画がSNS上に流出し、物議を醸している問題。マリン首相への連帯を示そうと、フィンランドなどの女性たちがダンスやパーティーを楽しむ映像を投稿する動きが広がっている。
論争を呼んだ動画には、マリン首相が音楽に合わせて友人らと歌ったりダンスをしたりする様子が映っていた。8月19日には別の動画が流出し、マリン首相がヘルシンキ市内のクラブで男性歌手と抱き合って踊る様子が捉えられていた。
パーティーの参加者がコカインに言及しているのではという指摘も上がったが、マリン首相は薬物の使用を否定。8月19日には、与野党の一部議員らの求めに応じて薬物検査を受けたことを明らかにしている。検査結果は1週間ほどで出るという。
(現在検査を受け陰性が確認された)


SNS上では、フィンランドやデンマークの女性たちが「#solidaritywithsanna」(#サンナに連帯)とのハッシュタグをつけ、パーティーやダンスをする動画を次々に投稿。屋外デッキやダンスホール、船上などで思い思いに体を揺らし、踊りを楽しむ姿を披露している。


こうした連帯を表明する動きの一方で、マリン首相への批判も収まらない。
フィンランドの北大西洋条約機構(NATO)への正式加入に向けた手続きが進み、ロシアとの緊張が高まる中、マリン首相のパーティーでの行動は無責任だとする声も上がっている。
マリン首相は動画の流出後、記者団に対して「私には家庭もあるし、仕事もあるし、友人と過ごす時間もあります。同年代の人たちとほとんど同じです」「私は今までと全く同じ人間でいるつもりですし、それが受け入れられることを望んでいます」などとコメントしている。


プライベートを友人たちと過ごす、弾けてダンスをするのが、無責任?首相の責任とはなんだ?と思っているのか。ゴルフは良くて、ダンスはダメ?重責を担う人間は24時間職務に向い合え、というのは、おかしな考え方だ。日本でも終始、押し通される考えだが、36歳の女性を首相に掲げる国でさえ、こういう人間たちがいるというのに、驚く。


重責を担う人間であるから、ストレスを発散でき、リラックスをでき、リフレッシュをできる時間を、自分で上手にマネージメントできることは必須だ。
アメリカの大統領も、バケーションを、キャンプデービットで過ごし(それでも、キャンプデービットという、国が用意した広大な”田舎”で過ごす。もちろん各国要人を招いて、森林の中での外交も行われる)、極力職務から解放される(トランプは行かなかった。常にマール・ア・ラーゴを使っていた。これは警備上も膨大な税金が支出された。なぜ、キャンプデービットなのかという根拠が明解になった。)勝手に、いきなりマリブビーチに行ったりは、できない。国の最高責任者は非常事態対応が絶対条件だからだ。この点は大きな制約を受ける。自分でドライブもできない(免許が持てない) ホワイトハウスやキャンプデービットで、仮装をしようが、悪ふざけ動画を撮ろうが、愛犬とプロレスをしようが、それは個人の自由な時間の使い方だ。
犬と遊んでカーペットで滑って骨折、は、アメリカ大統領として、相応しいか?など誰の言わない。大統領っとはいえ、個人の自由だ。サンナ・マリン首相がアメリカ大統領なら、ホワイトハウスでDJを呼んでダンスパーティーを開くことは許されるだろう。


話は逸れたが、36歳の女性の、楽しみ方を、おっさんたちが査定してふさわしいのなんのというのがおかしい。エリザベス女王のようにしていてほしいというのは滑稽な話だ。返ってストレスがたまる。


「私には家庭もあるし、仕事もあるし、友人と過ごす時間もあります。同年代の人たちとほとんど同じです」「私は今までと全く同じ人間でいるつもりですし、それが受け入れられることを望んでいます」


独立し、仕事をし、指導的立場を得た女性たちにとって、まさに金言である。


ウーマンラッシュアワーの村本大輔氏も、23日までにインスタグラムを更新。応援すダンス動画を公開したという。ハッシュタグ「#solidaritywithsanna」とともに、現地のクラブらしき場所で踊った動画を投稿。英語と日本語で「フィンランドの女性の首相が友達の家で楽しそうにダンスをしていました。その動画が拡がって彼女はたくさんの人たちから怒られてます。しかし世界中の人たちが自分のダンスの動画をネットにアップして彼女を応援しています。Me Too」と、SNS上で起きている同首相へのエールに賛同した。


新しい考え、世代を、規制の体制にはめ込んで、印象操作に利用し、飼い殺しにするような、安心感こそ害悪である。LGBTパレードにはじけて参加した稲田朋美氏はどこに行った? ハイヒールで軍艦を歩くのは良しとされたのに。おじさん・おじいさんたちが認めた服装をし、意見、態度が歓迎されるように振る舞う人間が重用される国だ。パパのいうことを聞く自慢の娘的マスコット熱烈歓迎。全体主義、国粋主義、差別主義、伝統的家族絶対肯定、熱烈歓迎。よき娘たちはパパの価値観に合わない他の女性たちを憎み攻撃する。良き妻たちは、夫の価値観に合わない他の女性たちを憎み攻撃する。
本当に、日本は、考えを改める要素がたくさんある。


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