赤木さんは二度殺された。許諾で復活する隠蔽権力への怒り
岸田総理は、絶対に安倍の数々の問題を守る代わりに総理の椅子を手に入れた。
自分の我儘勝手な思い上がりで、その場のノリした発言によって、やらなくても良い隠蔽・改竄をさせられ、良心と葛藤に心を病んで自殺した赤木俊夫さん。その夫の死の真相を明らかにするために、訴訟を起こした赤木雅子さん。
多くの国民は、本来、検察が戦わなくてはならない巨悪に、立ち向かっている雅子さんの勇気に、その強さに、驚嘆と共に、応援する気持ちがあっあだろう。
粘り強く、事実が明らかにされ、本来責任のある人間が、相応の責任を取る、不正は正される、そう願っていた。
ところが『許諾』という聞きなれない言葉が、いきなり勝負の途中の盤面をひっくり返すように、問答無用に終了させてしまった。「わかったわかった、払ってやるから、終わりにしろ」ということだ。そしてそれだけポンと1億以上払われる賠償金の顔氏は税金だ。
アベノマスクの保管費用よろしく、また安倍前総理の尻拭いは、国民の税金で支払われる。
財務省の決裁文書の改ざんを強いられ自殺した近畿財務局の職員の妻が訴えていた裁判は国が請求を受け入れて終結した。岸田総理大臣は、国会で「赤木さんが亡くなった経緯についての詳細を記した書面、さらにはご遺族の皆様方が求められた項目について新たな資料も含む、可能なかぎりの対応をした」と答弁した。自殺した職員の妻・赤木雅子さんは、真相がわからないまま裁判が終結したとして「お金を払えば済む問題ではない」と憤りを見せている。
国会で説明責任を問われた岸田総理大臣は「今後、森友問題について真摯に説明責任を果たしていかなければならないと改めて指示した」と述べた。(ANNニュース)
岸田総理の殿様采配で裁判は終わらせて、その終わらせ方に、多くの人が非常な不快を感じるだろう。森友問題への怒りが再燃する赤木雅子さんを支える人たちも、次の方法を考えるだろう。そして、この問題は、国会に戻ってくる。別な意味でまた火が付く。
キングメーカーでパワーゲームに余念のない安倍晋三が、今度は日本を対中国戦争に引きずり込もうとしている。
安倍晋三・元首相が台湾のシンポジウムにオンラインで参加し、台湾に軍事的圧力をかける中国を牽制したことについて、中国外交部(外務省)は12月1日、垂秀夫・駐中国大使に抗議した。国営メディアが報じた。
これに対し、垂大使は3つのポイントに分けて反論。抗議については東京へ報告するとした。
■日本側は3つの反論
安倍氏は12月1日、台湾の民間シンクタンクが開催したフォーラムに参加。スピーチの冒頭で、「日本と台湾がこれから直面する環境は緊張をはらんだものとなる」と指摘。「中国にどう自制を求めるべきか」というテーマでは、「台湾有事、それは日本有事だ。日米同盟の有事でもある。習近平主席は断じて見誤るべきではない」などと主張した。
そして、台湾に対する武力行使について「軍事的冒険は経済的自殺への道でもある。台湾に軍事的冒険を仕掛けた場合、世界経済に重大な影響を及ぼさずにはいられない。すなわち、中国は深傷を負うことになる」などと話した。
そのほかにも、台湾のTPP加入や、WHO(世界保健機関)のオブザーバー参加などについても支持を表明した。
これに対し中国は、1日の記者会見で「強烈な不満と断固たる反対」などを表明し抗議していた。中国国営放送のCCTVによると、その日の晩には外交部の華春瑩(か・しゅんえい)外務次官補が日本の垂秀夫・駐中国大使と面会し抗議したという。CCTVによると、「日本は台湾についてあれこれ言う資格と権利はない」「台湾独立勢力に誤ったシグナルを発してはならない」などと主張したという。
かつてジャーナリストの後藤さんらがイスラム国に人質として捉えられていた中、渦中の中東に赴き、わざわざテロリストを怒らせる演説、対テロ支援金をぶち上げ、2人の人質は殺された。安倍晋三はあわよくばこれで日本の対テロ強化、軍事強化を求める気運の盛り上がりに利用しようと目論んだのだと思っている。テロの屈しない首相というポーズ。自分の命は危うくないのだから、他人の命に思いがなければいくらでもいいカッコできる。
浅薄冷酷の本性が象徴的に現れた事例だ。
今回も、わざわざ、渦中に首を突っ込み、「台湾有事、それは日本有事だ。日米同盟の有事でもある。習近平主席は断じて見誤るべきではない」などと主張した。勇ましいセリフが大好きで、その先にどういうことが起こるか、実感がなく、見通しも軽い。
アメリカの威を借りて、きゃんきゃん吠えるのが大好きな安倍晋三。しかしアメリカ政府も十分な思慮とバランスを保っている。バイデンさんは国民の生命財産を守ることを考えられる大統領だ。北京オリンピックも、政治的には関わらない、ボイコットであるが、参加選手団には国として十分な支援をすると約束している。
そう直情的に好戦的に拳を振り上げてうまくいく現状ではない。こういう人物はもう表に出てはいけない。またキングメーカーなど持っても他だ。
一刻も早く、救済の交渉をしなくてはならないウルグイ問題でも、やはり国連を中心に国際世論と外交バランスで進めるしか方法がない。調査団を送る。国際法廷で人権侵害を認定し、各国が、難民として引き受ける準備をし、中国政府と交渉する。武力の出る幕はない。
国内で法と倫理と良識、日本語までを捻じ曲げまくって、自分だけぬくぬくとしてしらばっくれ、もう終わった勝手に安心して、また表舞台でカッコをつけ始める。そういうことを許してはいけない。党内影響力最強と言われていても、もう過去の人。森加計桜と河合問題が過去になるより、安倍様のご意向が過去になる方が早い。
自民党内も、下克上が起こってもいい。とことん言いなり岸田総理でも、外相林芳正 官房長官松野博一 の人事が、岸田政権の、脱傀儡に希望をもてるかもしれない。
連合の吉野パワーで、骨抜き立憲祝希望の党乗っ取り成功か?と周りをヒヤヒヤさせている現状。自党のことばかりで、政権監視や、改革のパワーもなく、批判ばかりと言われた批判力も封じられつつある野党第一党より期待できる?
安倍が自民党を汚染した。安倍が日本を汚染した。臭い匂いは元から立たなきゃダメなのだ。やんわりふんわり1億円を被せても、より臭ってくる。まだまだ蓋をしている汚物がたくさん。
今回の許諾賠償資金の出所と支出の正当性、この問題を国会追求することだ。
骨抜き立憲民主党が、もう一度自分たちの存在意義を取り戻してほしい。
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