密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

過去は忘れて未来選択選挙と時代遅れの反共攻撃だのみ

岸田総理は、正気か? 安倍菅政権の不祥事問題過去を封印し、未来選択選挙とは。

衆院解散・総選挙はその時々の政治状況や争点を踏まえた名称が付けられるのが通例だ。今回、岸田文雄首相は「未来選択選挙」と位置付け、立憲民主党の枝野幸男代表は「逃げ恥解散」と命名した。


首相は14日の記者会見で「今、時代は分岐点にある」と指摘。「成長の成果がきちんと還元される安心できる日本」を目指すと表明し、支持を訴えた。
 
公明党の山口那津男代表は街頭演説で、新型コロナウイルス禍で傷ついた社会・経済の再生という意味を込めて「コロナ克服・日本再生選挙」と強調。自民党の安倍晋三元首相も「コロナ脱却・V字回復解散」と名付けた。
 

枝野氏は2016年放送の人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」から引用した。野党が求めた予算委員会での質疑に政府・与党が応じなかったことを当てこすったものだ。
 

立民と候補者調整を進めた共産党の志位和夫委員長は「政権交代解散」と意気込む。日本維新の会の馬場伸幸幹事長は「改革イエスかノーか解散」とし、国民民主党の玉木雄一郎代表は「(自民党の)党利党略に基づく自己都合解散」とやゆした。
 

吉田茂首相の「バカヤロー解散」(1953年)や小泉純一郎首相の「郵政解散」(05年)など、これまでは衆目の一致する名称が定着するケースが多かった。今回は今のところ各党それぞれの立場で意義付けに開きがあるが、与野党双方とも若手らの間では任期満了直前のタイミングである点を捉え、「特に大義のない『任期満了解散』だ」といった声が共通して漏れている。



岸田氏の経済政策は、まるで安倍氏が乗り移ったようだ。今や、世界的にトリクルダウンというのは起きない、ということが共通認識であるにも関わらず、まだ、『成長の成果がきちんと還元される』方法に、企業の経済成長を掲げる。



それでも、嘘つき安倍やポンコツ菅のように、答弁が意味不明ではないだけマシ?でも御祝儀支持率は少ない。



森加計桜+1億5千万問題の再調査をしないと明言しているので、自民党が勝てば全て安倍がらみ問題 政治とカネ問題は、なかったことにしていいと国民が信任することになる選挙だ。


選挙戦のたびに、自民党は毎回経済を前面に出し、外敵の脅威を煽る作戦で買ってきた(民進解体自滅ということもあったが)。北朝鮮ミサイルも、頭隠してうずくまる防御訓練や、Jアラートなど全く意味のないことに国民の関心を向けたりしてきた。
今回は、なんと、反共。いつの時代だ!?よっぽど野党共闘が怖いのか、共産党攻撃=立民を揺さぶるためなのか。


冷戦時代は、アメリカ政府で、共産主義者をまるでテロリストのように宣伝し、赤狩りを行い、不当逮捕拘禁、死刑まで行われた。(その後冤罪と判明)その恥ずべき偏見と国家の暴力は、映画:死刑台のメロディーやベンシャーンの壁画を生み出した。
1920年4月15日にアメリカのマサチューセッツ州で強盗殺人事件が発生した。その後イタリア移民でアナーキストのサッコとヴァンゼッティ2名が逮捕され、その後の裁判で死刑宣告されたが、当初から偏見による冤罪との疑惑があり、アメリカ国内のみならずイタリアをはじめとするヨーロッパなど各地でデモが行われるほどの大きな問題となった。しかし1927年に死刑執行された。後に調査をおこなった行政側は1977年に冤罪であったと認定したが、司法側は冤罪を認めていない。事件は、アメリカ合衆国の歴史上の汚点とも呼ばれている。


第一次世界大戦後の不景気で労働紛争が熾烈化していたアメリカでは、社会不安の原因を過激分子になすりつけ、共産主義に対する憎悪を募らせていた。ボストンでは特にその傾向が強く、裁判では2人の前歴とアナーキストという点が、2人の思想を嫌う裁判長と陪審員に誤った予断を抱かせ、死刑判決が出されたといわれる。

日本からも草野心平など文学者が、彼らの死刑宣告に抗議文を送っていた。

このアメリカの恥ずべき偏見と国家の暴力。その時のスローガンを後生大事にとっておき、ここぞという時?の伝家の宝刀=共産党暴力革命を、引っ張り出し、国民に、共産党は怖い、共産党と組んでいる野党は危険と、どこかのTVコメンテータ弁護士氏のデマに習い、恥外聞もなく、自民党幹部が、野党が勝てば、民主主義が共産主義の国に!!など平気で公言し始めている。一般国民に共産党怖いを再び広めたい、いや野党共闘に対し他に打つ手無いので、今更の反共。


この共産党=悪のステレオタイプは、右翼自民党議員・半グレ維新、そして、リベラル側の
知識人にまで根強く残っている。しかし一般市民はそんな昔の確執などどうでもいい。
”週刊朝日”調べによる、好きな政治家、嫌いな政治家のアンケートで、好きな政治家1位は河野太郎氏、そして2位は、立民枝野氏を大きく引き離しと驚きの結果に。ベスト10内に、小池晃氏、田村智子氏も選ばれている。女性に限れば、1位が志位さん2位がタムトモ。
嫌いな政治家は、ダントツで安倍晋三、それに続いて、麻生・菅・二階とならぶ。



ブロック河野坊ちゃんには3Aと戦ったことの評価、判官贔屓、自民改革の期待
などが集まって、1位。これは人々の現自民党首脳部への不満が込められているのだろう。


志位さんの2位、これはびっくり。まともな目を持っている人も多いんだと、ちょっと安心
記者質問において、政治家は、いつも偉そうに、あるいは素っ気なく対応するが、志位さんはとても柔らかく丁寧で、しかし、いうことはピシッと筋が通っていて、誤魔化さない。
対峙する人を大切に対等に扱っている。ベスト10入りを果たした、小池晃氏、田村智子氏もスタイルは違えど、同様に対峙する人を大切に対等に扱っている。


自民党幹部の発言は、傲慢だったり、人を小馬鹿にしたり、素っ気なく無視し続けたり、恫喝したり、不愉快で腹立たしいものが多い。
立民の枝野・福山両氏も、時々タカビーだ。東京8区騒動で、福山氏は、「わが党は、候補者を取り下げるような党ではない」といった。これはちょっとムカイラっとした。
共産党もれいわも候補を取り下げて当たり前?どの党も、その地域で頑張って活動している候補者を取り下げたくはない、立民だけじゃない、そう抗弁したくなる。本音か?
共産党協力を求めつつ、近寄らないで、、的対応を見聞きするたびに、なんか勘違いしてない?!とムカイラっとする。こういう立民には、時代遅れの反共も立民党内の分裂には効き目があるのかもしれない。


いやいや、ここでまた立民に腹を立てては、また自民党を利することになるので、ぐっとこらえて、小選挙区は野党統一候補、比例は共産党。


とにかく、ネットを使って世論誘導に、しかも税金を使ってやってきた自民党。
過半数割れに追い込無しかない。


PVアクセスランキング にほんブログ村
ランキングに参加しています。宜しかったら、両方を
クリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

経済・社会 人気記事 一覧 経済・社会ブログ天紹介所