密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

敵基地反撃能力(仮)など後手の極み

恒例の移動でやっとNYについた。長旅の道すがらたくさんの黄色と空色のサインや旗を見た。ウクライナを応援している人は、赤い州でも大勢いる。それにしても、年々節々の痛みの復活が遅くなる。


昨日はNY活動、ハモンド・ミュージーアムで、子供たちに生け花を、という企画の相談に呼ばれた。日本文化をもっと子供たちに親しんでほしい、という熱意のある、たぶん日系のキューレーターさんとお話しした。カジュアルにお花と親しむ、というので、教える”資格”はまだないのだけれど、お引き受けした。この美術館は、見事な日本庭園を持っているので、子供たちと、庭の木を散策して取っていける案が採用された。楽しそうだ。


日付は変わって、今日は、日本に送る作品を梱包しないといけないのだが、なんか〜ダラダラしている。5月の展覧会のための発送、明日がリミットだ、、、、、、。
ダラダラついでに、一部見せてしまおう。

ギャラリーオーナーからの目を閉じていて(目が開いていると怖いから)慈愛を感じる作品をという長年の要望を、ついに、なんとかしたように思う、が、どうだろう。
タイトルはパヴァーヌ〜流れよ我が涙 ちょっとしか書いてないように見えるが、すごく時間がかかった作品なのだ(So What ですが)目が開いているとどう怖いかかというと、

”境界の子”シリーズ 怖いななぁ〜?本人はそうでもないけれど。アメリカ人は強い魔の作品が好きで、評価する。日本では、人同士も強く目を合わせないから、文化の違いなんだろうな。


この後、もっと怖くなったのがこれ、展覧会のテーマはダンスなのだが、死の舞踏に。
日本でも、骸骨になってしまえば、そう怖くないらしい。メキシコエリアなど、骸骨だらけ。レストランにも骸骨、缶ジュースにも骸骨。
Danse Macabre〜貧しい世界にある美しい夜。


それはさておき、
もし他国に攻め込まれたら、どのように国を守るんだ!? この危機意識がウクライナの様子を伝える映像ニュースでMaxに盛り上がっている人々がいる。そして不幸にして、そういう人たちが政治の中枢にいる日本。


ウクライナが侵略されても、NATOもアメリカも、応援の軍団を送ってくれない。経済制裁だ、なんて効果があるのかないのか、遅いぬるい方法しか取れない。国連も無力だ。今こそ日本も自衛を見直し、やられる前にやれ!!攻撃は最大の防御だ。敵基地攻撃能力(仮)待望論、名前の飲酒が悪いから敵基地反撃能力(仮)って、我が国日本の場合、攻撃は最大の防御は無理。某元総理などは、攻撃したらそれでおしまい、相手が恐れ慄いて降伏する、とでも考えているのか。直情型短絡思考の最たるものだ。


今考えなくてはいけないことは、攻め込まれたらどうするか、より、どうしたら攻め込まれるような事態にならないか、なのだと思う。小さな一歩は、歴史修正主義を改め、近隣国がナーバスになるなら、靖国参りをやめるべきだ。そもそも、自民党の仲良し証明、英霊たちに敬意を示すのが日本の政治家!!みたいなもんなんだから、いくら祀られたって、若い未来は帰ってこない。もう敗戦濃厚なのに不必要に、体当たり命令出され、死んでから(死に損なったら針のむしろ、再び出陣、とか狂気の沙汰)、英霊ですと言われても、どうにもならない。


攻め込まれたらどうするか?一般市民に軍事教練?徴兵制復活?わざわざ台湾という火中の栗を拾うとか、そういうバカなことをしないようにすればいいだけだ。交戦権放棄しているんだから。まず、なぜ日本が他国から攻撃されたり攻め込まれたりする可能性があるのか、冷静に考え出してみるといいし、その可能性についてできる対策を万全にとればいい。
敵基地攻撃能力(仮)なんて防衛どころか、戦果を誘い込む機会でしかない。
だいたい、資源もない、この狭い島国をわざわざ侵略してどうする。その見返りは、国際世論の批判、アメリカとの関係悪化しかない。どこかのおっちょこちょいが、勇ましげにちょっかいをかけないかっぎり、わざわざ日本本土を侵略するメリットを持つ他国はないだろう。安心して、どうしたら近隣諸国と摩擦を起こさず、良い貿易や開発をして、理念的に尊敬される国になるかを考えるべきだ。その時憲法9条は、世界の尊敬に足る理念であることを見直してみるべきだ。



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