密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

アメリカ東海岸豪雨

日本にとっては、対岸の火事ならぬ大雨なんですが、今一番身近な話題です。
我が町Beaconも大雨だったが、被害はなかったのだが、新聞で次々伝えられる豪雨被害のあまりの酷さに慄然とした。特にQueens(マンハッタン島の西南 イーストリバーを挟んで位置する。PS1美術館もありアーチストがたくさん住んでいる。)は、地下のアパートメントで出口から水が押し寄せ部屋に流れ込んでが溺れ死んだ人たちが出た。地下は住居として認められていなかったが、不法に住んでしまうのは、アーチストおよび低所得者たちの伝統だ。しかし今回は、それで大きな被害が出てしまった。


また、インターステーツ81(国道81のようなもの)全体が川のようになり、自動車は身動きが取れず、かつ鉄砲水のようなことが起こって、ドライバーの遺体がが遠く離れた場所で見つかったりと、まるでパラレルワールドの出来事のようだ。米東部ではなんと死者50人にも昇った。



(CNN) ハリケーン崩れの暴風雨が米東部を襲った件で、関連する死者の数は少なくとも50人に達した。ニューヨーク市のデブラシオ市長は3日、今回の豪雨をきっかけに、全米が従来とは「異なる対応を取る」べきだと警鐘を鳴らした。
デブラシオ氏はCNNに対し、「これは新しい世界だ」と強調。暴風雨の激しさや頻度が増しているのは気候変動の影響であり、国全体で「全く異なる対応」が必要になると主張した。
今回の暴風雨は内陸部で多数の鉄砲水を引き起こした。デブラシオ氏は事前避難や道路などの清掃命令など、通常はハリケーンや巨大暴風雪に適用するより積極的な措置を将来的に検討する考えを示している。
その後、デブラシオ氏は特別チームを新設して、道路清掃や事前避難のタイミングや方法について取り決める方針も示した。
今回の暴風雨は1日、バージニア州からニューイングランド地方にかけて洪水を引き起こしたが、特に被害が大きかったのはフィラデルフィア都市圏やニュージャージー州、ニューヨーク南部にかけての地域だった。

テニス全米オープンもびしょ濡れ。

深夜の救助活動

フィラデルフィアは特にすごかったようだ。道が川になり、まるでハリケーンカテリーナ来襲のニューオリンズのようだった。


今回ニューオリンズはさほどでもなかったらしい。というよりハリケーンと共にも生きてきた、と自負する人々は地下室を持たない。フロリダもハリケーンが多いので地下室はない。


我が家も一度地下室に水があふれたことがある、強制排水用のポンプを設置している。
今回の豪雨も寝ている時に地下でポンプの動く音が聞こえた。浸水はしなった。
本当にラッキーだった。フロリダのDさんの家族が心配して電話をくれる。なにせNYは洪水慣れしていない家の作りだ。
ペンシルベニア州フィラデルフィアの西部からニュージャージー州北部にかけて、少なくとも5つの鉄砲水に関する緊急命令を出した。

米メリーランド州アナポリスで発生した竜巻の被害状況を調べる作業員ら/Drew Angerer/Getty Images


アナポリスは一度訪ねたことがある。海軍の基地があり、そのため文化的にも経済的にも質の高いとても美しい街で、誕生日祝いに”ワタリガニ”を食べに行った。あの川沿いのカニ市場は無事だっただろうか。そういえば、ここで、一番最初のブログを書いたんだ。
お寿司と難民 - 密接な関係にある他国から

鍾乳洞とインターネット2 - 密接な関係にある他国から

懐かしい。アナポリスは海軍基地の町だから救出や復興は速やかに行われるだろう。

亡くなった人たちのご冥福をお祈りします。


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