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シュワちゃん反戦;無意味な戦争のために、あなた方の命や手足、未来が犠牲になっている。

俳優で元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガー氏が反戦
ビデオを公開した。

ハリウッド俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏がロシア国民に反戦を呼びかける動画が、ロシアのソーシャルメディアで話題になっている。


シュワルツェネッガー氏は17日、ロシア語の字幕付きの動画を公開。ウクライナ侵攻についてロシア国民は、事実と異なる情報を政府から与えられていると警告した。


さらに、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に向かって、「この戦争はあなたが始めたものだ。だから、あなたはこの戦争を止められる」と語りかけている。


シュワルツェネッガー氏に対し、ウクライナ侵攻に反対するロシア人の間から、称賛の声が上がっている。


ロシアの野党政治家レフ・シュロスベルグ氏は、シュワルツェネッガー氏の動画は「我々ロシア国民への敬意をもって」撮影されたものだと、メッセージアプリ「テレグラム」に書き込んだ。


「アーノルド・シュワルツェネッガーには、誰に対しても説得力と敬意をもって、対等に話ができる、独特の才能がある。ウィットにあふれ、力強く、正義がある。(彼の話を)聞いてみてください。そして考えて、理解してほしい」


リベラル派ジャーナリストのアントン・オレク氏も、シュワルツェネッガー氏のメッセージには「ロシアフォビア」(ロシア嫌悪)は含まれていないと、テレグラムに書いた。


「我々は今、世界のつまはじき者だ。(中略)アーノルドはロシア人を野蛮な怪物ではなく、道に迷った善人として扱ってくれた。そういう人は、めったにいない」


一方で、ツイッターの親ロシア政権アカウントは、「金で雇われたアメリカの有名人の意見」など、ロシア人にとって重要ではないと冷笑した。


「ロシア政府が国民にうそ」
ウクライナでの戦争について、ロシアはロシア語を話すウクライナ人を守るための「特別軍事作戦」だと一貫して主張している。


しかしシュワルツェネッガー氏は、ウクライナの「非ナチス化」が作戦の目的だと言うロシア政府は、ロシア国民にうそをついていると動画で述べた。


戦争を始めたのはウクライナではなく、「クレムリンの権力者たち」だとも指摘した。


シュワルツェネッガー氏の動画は日本時間19日午後1時半時点で39万4000回リツイートされている。
同氏のアカウントは、ロシア政府のロシア語と英語の公式ツイッターアカウントがフォローしている数少ないアカウントの1つ。


約9分間の動画にはウクライナの街が破壊される様子も含まれる。俳優から政治家へと転身したシュワルツェネッガー氏は、偽情報やプロパガンダを見抜くよう人々に呼びかけている。


「無意味な戦争の犠牲に」
「私は今日、皆さんにお話ししたいことがあります。世界で起きていることが、皆さんの耳に入らないよう隠されているからです。皆さんが知っておくべき、恐ろしいことが」と、シュワルツェネッガー氏は、ロシア人に語りかけた。


「ウクライナはこの戦争を始めていないし、民族主義者やナチスが始めたわけでもない」と、シュワルツェネッガー氏は述べ、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がユダヤ系であることにも触れた。「これはロシア国民の戦争ではない」。


元カリフォルニア州知事のシュワルツェネッガー氏は、オーストリア生まれ。ボディビルの元世界チャンピオンで、主演した1988年の米映画「Red Heat(邦題:レッドブル)は米映画としては初めて、モスクワの赤の広場で撮影が行われた。


シュワルツェネッガー氏は動画の中でロシア国民に対する愛情を語ったほか、少年時代に、1960年ローマ五輪と1964年東京五輪でメダルを獲得した重量挙げのユーリ・ヴラソフ選手(ソ連代表として出場)に影響を受けたと明かした。


また、第2次世界大戦中にロシア・サンクトペテルブルク(当時はレニングラード)を攻撃したナチスの一員だった父親についても語っている。父親は戦闘中に負った傷の痛みと、ナチスの戦争に加わったことへの罪悪感にまみれ、「打ちひしがれて」帰ってきたという。


「ロシアの人々の強さと心は、いつも私にインスピレーションを与えてくれました」とシュワルツェネッガー氏は述べた。「だからウクライナ戦争の真実を語らせてほしい」。


続けて、「これは違法な戦争です。全世界から非難されている無意味な戦争のために、あなた方の命や手足、未来が犠牲になっている」と語った。


(英語記事 Arnie's anti-war film trends on Russian social media)



シュワちゃんはとても人気の高い知事だった。残念ながら米国生まれではないので、第二のレーガンにはなれなかったが、、。ボディービルダーとしてキャリアをスタートさせ、俳優から政界へ。彼のボディービルダー時代のコンクールのドキュメンタリを見ると、ライバルへの心理的圧力を仕掛ける頭の良さが秀逸だった。



「アーノルド・シュワルツェネッガーには、誰に対しても説得力と敬意をもって、対等に話ができる、独特の才能がある。ウィットにあふれ、力強く、正義がある。(彼の話を)聞いてみてください。そして考えて、理解してほしい」

交渉役にうってつけの人物。
最近気になるのが、バイデン大統領の、習金平国家主席に対する態度。理を説いて協力を要請しているのではなく、アメリカの言うことを聞くように圧力をかけている風に見える。
そんな態度では、アメリカが唯一の正義ではないと言う考えかたの習氏の反発を買うのではないかとヒヤヒヤしている。


アメリカ人は自分の知っていること、考えていることに自信を持ちすぎるきらいがある。
他国の文化に対しても自分の価値観で断定してしまう。以前イラク兵捕虜収容所で、コーランを目の前だ焼いて、大暴動が起こってことがある。これこそまさにアメリカの無知のおごりの象徴だった。もちろんホワイトハウスには、大統領に助言するチャイナ・ハンドラーが呼ばれるだろう。それでも、中国側が確定的な発言をしていないのに、制裁をちらつかせる恫喝?は賢い方法ではない。
『中国国営メディアによると、習氏はバイデン氏に対し、米中両国には平和を確保する責任があると発言。紛争激化を望んでいないことを遠回しに示唆した。だがホワイトハウスはその後、中国の介入に対する懸念が和らいだわけではないと説明した。
ホワイトハウスのサキ報道官は「我々はそうした懸念を持っている」と言及。バイデン氏は会談で、ロシアがウクライナの都市や民間人に激しい攻撃を加えるなか、中国がロシアに物質支援を行えばどのような影響と結果になるか詳しく説明したという。』CNNより


本来理念を理解して、共有し、加わってくださいとお願いする立場。万人対等と言う認識のアメリカなのに、正義は我にあり、と言う態度は、よくないない。
誘うけど信用はしていないと言う態度を隠そうともしない。サキ氏は「中国は自分たちがどのような立ち位置を取りたいのか、歴史書で自分たちの行動をどのように見られたいのか、決断を下す必要がある」「それは習主席が決断することだ」としている。これもかなりArrogant


『時に、綿で鉄を包み、時に鉄で綿を包むように人に接せよ』と言う禅語を思い起こす。
バイデンさんには中国に対して”わたでくるむ”交渉をしてほしい。


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